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芸術学コース 園 恵麻

 イギリスのラファエル前派の画家J.W.ウォーターハウスとジョン・エヴァレット・ミレイの《オフィーリア》を比較し、研究結果を執筆しました。そして、描かれた草花やモチーフを利用して、ウォーターハウスが3作の《オフィーリア》で、キリスト教における死と復活を表現したという結果を導き出しました。
 私にとってウォーターハウスは、高校時代に油彩で丹念に模写をした思い入れのある画家です。当時の私はまさか、15年後に画家について研究することになるとは考えもしなかったでしょう。彼の絵画は美しく愛らしい女性を描いたものばかりであると考えていましたが、絵画を研究する中で私の考えは覆されました。研究者により、彼の描く女性の多くはファム・ファタル、もしくは受難者であり、女性の単に美しいだけではない部分をまざまざと見せつけられました。本研究で、表面的には美しい絵画を当時の時代背景やモチーフの象徴性などを照らし合わせることで絵画の持つ奥深さを解き明かすことができたのであれば本望です。


大阪府

ウォーターハウスとミレイの《オフィーリア》の比較―オフィーリアの復活―

園 恵麻

芸術学コース

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