賤ヶ嶽に行ってきました!

12月 03日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
今年の京都は、ここ近年の暖冬の影響が少ないためか、久しぶりに京都らしい紅葉シーズンを迎えております。
冬がやってきますね…。あ~冬のないところに行きたい…。

さて、冬に行なわれます『第二回 淡路人形浄瑠璃 春秋座公演』。今回の演目は「賤ヶ嶽七本槍」の中のお話…ということで私、賤ヶ嶽に行ってまいりました!
写真が多いので小出し小出しに(笑)、2回にわたってお届けします。

賤ヶ嶽は琵琶湖の真北、余呉湖と琵琶湖を挟むような位置にあります。

麓にある駐車場には「古戦場」の看板が。

賤ヶ嶽の頂上へはリフトを利用するといいですよ。約5分で頂上付近まで到着!
頂上まで約300m!近い!!
ただしここからご注意を…。ここから頂上までちょっと急坂のところがあります。
スニーカーで行くなど動きやすい装備で行かないとえらいことになります。

ということで到着。
こちらは琵琶湖です。
こちらは琵琶湖の西。
向こうの山の麓を南北に走るのが「北国街道」です。
琵琶湖です。海ではありません。
北側(琵琶湖と反対側)が余呉湖です。

秀吉軍はこの地に本陣を置き、湖を挟んだ北に陣を置く柴田勝家軍と相対しました。
秀吉の肩を持つつもりではないのですが、見晴らしが絶景で、戦局を見据えるには絶好のロケーションですね。

ということで本日はここまで…。
本当に景色がいい所です。高速道路のインターチェンジや駅も割りと近くにあるので、アクセスも結構便利です。
雪が積もる前に、お時間があればぜひ!

大嶋

本日の京都芸術劇場は…

12月 02日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座にて

MIRAI EXPO

がございます。

開演は13時、開場は12時30分からとなっております。
なお。受付開始は12時になります。
上演時間は休憩を含め、5時間30分を予定しております。

当日券もご用意しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

12月16日は総選挙投票日です

12月 01日, 2012年
カテゴリー : プロデューサー目線 

 滋賀県の嘉田知事がいよいよ立ち上がりましたね。世論を二分する原発問題に関わることなので良かったと思います。私のような職業の者はどうしても言うだけの立場になってしまいます。あれだけの事故がありながら、危機感が薄められていく状態を心配していただけに、良くぞやってくれたというのが正直な気持ちです。この問題は、日本人として一人一人が真剣に考えなくてはいけないものなのに、何時しか物言うことさえしなくなってしまうことが最悪なパターンなのです。坂本龍一さんが言うように「何時までも言い続けること」が大切です。ほとんどの人が「脱原発」を願っているのに、そうならないのはそれぞれの立場の利害があるからでしょう。でも、かつてアメリカで行われたニューディール政策のように、クリーンなエネルギーを実現する為の投資を国が大胆にして、それに関わる仕事から雇用を産み出せば、前向きな展開が可能になると思うのですが、素人考えでしょうか。戦後の復興、オリンピック開催に合わせた新幹線、高速道路の実現、これと同じように「クリーン・エネルギー開発」というプロジェクトが成功するか否かは政府がはっきりと方針を打ち出すかどうかにかかっています。日本人はいい目標に対しては絶大な成果を上げてきました。人にとって幸福とは何か、贅沢で便利なことが最も大切なのかどうか、じっくり考えたいと思います。

 11月23日、春秋座で行われたミュージカル「ファンタスティックス」は、そういった意味でも示唆に富んだ作品でした。わずか3.6m×1.8mのプラットホームとその4隅に立つポールだけのセット。ごく普通のカジュアルな衣装。演奏はピアノとハープだけの生演奏。出演者は8名。「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」などのミュージカルに較べたら、いかにもエコノミーなものでした。しかし、よく練られたしゃれた脚本、シンプルで親しみやすい音楽、息のあった達者な出演者などによって、普遍的な愛の寓話が感動的に伝わってきました。カーテンコールでの宝田明さんの軽妙洒脱なしゃべりと相まって、ほぼ満員の客席は総立ちで拍手を送っていました。やはり、演劇はお客様が感動してくれたかどうかが肝心なところで、お金がかかっているかどうかは二の次だと実感しました。人の幸せもお金ではなく、充実した人生とは安心と絆ではないかと、当たり前のことを再考させてくれたのです。
 みなさん、12月16日の投票日をお忘れなく。これほど大事な選挙に棄権したら、何も言う権利はありません。マスコミや調子のいい政治家に惑わされることなく、自分自身でじっくり考えて投票しましょう。こんな大切な選挙で投票率が60パーセントを割ったらそれこそ日本の恥です。今は投票日前でも投票は可能です。日曜日に本番を抱えている人もぜひ清き1票を!

橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)

本日の京都芸術劇場は…

12月 01日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座にて

第1回 芸能祭

がございます。

開演は15時、開場は14時30分からとなっております。
上演時間は3時間20分を予定しております。

当日券もご用意しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

出場校決定!

11月 28日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは!
イデです。

先日、和歌山県紀ノ川市の粉河(こかわ)に行って参りました。
和歌山市から紀ノ川を遡っていくとある、とても静かな町で、観音めぐりで知られる粉河寺や日本で初めて全身麻酔による手術を行った江戸時代の医者・華岡青洲の出身地として有名だそうです。

なぜ粉河に行ったのかといいますと、そこで高校演劇コンクール近畿大会が開催され、つまりは1/27(日)に開催する「演じる高校生」の出場校が決定する、その現場に立ち会うためであります。

10の候補校の上演のなかなから、2校が選ばれる、その瞬間に立ち会うのは中々ドキドキします。
高校生たちが汗と涙を流して仕上げてきた作品はどれも熱意がストレートに伝わってくるものばかり。
若返ったような気にもなりますが、全部見終わった後はクタクタになります。歳かな。

そして、いよいよ出場校が決まったわけです!
ご紹介します!

__________________

「ROCK U!」  趙清香(生徒)作

舞台は荒れた教室。
差別も国籍も生い立ちも
全部の壁をぶちこわせ!
実体験をもとに描く、ガールズスクールデイズ。

大阪市立鶴見商業高等学校(大阪・2回目)

一昨年も出場した鶴見商業さん。
当時1年生だった生徒さんが、再び春秋座の舞台に上がります。

__________________

「駱駝の溜息」  山口大樹・黒崎裕基(生徒)作

男子演劇部員、窮する。
新入部員ゼロを回避せよ。
ていうか、その気あるの?
大阪・堺からやってきた超脱力系コメディ。

精華高等学校(大阪・初出場)

初出場の精華高校さんは、高校生ならではのゆる~い空気を舞台上に展開。
肩の力が抜けた演技で楽しませてくれます。
__________________

今年は12年目ということもあり“ひとまわり記念企画”もご用意しております。
こちらの詳細も近日公演詳細ページにアップされますので、お楽しみに。
ぜひぜひ、お越し下さい!

イデ

舞台裏からコンニチハ!vol.59

11月 27日, 2012年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
紅葉も見ごろになり京都市内は多くの観光に来たお客様でにぎわっています。
先日の三連休の初日にミュージカル「ファンタスティックス」を開催しました。
たくさんのお客様にお越しいただき、厚く御礼申し上げます。

さて、「ファンタスティックス」はもともと学生が学内で上演していた作品です。
なので、大掛かりな舞台装置はなく、舞台の中心にやぐらが組まれているだけのとてもシンプルなものでした。しかしやぐらは時には厚い壁に見えたり、時には広い世界に見えたり、様々な想像を膨らませてくれる空間になっていました。
演奏もピアノとハープで構成され、キャストの素敵な歌声がより近くに感じられたと思います。

私はエル・ガヨとマットのデュエット曲“I Can See It”で、宝田さんの低音と松岡さんの高音のハモリに思わず鳥肌が立ってしまいました。

ミュート役の本間さんは始終言葉を発することはありませんでしたが、存在感と演技に魅了された人も数多く。私もそのうちの一人です(^ω^)

どこか影のあるエル・ガヨの黒と赤の衣裳と、純粋なマットとルイザの真っ白な衣裳のコントラストがシンプルな舞台で一層映えていました。
上演中にファンの心をくすぐる嬉しいサプライズやプレゼントもあり、楽しい公演でした。

また1971年初演の貴重な写真をホワイエで展示しました。
お越し頂いたお客様の中には、初演の公演を観られた方もいらっしゃるかもしれませんね(^o^)

宝田明さんは“ダンディ”という言葉がぴったり!
背が高く、心に響く素敵な声で、気さくに私を下の名前で呼んで下さり、もう私は宝田さんにメロメロになってしまいました~(ハート)
しかもなんと上田は宝田さんのサインまで頂きました!
もう嬉しくて嬉しくて舞い上がってしました~!
ルイザじゃなくても好きになってしまいますよ!

