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芸術学コース 吉武 泉

「日本の美術が西欧に与えた影響」というテーマを最初に掲げたのは一昨年8月、論文研究Ⅰのスクーリングでした。論文を書くのはもちろん初めて、バタバタと課題をこなす日々の中で「これまで美術と接してきた中で、自分が最も気になっていること」という漠然とした理由で選んだものでした。当初は柱となる具体的な研究対象も曖昧でしたが、論文研究のスクーリングや卒業研究の面接でご指導を受けるうちに、少しずつ道筋が見えてきました。先生方のアドバイスやヒントを手がかりに次々と扉が開き、その先を探求することでまた扉が開く・・・。論文執筆過程は、その繰り返しでした。もともと伊万里焼や蒔絵に関心が高かったわけではないのですが、研究を進める過程でその魅力をどんどん深く知ることとなりました。最後は、伊万里焼や蒔絵が17世紀の西欧をいかに魅了し大きな影響を与えたかということについて確信を持って論文をまとめることができました。論文を読んでいただく方に少しでも主旨が伝われば、約1年3カ月の悪戦苦闘も報われるかなと思っています。


東京都

日本の美術が西欧に与えた価値
-17世紀から18世紀にかけての伊万里焼と蒔絵受容を中心に-

吉武 泉

芸術学コース

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