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芸術学コース 小林 督

 ポスト印象派の画家としてゴッホと並ぶ存在でありながら、日本では人気のないゴーギャンの自画像を卒論対象としました。とにかく、最後まで研究テーマが絞り込めず、迷走しました。自画像の歴史、ゴーギャンの自己プロデュースについて、新古典主義・ロマン主義・写実主義・印象主義・新印象主義・ポスト印象主義・象徴主義といった美術史的な流れについて、アカデミズムとモダニズムについて、オリエンタリズムやジャポニズムについて、在り方の変容を強いられた近代の画家たちについて、画商の登場など、関心が次々に移ってしまい、レポートを出す都度に書く内容が大幅に変わってしまうので、深掘りすることが困難でした。結果、途中で力尽きた感じで終わってしまいましたが、ゴーギャンは勿論のこと、19世紀初頭に始まるフランス絵画の100年は、様々な面で尽きぬ泉の様に興味深い対象であるので、今後もこういった研究に関心を持ち続けていきたいと思っております。


東京都

ゴーギャンの自画像における投影対象の変容 -《自画像 レ・ミゼラブル》を中心に-

小林 督

芸術学コース

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