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イラストレーションコース 千綿 ひかり

■タイトル
星降る宙に

■説明
その月が終わり使い終わったら切り取り折ることでブックカバーになるカレンダーを制作した。ブックカバーにするにいたり、全てのイラスト計12枚は全て本の表紙たり得るよう力を入れて制作した。なぜカレンダー、そしてなぜブックカバーを卒業制作として選んだかというと、次のような動機が挙げられる。まずカレンダーを作ることについて、最初に卒業制作で何がしたいのか考えた時、実用的なものを作ろうと思った。また、なぜデジタルツールにしなかったかというと、紙のカレンダーであれば、アプリを開く手間なく一目で予定や日付を確認することができることができるというのが大きな理由である。そして、なぜブックカバーに転身させようかと思ったかというと、まずは単純に私が読書好きであること、そのままの表紙でも本の内容は変わらないが、たまには気分を変えて表紙を変えることができれば楽しいと思ったからである。イメージチェンジすることで、同じ本も長く楽しめると思った。また、アナログ媒体としてブックカバーを世間に発表することで紙書籍を布教したいという気持ちもある。ターゲットの特に20代〜30代というのは電子書籍の利用が特に多い年代であり、ここを取り込むことができればそれが叶うだろうと考えた。これは昨今の電子書籍の売り上げに対するささやかな抵抗である。
 ターゲットは10代〜30代の女性である。児童文学のような絵のタッチを活かし、普段電子書籍を買う層やカレンダーアプリを使っている層を取り込みたいと考えた。
 作品の構想としては各月の星座、それの元になったギリシア神話と女学生をミックスさせたものになる。絵柄としてはいわゆる萌え絵にもよらず、リアルにも振り切れることなく中間のような絵柄を目指した。これは持ち運ぶのに抵抗がないようにするためである。
 また、表現技法としてはミクストメディアに挑戦した。アナログ画材でムラや滲みなどの偶発的に生まれた模様などを活かし、スキャンしclipstudioで加筆調整することで、単調にならず、飽きのこないイラストを目指した。アナログとデジタルが融合することで、面白い効果が生まれることになった。

実際にブックカバーとして利用した図

4〜9月

10〜3月

千綿 ひかり

イラストレーションコース

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