芸術学コース 勝股 操
2017年に訪れたスペインのバルセロナカタルーニャ美術館やカタルーニャ・ボイ渓谷のロマネスク美術をみて、12世紀のピレネーのロマネスク美術の数々にすっかり魅了され、以来毎年カタルーニャを旅することになりました。カタルーニャのロマネスクがなぜ心惹かれてしまうのか?そこで「論文を書くことで少しでもカタルーニャ・ロマネスク美術への理解を深めたい」と思い至り、京都芸術大学芸術学科に編入することを決意しました。
日本語の先行研究があまりなく、海外の論文や出版物(主にカタルーニャ語!)を元に、AIの翻訳機能に頼っていたので、読むのにとても時間がかかってしまいましたが、書かれていることがわかった時の感動は格別で、論文を書くのは至福の時間でした。拙い論文ですが、調べ、見て、考えて、まとめることで、「漠然とした鑑賞者」から一歩踏み出すことができました。同時に膨大な「知の海」に足を浸した程度に過ぎないこともわかりました。許されるなら今後も学んでいきたいと思っています。
このような学生を暖かく叱咤激励してくださった加藤先生、米倉先生、武井先生ありがとうございました。
神奈川県
12世紀前半 スペイン タウイのサン・クリメン聖堂の壁画研究
−「サン・クリメン・タウイのマイスター」を中心に−
勝股 操
芸術学コース
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