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とどく ゆわう あゆみはじめる

your time, your path

空間演出デザインコース 安田 結実

作品:冊子、届けるBOX、キット6種、カタログ、研究ノート、体験報告書

とどく、ゆわう、あゆみはじめる
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“大切な存在”ときいて、誰を なにを思い浮かべますか?
あたりまえではない今を、大切に過ごせていますか?
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『グリーフ(grief)』とは、
大切な存在を失ったときに抱くさまざまな感情のことで、
日本語でよく『悲嘆(ひたん)』と訳されています。
かなしみだけでなく、いかり・とまどい・無気力など
他にもさまざまな感情が複雑に絡み合っている状態で、
人の数だけグリーフのあらわれ方は存在します。
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大切な存在が永遠ではないことは分かっているはずなのに、
突然失うことによる喪失感は
避けることはできないのかもしれません。
その感情や想いをかかえて生きていくときに、
足が重く歩みを進められない時期を
どのように過ごしたらいいのか。
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グリーフ(grief)と呼ばれる喪失感情と向き合う手段は
日常の中にもあるけれど、
なかなかたどり着けないことで生きづらさを長く感じる人と、
その近くにいて関わりに悩みや不安を感じている人、
喪失を避けては生きていけないすべての人に知ってほしい

グリーフ(grief)は、抱えながらでも、
また自分の人生を歩き出せるということ

―your time, your path―

発想の原点は姉を亡くした実体験。 直接会うことが難しい当事者にも寄り添うことができるように、『届ける』というグリーフケアを提案する。グリーフを知ってもらうための知識や情報を『届ける』という意味も含む。

たくさんの人にグリーフを知ってもらうことで、今グリーフを抱えている人もそうでない人もお互いの思いに触れ、両者にとって生きやすい社会につながると考えている。

コンセプトは、グリーフが癒されていくことを『靴ひもを結びなおす』と表現。ロゴには、「あなたのペースで歩いていく」「あなたの大切な時間」という意味を込めた。

冊子3種。グリーフを知る導入編「グリーフって知ってる?」:知/知ることで不安を少しでも解消することを目的とした「大切な人をなくしたあなたへ」:縁・「近くにかなしみを抱えた人がいるあなたへ」:想

届けるのは、感情の表出やこころの解放につながるキット6種類。6種または3種を、「なにかやってみようかなBook」(カタログ)と一緒にBOXにいれてお届けする。

キットにはそれぞれ必要な道具とプチ情報を添えた説明書を同封し、布張りのコンパクトな箱に収納する。

作品として完成させることが目的ではなく、“その時の思うまま”を表現することがポイント。途中で中断しても大丈夫。

この製作が、誰かのこころをゆるめて歩き出すきっかけにつながったら幸いです。

安田 結実

空間演出デザインコース

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