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自然保護をテーマにしたイラスト

イラストレーションコース 金森 美紗輝

 自然保護をテーマにした3連作のイラストを制作しました。
 私は自然に興味があり、自然をモチーフにした作品を制作することがよくあります。今回の卒業制作では社会へ向けたメッセージのある作品を発信するという課題でしたので、自然保護に着目し、制作することにしました。キャッチコピーは「自然は美しい、大切にしよう」です。見る人に自然は美しいものだ、大切にしようという気持ちにさせ保護活動を促すことをコンセプトとしています。
 日本における自然保護の歴史は1950年の日本自然保護協会設立まで遡ります。当時はダムを作るなど開発することに意欲的な考えを示す人々と、開発から自然を保護するべきであると考える人々で意見が割れていました。
 自然保護における議論で欠かせないのが、地球温暖化です。1980年代後半には温室効果ガスの算定が始まり、1990年には政府による初めての対策が始まりました。
 近年では開発を維持しつつ、自然と共存することが目標とされています。
 自然保護をイラストで表現するにあたって、イラストを複数枚描くことで多岐にわたる保護活動を示せるのではないかと考え、連作としました。自然に興味のない人にも興味をもっていただくために、キャラクターを作品の中に配置しました。
 ターゲットは10代から40代くらいの若い人々です。デジタルイラストやキャラクターに馴染みがあり、かつこれからの自然保護の未来を担う人々にしました。
 三枚とも背景に美しい自然を描写し、その中にキャラクターを配置することで、このイラストを見る人が義務的に保護活動をするのではなく、自発的に自然を保護したい気持ちになることを目指しています。キャラクターに感情移入していただきたいと思って制作しました。
 一枚目は蝶との触れ合いを描きました。蝶は環境指標生物といい、その土地の自然環境の状態を示す生き物です。自然を象徴するのに相応しいと思い、配置しました。二枚目は具体的な保護活動として、植樹を描写しました。三枚目も保護活動として川のゴミ拾いを描写しました。タイトルはそれぞれ「触れ合い」「再生」「浄化」です。三枚とも光の表現を取り入れることで、未来への希望が感じられるように表現しています。

再生

浄化

金森 美紗輝

イラストレーションコース

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