組踊の原点
カテゴリー : 過去の公演
はい、コンニチハ!ツチヤです。
【琉球舞踊と組踊 春秋座公演】チケット発売が始まりました。
良いお席はお早めに!!琉球王朝時代のおもてなしを良いお席で体験していただきたいと思います。
さて、本日紹介するのは公演にさきがけて5月28日(水)に開催します、
予約フォーム⇒http://k-pac.org/performance/20140615.php
前回のブログで、少しご紹介しました組踊『執心鐘入』。
今回その『執心鐘入』と能や歌舞伎にみる「道成寺」との関係をめぐるレクチャーを開催します!!
能の『道成寺』について当センター所長であり能楽研究家の天野文雄が、歌舞伎の「道成寺もの」について日本史能史でおなじみの田口章子が、それぞれレクチャーいたします。さらに、幼い頃から琉球舞踊を学び、マルチな才能で琉球舞踊や組踊、沖縄芝居などに出演されているほか、新作組踊や歌舞劇などの脚本家・演出家として幅広く活躍する国立劇場おきなわ芸術監督の嘉数道彦さんをお招きし、組踊『執心鐘入』についてお話しいただきます。
冊封使をもてなすための踊奉行(おどりぶぎょう)として組踊を創作した玉城朝薫は一体何に出会い、何に影響を受け、『執心鐘入』を書いたのか…
能や歌舞伎と見比べながら、背景や見どころを探ります。
さあ、公演前に沢山物知りになって、公演を十二分に楽しみましょう!
私が学生の時分、歌舞伎の特別授業で三代目猿之助、現・猿翁さんがこうおっしゃっていました。知っている事が多い方が、より面白い。だから観る側も少し学ぶともっと楽しめる!と。
皆様もいかがですか??
※お申込は、劇場チケットセンター(平日10-17時)の窓口・お電話もしくは、予約フォーム[http://k-pac.org/performance/20140615.php]からお願いいたします。
次回こそ、琉球舞踊の見どころをお伝えしま~す。
ツチヤ
豪華キャストでお届け!ブロードウェイ・ミュージカルの傑作『王様と私』を春秋座で上演!
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皆様こんにちは。上田でございます。
4月も半ばに入りましたが、京都の桜はまだまだ見ごろです。
花粉症持ちの上田にはつらい季節でもありますが、天候も暖かくなって心もほころんでおります。
さて、今から3ヵ月後の夏真っ盛り
7月19日(土)に、ミュージカル『王様と私』を春秋座で上演します。
『王様と私』は作曲家 リチャード・ロジャースと作詞家 オスカー・ハマースタイン2世(注1)が手掛けた傑作ミュージカルです。1951年にブロードウェイで初演され大ヒットし、映画版も有名です。
日本でも791回の上演回数を誇るこの名作を、一般社団法人映画演劇文化協会による公益事業として、2012年から3年計画で日本全国を巡回上演しています。
全国ツアーの集大成の今年、春秋座で上演が実現しました!
シャム王役には1988年から1990年にかけて211回シャム王を演じた松平健さんが、円熟した演技で王様を見事に演じ、客席を圧倒します。
松平さんと言えば某将軍のイメージがありましたが、松平さんの貫禄と凛々しいお顔立ちは王様にピッタリ!
王子・王女のイギリス人家庭教師・アンナ役に元宝塚歌劇団・トップスター、紫吹淳さんが演じ、隣国から貢ぎ物として王様に献上された王女・タプチム役に、歌のお姉さんでおなじみのはいだしょうこさんが花を添えます。
名曲「シャル・ウィ・ダンス」と共にシャム王とアンナが手を組み踊りだすシーンは、この作品の見どころのひとつです。
また、1980年より『王様と私』に出演し、作品を熟知した真島茂樹さんがオリジナル振付を踏まえ振付を担当。劇中劇「アンクル・トムの小屋」で登場するサイモン王役で出演いたします。こちらも是非注目してください!
春秋座は2012年宝田明さん主演『ファンタスティックス』以来のミュージカル上演!
この舞台は 一般社団法人 映画演劇文化協会による文化事業として、驚きの低料金3500円でご覧いただけます!
ミュージカルを初めて見る方にもお勧めです!
お客様からこの公演のお問合せを沢山いただいています。
12時、17時の2回公演ですが、早々に完売になる回もあるかもしれません。
チケットのお求めはお早ご家族、友達、もちろんおひとりでも楽しんでいただけること間違いなし!
皆様のお越しを心よりお待ちしております!
チケット発売は、友の会先行4月15日(火)10時から、
一般4月16日(水)10時からです。
上田
(注1)リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世
『オクラホマ!』、『回転木馬』、『南太平洋』、『サウンド・オブ・ミュージック』などの作品を発表し、ブロードウェイ・ミュージカルの大御所コンビと言われている。
琉球からの風
カテゴリー : 過去の公演
舞う桜も、もう葉桜となってまいりました、今日このごろ…
あの感動から早2年。
沖縄からあの伝統芸能がやって参ります。
そう…
“組踊(くみおどり)”!!
