本文へ移動

アート×書×ファッション

文字を施し、身に纏う

書画コース 諸島 まどか

日々、美術、舞台、演劇、音楽など「アート」から刺激を受ける。日々、「書」を学ぶ。余白、間、リズムを感じることが好きだ。そして、日々、自分なりの「ファッション」を楽しむ。これらを「書」で結びつけて表現できないかと考え、試みた。

特に影響を受けたダンサー田中泯、ドイツを代表する芸術家アンゼルム・キーファー、2人それぞれの作品から感じ得た世界観を表現したいと考えた。2025年京都にて、1945年生まれの2人の心揺さぶられる作品に出会えたことに感謝し、リスペクトの気持ちを込めて制作した。

「コートに漢字で施す」
田中泯|名和晃平の舞台《彼岸より》で描き出された「霧と泥」、「生と死」、「此岸と彼岸」を、読める漢字を使用し、コート上に表現した。

参考アートブック:
彼岸より
著者:田中泯 | 名和晃平
発行:Sandwich Inc.
初版第一刷発行:2025年7月11日
仕様: B4 変形版 174頁
協力:Madada Inc.

「シャツに和歌を施す」
アンゼルム・キーファー《Are These Drops Falling from the Hat Worn by the Moon 月のきるかさの雫や落つらん》の作品タイトルの元である和歌をシャツ上に表現した。オマージュ作品として、パレットケース、バッグも製作した。

月のきるかさの雫や落つらんよる行袖にかかるしらつゆ(大田垣蓮月)

参考「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展図録:
『アンゼルム・キーファー:ソラリス』
発行 ファーガス・マカフリー
企画・編集 久保典子(ファーガス・マカフリー)
執筆 南條史生、ファーガス・マカフリー、馬渕明子
2025年

「日常着に光を施す」
舞台《彼岸より》、「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展にそれぞれ登場する「光」。自分の「日々」をテーマに、文字「光」を日常身に着けるものにデザインした。

めづらしき光さしそふさかづきはもちながらこそ千代もめぐらめ(紫式部)

「コートに漢字で施す」
左 「霧」・「泥」 中央「生と死」 右「此岸」・「彼岸」
「シャツに和歌を施す」
「日常着に光を施す ~光のなりたち~」
「日常着に光を施す ~光にまつわる歌~」
「日常着に光を施す ~光に出会えた時間~」         
ヒカリ1945
「身に纏う」                        
これからもすばらしいアート・書に出会えますように

諸島 まどか

書画コース

このコースのその他作品