グラフィックデザインコース 山根喜代浩
KAMISHIBAI+
―日本での生活が楽しくなる紙芝居―
・紙芝居 4作品/B4サイズ
1話 DEBO せんたくをする(Wash) 10ページ
2話 DEBO おかねをひきだす(Cash) 10ページ
3話 DEBO ゴミをだす(Trash) 10ページ
4話 DEBO と たなばた(Wish) 8ページ
・パッケージと紙芝居台
携帯できるカラフル段ボールを使用。内箱に三角形の脚を挿すことで紙芝居になる。
・ウェブサイトと演じ方サンプル動画
文化・ルールが異なり、言葉や文字が理解できないことで日本での暮らしに困っている留学生をはじめとした海外から来た人たちに、日本独自の文化である「紙芝居」がより良いコミュニケーションツールになるのではないかと考えました。
図版や絵の魅力で情報を伝達するピクトグラムやデジタルデザインが主流の中、絵と分かりやすい言葉で構成され、演者の話術で理解度を押し図りながら進められる参加型紙芝居は、複数名で見る時に起きる共感と相まって記憶に留まると感じたからです。留学生から聞き取りを行い、特に困っている「身だしなみと洗濯」「お金に関すること」「ゴミの出し方」の3点をテーマとした3作品と「七夕」行事の楽しみ方を伝える1作品の全4話を制作しました。しかし各所で演じてもらうには、演者が少なく、誰にでも簡単に演じることは難しいという問題もありました。
そこで、誰にでも演者になってもらえるように、裏面のストーリーに喜怒哀楽を表す顔文字や演じ方の助言を分かりやすく載せました。さらに紙芝居のテーマや趣旨、演じ方のサンプル動画が閲覧できるウェブサイトを制作し、紙芝居に載せたQRコードからアクセスできるようにしました。スマートフォンにも対応しています。最後にどこでも演じることができる利点をさらに活かすため、軽量で持ち運びができるパッケージ兼紙芝居台をカラフルな段ボールで製作し、若い方が携帯しても違和感のないデザインとしました。
日本独自のツールが時代と共にブラッシュアップされ、グローバルな視点で甦ることによって多くの方に分かりやすく情報を伝えることの魅力を感じていただき、一人でも多くの海外から来た方の役に立てば幸いです。
https://one-only.jp
DEBO せんたくをする
DEBO ゴミをだす
DEBO と たなばた
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