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歴史遺産コース 上野 五郎

 本テーマの対象が私の祖父のため、ファミリーヒストリーのようなものが卒業研究として適切なものか迷い、ご相談したところ「その人の人生と社会、政治との関わりや技術開発の視点からアプローチしてはどうか」とのご意見を頂き取り組みました。資料収集からスタートし多数の断片的な資料が集まったものの相互のつながりが見えなくなっていましたが、加藤先生の「関連する項目ごとに年表を作成し整理してはどうか」とのアドバイスを参考に年表を作成した結果、戦前の日本の社会と同盟通信社が誕生した背景、さらには国産模写電送装置の開発の経緯が時系列的に俯瞰できるようになりました。
 また、作成途中で資料の引用が多くなり「調べレポート」に留まってしまう懸念がありましたが、石神先生に「NHKのプロジェクトXのイメージで構成してはどうか、引用資料は別資料で整理するのも方法である」とのご意見を頂き、全体構成を整理し直すことが出来ました。
 本研究を通じて「ものづくり」にかけた無名の人々の思いを強く感じるとともに、長年調査したいと思っていましたことを多数の方の協力を得て、卒論という形にすることができて、とても嬉しく感じています。


国産模写電送装置の開発と上野伊三郎
-東方電機の成立から消滅、同盟通信社との関係を通して-

神奈川県

上野 五郎

歴史遺産コース

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