毛筆でわざわざ書いて下さいました!
うれしい言葉も添えていただき、我が家の家宝にします!!(泣)

「ファンタスティックス」も残すところ九州、岐阜、東京公演となりました。
ミュージカルが好きな方、ミュージカルを観たことが方、何回も観られている方、世界中で愛されているミュージカル「ファンタスティックス」を是非是非ご覧下さいませ~!

上田

本日の京都芸術劇場は…

11月 24日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ 

春秋座ホワイエにて

長唄三味線部 丈山会 十周年記念演奏会

がございます。

開演は14時、開場は13時30分からとなっております。
上演時間は2時間30分を予定しております。

入場無料・申込不要でどなたでもお入りいただけます。
皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

本日の京都芸術劇場は…

11月 23日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

ミュージカル【ファンタスティックス】

がございます。

開演は14時、開場は13時30分からとなっております。
上演時間は途中休憩を含みまして、2時間30分を予定しております。

当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

今日はニャンの日パート⑲ This is for her! ミラコちゃん特集

11月 22日, 2012年
カテゴリー : 今日はニャンの日 

制作助手のツカモトです。
二ヶ月ぶりのニャンの日です。

先月のミミちゃんのブログを見た母の友人達が
ミミちゃんのとりこになったという話を母から聞き、
危機感と嫉妬をつのらせている(笑)ツカモトです。

というわけでメスネコ対決!というわけではありませんが、
普段単独行動が多いため(悲しいことに他の二匹がオスで
彼女だけメスのためちょっとはねもっけです)
こちらの出てくる回数が少なめの
ミラコちゃん特集でいきたいと思います。

彼女はとにかくビビリ屋さんです。
全身の毛が逆立って普段の2倍の大きさに!

そして得意技はほふく前進です。

よく一人でお昼寝をしています。
最近は寒くなってきて、短毛のため寒いのか
膝の上でもよく寝てますが、、、、。

オスの二匹がまったりしている後ろから目線が、、、

ひーーー!!じっとりと、のぞき見ております。
ミラコちゃんの目はなんというか和風です、、、。

とにかく自由で気ままなミラコちゃん。
今後ともよろしくお願いいたします!

ツカモト

舞台裏からコンニチハ!vol.58

11月 21日, 2012年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

制作助手のツカモトです。

紅葉がとてもきれいだった先週末の京都で
インバル・ピント & アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニーの
『Gold Fish / ゴールドフィッシュ』が開催されました。
一日中雨の降るなか多くの方(たくさんのお子様含む)ご来場いただいたきました!
本当にありがとうございます!!

昼・夜公演ともアフタートークがおこなれました。
彼の「強い政治的メッセージを込めて、意見を押し付けることはしたくない。
人は押し付けられると逃げたくなるから。お客さんが自分で選んで
考えられるスペースを与えてなにかを感じて欲しい」という言葉に感動しました。


撮影:清水俊洋
おとなりは出演者であり、アヴシャロムさんのお父さんの
ヨッシー・ポラック氏。

そして、全ての公演が終了したあと、
女性陣が不思議な写真撮影会をしていました。


真ん中はツアーマネージャーのケレンさん。

今回空港へ迎えに行ったり、ちょこちょこ通訳もさせていただき
彼らと時間を過ごして何度も思ったのは、
いつも本当に楽しそうだということ。
長いフライトの後でも公演の合間でも
笑いが絶えないカンパニーでした!!

最後にポスターにサインをいただきました。
こちらはアヴシャロムさん。


後ろから覗き込むヨッシーさんが素敵。

本当に素晴らしい時間をいただきました。
彼らはこのあとも世田谷パブリックシアターとまつもと市民芸術館
で公演をおこないますのでお近くの方は是非!

次回のセンター主催公演は今週金曜日11/23の『ファンタスティックス』です。
ご期待ください!!

ツカモト

« 前ページへ次ページへ »