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「見たいものだけが映るインターネット―フィルターバブルが及ぼす影響」

アートライティングコース 北城 由莉亜

芸能人や政治家、時に一般人にも批判の矛先が向く「炎上」、ひとつの決められた美しさを追求する「ルッキズム」、偏差値の高い学校に入ることが正義の「学歴至上主義」。高校時代の私のスマートフォンには不安を煽るような酷い言葉が溢れていました。中には根拠のない情報や、印象操作がなされたものも潜んでいます。ひとつの投稿を見ると、関連する投稿が出てきて、また見てしまう。このループから抜け出せずに起こる「インターネット依存」は現在の社会問題となっています。
インターネットには検索履歴から利用者の興味関心を予測するシステムがあり、今後も生成AIなどの発達により高い精度を持つと考えられます。これには存在意義がある一方で、いつの間にか好きな事物や共感する意見などの「見たいもの」だけの泡に囲まれ、無関心な事物や共感しない意見が見えなくなっていく恐れがあると考えました。本稿では、インターネット上で偏った情報に囲まれる現象「フィルターバブル」の周知と、さまざまな情報源に触れて無関心な事物や共感しない意見を取り入れる面白さを伝えることを目指しました。

北城 由莉亜

アートライティングコース

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