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可愛い刀剣雑誌カタカタ

刀にまつわる雑学を、かわいく推し切る新感覚専門誌!刀の新しい楽しみかた、見つかる。

グラフィックデザインコース 山口 綾穂

コース奨励賞

中綴じフルカラー冊子
全44ページ

私の卒制研究のテーマは「等身大で刀を語る」です。
テーマの背景には私の刀への愛があります。
私と刀の出会いは18歳のときですが、転機が訪れたのはこの大学に入学してからです。
同級生の友達に「刀が好き」と話したことから、刀好きの仲間が見つかり、非公式ですがサークルも作ってしまいました。
刀との出会いで人生に彩りができました。

ところで、みなさん刀の実物を見たことがありますか?
刀が生み出されてから1000年以上経ち、歴史の中で数多くの「名刀」と呼ばれる芸術が生まれました。
しかし、刀は一見どれも同じに見えて、個々の違いや魅力がわからない、
武器ですし人を殺す怖い一面もあり興味のない人も多いかもしれません。
しかし、刀の面白さは目を凝らしてやっと分かるところに、
びっしりと凝縮されているんです!!!
今の自分だからこそ等身大で学んだ刀の面白さを語ることで、「刀って面白い!」と興味を持つ人が増えるのでは?
卒制ではデザインの学びを活かして、新しい切り口で刀を紹介する制作に取り組み、
たくさんの人が「自分らしく」刀を愛でる世界を作りたい……
それで生まれたのが……


かっこいい刀を可愛く見せる、『超専門雑誌カタカタ』です!
目指すのはかっこいい刀のイメージと自分らしさの融合、つまり
真逆をぶつけて面白い化学反応を生み出そうという狙いです。
さてどんな雑誌を目指そう?
まずは、世間が刀に抱く「難しさ」についてインタビューするところから始めました。
刀について知らない人、刀を好きな人両方に聞いたところ、たくさん意見が出たのですが
まとめてみると3つの課題が見つかりました。
それが
1. 刀の鑑賞方法や展示解説がわからない。
2. 刀ってどうやって作るのか想像できない。
3.そもそも身近にないから好きになる敷居が高い。好きになっても「好き」と公言しづらいというハードル。
この3つを、雑誌のコンテンツで解決したい!
実際に足を使ってネタを集め、3つの課題を可愛いアイデアと表現で記事にしました。

この雑誌をきっかけに、刀好きを増やしていくことで
日本の伝統芸術文化を未来へ繋ぐ小さい歯車の一つにこの雑誌がなれたらいいなと思います。

表紙

雑誌の中身はこんな感じ!フルカラーで写真・イラスト・記事で可愛く構成しています。

刀の鑑賞方法と展示解説がわからないという課題には 、 刀が絵のように見えるというストーリー立てで 、めくると答えがわかるクイズ形式にして刀の見方を楽しみながら学ぶ特集を制作しました。

刀ってどうやって作るか想像できないという課題には、刀を実際に作ってみた興奮や感想をわかりやすく面白く、可愛く伝える特集を制作しました。コラージュ感、カラフルな色味で鍛刀の楽しさを表現しました。

刀を好きになる敷居が高い、好きと公表しづらいという課題には刀のプロフェッショナルへのインタビューやサークルメンバーとの対談で刀を好きになる方法をたくさん見つけてもらう特集を作りました。

山口 綾穂

グラフィックデザインコース

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