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文芸コース 福田純

 声優を目指す高校三年生の女の子二人の姿を描いています。このテーマを選んだのは、当時高校生で、声優の専門学科に通っていた娘や娘の友達の進路に悩む姿、選択を頼もしく感じたからでした。
 書いたものを娘に読んでもらう度に「これすっごいつまんないんだけど」、「なんでこんなに暗いの? 高校生の楽しいところが全然ないじゃん」と遠慮のないダメ出しに、何度も書いては捨てて、を繰り返しました。
 最初に表現したかったのは今の高校生の心の叫びみたいなものでしたが、書き進めるうちに部活に明け暮れた自分の高校生活とそんなに変わらないのかもしれないと感じ、だとしたら振り返った時に、懐かしいと笑うことができるようなものになったらいいなと思いました。
 タイトルの「ステージ バイ ステージ」は「一歩一歩」という意味と、卒業公演の「舞台」と、どんなに焦っても悩んでも、ダメなときがあっても、少しずつ進んでいけたらいいねという主人公たちへのエールを込めて、最終提出で変更しました。
 ちなみに娘の最後の感想は「いいじゃん」でした。


埼玉県

ステージ バイ ステージ

福田純

文芸コース

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