ととのう一杯。#八女茶のある生活
お茶と共に生きる - 八女茶の未来と私たちの暮らし
空間演出デザインコース 高 富士恵
素材:陶器、八女手漉き和紙、布、竹
作品タイトル:ととのう一杯。#八女茶のある生活
コンセプト:八女茶と整えるデジタル時代の心の余白
現代の若年層に蔓延するスマホの「つるつる・ひんやり」とした画面に縛られる日常による「デジタル疲れ」や「心の欠乏」。
そして絶え間ない情報の中で、自分と向き合う「余白」が失われている現状。
八女茶の歴史や文化から抽出した「安らぎの本質」を野点(のだて)というアクティビティとして再構築。風を感じながら急須に触れ、香りを楽しみ、お茶を待つ。
この五巻を使う体験を通じて、自分と向き合う「内省的な時間」を作り出します。
デジタルな日常をオフにするために、器の『手触り』に着目しました。スマホ画面にはない、陶器特有のざらつきや重みを感じる身体的な感覚が、強制的にデジタルの世界から引き戻し、自分を取り戻すスイッチになります。
この『手触りのある暮らし』を、現代の豊かな生活の核としてご提案いたします。
外の空気に触れながらいただくお茶。デジタルな世界から離れ、自分とは無関係に存在する大きな時間軸に身を置くことで、凝り固まった悩みが相対化され、心が軽くなり「余白」が生まれます。
持ち運べる八女茶かごセット。形や色をその日の気分に応じて茶具を選ぶ楽しみもある陶器の茶具一式。 茶殻染めした布や茶殻の香り玉をセットにして八女の伝統が息づく『竹かご』に収めました。
スマホを置き、かごを持って、野に出かける。 「ととのう一杯。#八女茶のある生活」を始めてみませんか。
高 富士恵
空間演出デザインコース
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