いのちの島、やさしさで守る沖縄
Caring for Okinawa’s Red List Wildlife
イラストレーションコース 中井 基博
本作品は、沖縄に生息する絶滅の危機にある生きものをテーマにした啓発ポスターです。陸・海・空が深くつながり、さまざまな生きものが支え合って生きている沖縄の自然に目を向け、その「いのちのつながり」を絵で伝えることで、人と自然が共に生きることの大切さを感じてもらうことを目指しています。
制作の原点は、沖縄でシュノーケリングをした際、白く変色し、壊れつつある珊瑚を目にしたことでした。美しい海の裏で、生態系が少しずつ失われている現状に強い衝撃を受け、この思いを多くの人に伝えたいと考え、本テーマを選びました。
ポスターは明るい色づかいと親しみやすい構図を心がけ、子どもや観光で訪れた人にも自然と目を向けてもらえるデザインとしています。円形の構図の中には、カンムリワシやヤンバルクイナ、アオウミガメ、ジュゴンなど、沖縄を代表する希少な生きものを配置しました。青空と海がひとつにつながる背景によって、自然全体が循環し、ひとつの命の輪として結ばれている様子を表しています。沖縄の自然の豊かさと美しさを伝えるとともに、未来へ大切に守り続けていこうという思いを込めて制作しました。自然保護の重要性が、この一枚を通して多くの人の心に届くことを願っています。
中井 基博
イラストレーションコース
このコースのその他作品