本文へ移動

「遠い記憶」「大切なもの」

書画コース 広兼 香里

【写意花鳥図】
「我思古人~春~」「我思古人~夏~」「我思古人~秋~」
花鳥図はその華やかな造形と、好ましい意味によって人々に愛されています。蔓性の植物と叭々鳥はいずれも吉祥のシンボルです。懐かしい誰かを想い、呼応する鈴の音のように、時を忘れてお喋りしたい。そんな空間を表現しました。

【抽象表現】 
「出会ったころ」「すれ違う心」「それでも、想う」
「大切な人」
サン=テグジュペリ『星の王子さま』より、王子とバラの心情を主題として4場面を制作しました。物語の中でバラは、目に見えない大切なものの象徴といえます。空間の中で響き合うリズムを水墨で表現することを試みました。

「我思古人~春~」
「我思古人~夏~」
「我思古人~秋~」
「出会ったころ」 ある日、王子の星にどこかから飛んできた種が芽吹きました。彼は期待と不安を抱きながらそれを見守り、どうやら美しいバラであることが分かりました。
「すれ違う心」 王子は、美しい花だと思わずにはいられません。しかし、次第にバラとの関係に疲れ果て、彼は旅に出る決心をします。彼はまだバラの涙に気づきません。
「それでも、想う」 王子は地球で五千本の薔薇が咲き乱れる庭を見つけます。この世でたった一輪だと思っていたバラがありふれた花だと知り、彼の価値観は大きく揺らぎます。
「大切な人」 一度は打ちひしがれた王子ですが、キツネやパイロットと出会い、見えないけれど大切なものを学びました。成長した彼の魂は肉体から解き放たれバラの元に帰ります。

広兼 香里

書画コース

このコースのその他作品