文芸コース 後藤正巳
本作は、人生に疲れて居場所を失いかけていた独身中年男性が、サンタクロースに扮して厳しい環境にある子ども達にクリスマスプレゼントを届けるボランティア活動に参加することを通して、自信を取り戻し、自分の存在意義を再認識する過程を描いている。
彼にとって、ボランティアに関わる人たちは、同じ目標に向かって活動する一方で、それぞれの人生は多面的であり、それでいて自分がその一員でいられる理想の家族のように感じられた。読者には、子どもの頃に家族と過ごしたクリスマスを思い出しながら読んでいただきたい。
京都府
サンタスイッチ
後藤正巳
文芸コース
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