「踊りたくなる!」ハンガリーのジプシー音楽と超絶技巧の演奏!!

7月 05日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

さて、7月に入りましたね。今日も雨模様…
梅雨明けはいつなのか!?夏はやってくるのか!?
と、日々空に疑いの目を向ける今日この頃。ツチヤだけでしょうか??
そんな雨雲を吹き飛ばすかのごとく、現在春秋座では木ノ下歌舞伎が若い感性の新しい舞台を準備中。今週末ご来場予定の方、お楽しみに。
あ、ひとつご注意を。木ノ下歌舞伎「義経千本桜」は、古典作品ではありません。
現代演出家の新しい演出の現代演劇です。きっと新しい視点で“歌舞伎”を観ていただけることでしょう!
観ていただいてそう感じたら、ぜひ9月6日(木)の「松竹大歌舞伎」もご予約くださいませ。

さてさて、本題からそれているように思いますが…
いまやその歌舞伎の世界は襲名ブーム真っ只中。
7月1日(日)シンポジウム「日本文化としての家元」では、諏訪先生も語られていましたように名前を受け継ぐということは、日本では、先祖の“霊威”、家の神をも受け継いでゆくということでした。
「日本では」?
そう、お待たせしました。ここでやっと本題に入ります。

10月13、14日と開催する【春秋座オータムコンサート】!
その2日目・10月14日(日)14時開演、
情熱と哀愁のジプシー音楽「ラースロ・ベルキとジプシー楽団」
私の世代で言うとその体制は「安室奈美恵 with SUPER MONKEY’S」といったところでしょうか…
安室奈美恵もとい、ラースロ・ベルキ氏のその名は、先代である父親からヴァイオリン演奏の技術とともに受け継いだ名前なのだそうです。襲名の文化は日本だけではないのですね!
名門と呼ばれるベルキ家に生まれ、その演奏は随一と呼ばれた先代“ラースロ・ベルキ”。そんな父に幼い頃から正統ジプシー音楽伝承者としてヴァイオリンを習い、いまやそのテクニックは先代を超えるとも言われています!
そして、SUPER MONKEY’Sもとい、ツィンバロム・ターロガトー・コントラバス・ヴィオラを演奏するジプシー楽団は、ハンガリーの国中から優れた奏者を集めた無敵楽団なのです!
名と共に「ハンガリーのジプシー音楽を世界に!」という先代の意志をも継ぎ、楽団のリーダーとなった当代ラースロ・ベルキは、ハングリーに国内外で活動を続けます。会場の雰囲気やお客様の様子で演奏の変わる彼らのジプシー音楽は、さて日本のこの春秋座でどのように響くのでしょうか。
お楽しみに!!

ツチヤ