なんと、今回は、
じゃんっ!
6/15(日)
琉球舞踊と組踊 春秋座公演
“琉球舞踊”5演目も合わせて!
さらに、“組踊”の演目はなんと!
あの!
『執心鐘入(しゅうしんかねいり)』
ん…??というアナタ、
『道成寺』はご存知でしょうか?
『執心鐘入』は、能の『道成寺』を影響に受けて創作され1719年に上演された、
組踊の初めての作品なのです。
(※1719年、尚敬王冊封之儀の折、重陽の宴で『二童敵討』とともに歴史上はじめて上演された。)
はい、そもそも『組踊』って何??という方は、コチラをご覧下さいませ。
⇒http://www.k-pac.org/performance/20140615.html
そして、『執心鐘入』の醍醐味はなんと言ってもアクロバティック!
あの鐘にいるのは、そう鬼女でございます。
あれ、あの後どうなるの?!どうしてそうなったの?!
気になりますよね…6月15日、ぜひ春秋座にお越し下さい。
ご存知のように、中国から来る冊封使をもてなすために、うまれた組踊。
これには当時の冊封使も驚いたことでしょう!
さてさて、その他にも『執心鐘入』には見どころ、聞きどころが沢山ごさいます!!
もっと知りたいなという方、以下にアクセスしてみてください。
演目や舞台の約束事なども分かり易く、さらに組踊の歴史なども解説されています。
文化デジタルラブラリー<組踊>
⇒http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc19/sakuhin/syushin/
ところで、琉球舞踊の見どころは…?
と思ったアナタ。するどい!
次回のブログでご紹介します!
お楽しみに。
ツチヤ
【学生レビュー】演じるシニア企画2013 春秋座サバイバーズ 『レジェンド・オブ・LIVE』
これまで出演者の紹介をしてまいりましたが、森川稔さんと中田貞代さんの紹介をあえてはずしておりました。
というのも舞台の演出上出演者であることを伏せるためです!
ご覧になった方はお分かりの通り、開場中から客席での演技は始まっていました。そんなお二人を改めてご紹介いたします。
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こんにちわ、お久しぶりです!
前回、池田亮司さんの『super position 』で記事を書かせて頂いた、フロントスタッフのヨコタです!
今回は、3/22と23にありました「レジエンド・オブ・LIVE」についてブログを書かせて頂きます!
舞台が始まる前から、演技が始まっていたり花道を使用したり、人が飛んだり舞台が回ったりと・・・見ている私達、同時に出演者の方が楽しめるような演出が至る所に散りばめられていました!
そして!この舞台を語る上でなくてはならないのが、キャストのほとんどが初舞台でしかも、シニアの方ということ!
どの方も初めて感や年齢を感じさせないくらい、素敵な演技やダンスをされておられました。
当日はフロントスタッフとして場内に入って居いたのですが、良い演技をされても「泣くまい!」と思っていたのですが、最後の最後でとんでもない感動する演技をされる方がおられて涙がポロポロ出てしまいました・・・。他のフロントスタッフに「泣いた?」と聞くと「泣くのを堪えてた!」と言う人が何人もいました!それくらい胸にじーんとくる演技をされておられたのです。
そして!なんと言っても、どの方もものすごく生き生きと楽しそうに演技やダンスをされておられた事が印象深いです!
私達若い世代も、もっと好きなことやりたいことをやっていかなければ!負けてられない!という気持ちにさせられたした!
素人さんやからと言って甘くみてはいけません!とんでもない演技をされますよー!
是非、みなさんもプロ・アマ関係なく色々な舞台を観てみてください!
それぞれで違った楽しみがあるので!
ここまでのお付き合いありがとうございました!
