描表装試論
芸術学コース 松﨑麻理
本研究では、描表装について取り上げました。描表装とは、掛軸において本来布地(裂)を用いる部分も絵で表現したものを指します。スクーリング科目である日本美術論で初めてその存在を知り、気が付いたら卒業論文のテーマになっていました。
当初、興味を持ったきっかけである江戸琳派の描表装作品について論じたいと考えていましたが、最終的には流派問わず225例の素敵な作品と出会いました。ところが、作品は見つかれど描表装そのものについての研究論文が見つからない。体系的な研究は見当たらず、描表装の何について論じれば良いのか「問い」の模索が続きました。
本論では力及ばず多くの課題が残りましたが、次に描表装を研究する方のための土台は用意できたと思います。
大変でしたが、何とか完走できてほっとしています。
最後に、導き、励まし、支えてくださった濱村先生、石上先生、学友の皆さんに心から感謝申し上げます。
松﨑麻理
芸術学コース
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