イラストレーションコース 三井 菜々子
■タイトル
『Слава』-ウクライナを支援するためのプロダクト制作
■説明
"繊細さと美麗さ"そして"ウクライナの復興支援"の2点をコンセプトとしている。
前者は私の描く作品から線の"繊細"や、そこから生まれる"美麗さ"を鑑賞者に伝える意図がある。
後者は、このプロダクトが実際に販売されると仮定し、その売り上げをウクライナに寄付するというものだ。
そこで私は繊細な線をじっくりと鑑賞してもらったり、インテリアとして部屋の雰囲気を華やかにかに飾ったりするためのアクリルブロックのデザインを作成した。
アクリルブロックを選定したのは、飾ることを目的とした絵の媒体の中で、手に取りやすい価格帯・サイズ・劣化しづらい素材のためである。
以前「渋谷PARCO」にて開催されていた米山舞氏の個展『EYE』に訪れた際に、鏡面やアクリル板などの異素材を絵に重ねた、多重構造が特徴的なシリーズ作品を目にした。またそれらの作品はグッズとしてアクリルブロックとなって、作品の奥行きが再現されていた。
私はこの商品からアクリルブロックによる表現の可能性を感じ、私もこのグッズのようなプロダクトを作成しようと思った。今回は特に多重構造に着目し、アクリルブロックにしかできない表現を見せるため、イラストを"前景"・"中景"・"背景"の3つに分けて考えた。
ターゲットは10~20代の男女とし、高価で扱いの難しい絵画に手を出しづらい若い世代に対して絵を飾るという楽しみを日常に落とし込む。
ひいては私の大切なウクライナ人の友人に、私の想いを届けたい。
イラストは全体的にウクライナの国旗にある青と黄色でまとめた。モチーフとしてヒマワリを描いたのは、ヒマワリがウクライナの国の花として扱われているためである。
頭のリボンや待っている花弁はそれぞれぼかし具合を変えており、層を重ね合わせた時の奥行きとイラストの前後関係がリンクするようにした。
1層目に印刷する画像(前景①)
2層目に印刷する画像(前景②)
3層目に印刷する画像(メインの人物画)
4層目に印刷する画像(背景)
三井 菜々子
イラストレーションコース
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