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和の伝統文化コース 大崎 みゆき【コース奨励賞】

 卒業研究は七五三をテーマに、と入学当初から決めていた。
 娘の七五三をきっかけに着付けを習い、仕事にして以来、着付け現場でも多くを学ぶ一方で、着物の将来への漠然とした大きな不安がうまれた。着物ってこの先もちゃんと残っていくのだろうか?
 そして突然のコロナ禍、誰もが今まで通りの暮らし方を変えざるを得なかった特別な時期でも、七五三は行われ続けた。成人式や卒業式が中止になる中、子供の成長の祝いを大切にする思いを託される仕事に身が引き締まると同時に、衣装や実施の様子の大きな変化に戸惑いを感じた、貴重な体験だった。そしてお客様に言われた一言、「最近の七五三は荒れている」。それはコロナ禍のせいなのか?
 こうして七五三をテーマに、もう二度とないであろう社会的危機のコロナ禍の時期に絞り、好きな着物を焦点に、長年の経験を活かした卒業研究になった。着付け技能士としての体験を、このような形に残せたのはひとえに先生方のご指導の賜物である。感謝は尽きない。こんな人生での得難い体験を、ぜひ皆さんも。



栃木県

七五三が荒れているとはどういうことか
ーコロナ禍と七五三における7歳女子の着装変化の関係ー


大崎 みゆき【コース奨励賞】

和の伝統文化コース

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