(舞台写真撮影:清水俊洋)
横田
春秋座学生フロントスタッフ
はじめまして
カテゴリー : プロデューサー目線
4月1日に渡邊守章先生の後任として舞台芸術研究センタ-所長に就任しました。センタ-には、この4カ月ほど、主任研究員としてかかわってきましたので、右も左も分からないという状態ではありませんが、しかし新米であることに変わりはありません。このコ-ナ-では、プロデュ-サ-(制作責任者)としての立場から、春秋座とstudio21で催される公演等の紹介をしてゆくことになりますが、それは次回からにして、第1回の今回は、まずは自己紹介からはじめます。
私が専門としている能楽-能と狂言のことです-は、世間では、どうも演劇とは思われていないようです。それは能楽界も同様で、演者や研究者で、能楽が演劇だと意識している人はごく少数です。戦後の一時期には、「能は演劇か否か」という、思えば不思議なことが話題にもなりました。そんなことが話題になるのは、「能は演劇とは異なる何かである」という抜きがたい理解が一般的だったからで、その状況は残念ながら現在も変わっていません。そもそも、能や狂言が海外の「演劇」祭に参加し、文化庁の芸術祭の「演劇」部門に能や狂言が参加していることだけでも、答えは自明のはずです。個人的な例をあげるなら、私は現在、日本「演劇」学会の会長であり、4年前まで四半世紀近く勤務していたのは大阪大学の「演劇」学研究室でした。つまり、「能は演劇か否か」という設問自体が問題なわけで、演劇との関係を問題にするのなら、「能(あるいは狂言)はいかなる演劇なのか」ということでなくてはならないと思うのです。
能あるいは狂言はいかなる演劇なのか。それは、同じ伝統演劇である歌舞伎や人形浄瑠璃(文楽)がいかなる演劇なのか、いわゆる西洋近代劇はいかなる演劇なのか、アングラ劇を通過してきた現代劇はいかなる演劇なのか、また、ダンスや舞踊などの舞台芸術としての質を問うのと同じことです。それはおのずから、それらの「質」の違いという問題にもつながります。「能はいかなる演劇か」を考えることは、多彩な領域からなる舞台芸術を理解するについても有効なのです。
専門が能楽研究だと言うと、そのような環境で育ったと思われることもあるようですが、能の舞台にはじめて接したのは、何をやってもうまくゆかず、一念発起して国学院の文学部に学士編入で入学して、中世の日本文学を勉強するうち、能という世界があることを知りつつあった二十代も終わり頃のことです。能を面白いと思い、さらに感動するようになるのは、それからかなり後になります。私の研究上の恩人で、戦後の能楽研究を牽引した故表章先生は、学生時代にたまたま通りかかった神田の共立講堂ではじめて能を見たがまったく理解できず、それが能の研究に入るきっかけだったと、よく言われていました。能に感動して研究を志したのではなく、異物としての能に研究意欲をそそられたわけですが、私の場合もそれに近いところがあります。
私に与えられた仕事は、多岐にわたる舞台芸術のプロデュ-スですが、私の場合、いかなる分野であれ、たぶん無意識のうちに、「演劇としての能や狂言」の「質」と比較しつつ進めることになりそうです。
天野文雄
(舞台芸術研究センタ-所長)
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
がございます。
開演14:00、開場13:30。全席指定席。
上演時間は約2時間を予定しております(休憩含む)。
当日券もございます。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
がございます。
開演17:00、開場16:30。全席指定席。
上演時間は約2時間を予定しております(休憩含む)。
当日券もございます。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座 楽屋2にて
舞台芸術研究センターテーマ研究Ⅱ 「舞台芸術における音/リズム/ドラマトゥルギーをめぐるジャンル横断的研究」
『現代演劇のサウンドスケープ②―劇団地点における「音」と「ドラマ性」について』
がございます。
18:00開始。入場無料、申込不要、先着優先。定員20~30人となっております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
演じるシニア企画2013
春秋座サバイバーズ『レジェンド・オブ・LIVE』
がございます。
開演14:00、開場13:30。
上演時間は休憩なしの約2時間を予定しております。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
今日はニャンの日パート35 旅先で出会った~♪
カテゴリー : 今日はニャンの日
皆様こんにちは。上田でございます。
本日、春秋座は、
演じるシニア企画2013 春秋座サイバーズ『レジェンド・オブ・LIVE』の初日を迎えました。
一般公募した60歳以上のシニアの方と大学生が“春秋座の舞台に立つ”ために昨年の夏から今日まで活動してきました。
そして、演出家・杉原邦生氏による新作かつ初の脚本にも注目です!
笑いあり涙ありの感動作を是非ご覧いただきたい!
23日公演も当日券を販売いたします。皆様のお越しを心よりお待ちしております!
さて、話は変わりまして、
3月頭に上田は和歌山の南紀白浜に温泉旅行へ行ってまいりました。
今日のニャンの日は、その旅先で出会った猫をご紹介いたします。
朝、ホテル周辺を散歩していていたら猫を発見!
カメラ目線いただきました♪
地域猫だと思うのですが、人に慣れているのか、少し警戒しつつも寄ってきてくれました~!
この日は天気がよくポカポカしていたので、猫達もゴロンとくつろいでいました(^o^)
残念ながら触ることは出来ませんでしたが、カメラを構えると近づいてきてくれて、とてもいい子たちでした(^o^)
コチラは温泉地の神社に住んでいるお猫たち。
神社の受付に猫が入っていくのが見えたので、受付のお姉さんにお願いして、写真を撮らせてもらいました。
ストーブ前でヌクヌクとお昼寝。
神社境内にも猫達が葉っぱの布団でお昼寝。
どの子も熟睡している様子だったのでお触りは自重しました…
あぁ、この猫団子に埋もれたい~
最後にコチラ!
超有名猫、たま駅長のイラストが描かれたバス!
残念ながら私はこのバスに乗れなかったので「せめて写真を!」と
バスの周りをうろうろし、写真を撮っている私はかなり怪しい…(+_+)
いつか乗ってみたい!
温泉と海と猫に癒され、とてもリフレッシュができました~(^o^)/
上田