(大学院)空間デザイン分野 吉田 千佳子
感性を共有し、住み続けたい想いを紡ぐ
-まちと人をつなぐ江東区砂町銀座商店街の「入り会いと辻占」の創出-
「いくつになっても住み続けたいまち」とはどんなまちだろうか。超高齢化社会となり、我々は高齢期になっても、住み慣れた地域で安心して自分らしい 暮らしを続けていける社会をいかにつくるのかという課題を解かなければならなくなって いる。そのため、高齢者のためのまちづくりに焦点が当てられている施策が多い。しかし、私は、本来まちづくりは多様性によって成り立つものであると考えている。多 様性とは人口構成や世帯構成であり、地域への根付き方や地域に存在すべき居場所の多様 性である。住民がこの多様性をまちから享受し、まちに愛着をもつことこそ「住み続けた いまち」となるのだと思う。今回は 50-60 歳代の熟年層の人口減が進み、一方で高齢化率が高い東京都江東区南砂地 区をモデルケースとして、まちなかに居場所をつくり共有することで、熟年層がこのまち で、いつまでも住み続けたいと思える行動変容を起こす研究である。
吉田 千佳子
(大学院)空間デザイン分野
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