月の影 制作記者会見を行いました。

4月 21日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆様こんにちは。上田でございます。
大学内にいる猫がニャーコニャーコと鳴いております。春ですね~
最近は昼間が暑いくらいで着る服に困っています。

さて、そんな京都では暑いくらい晴天だった19日に、オペラ「月の影」の制作記者会見を造形大内で行いました。
記者会見には「月の影」作曲の尾上和彦先生、演出の茂山あきら先生、出演者の北村敏則さん(光源氏役・27日)、小濱妙美さん(藤壺役・26日)、船元泰子さん(六条御息所役・26日)、竹内直紀さん(紫式部役・26日)が出席されました。
尾上先生始め、茂山先生、出演者の皆様が、「月の影」に対する思いを熱く語ってくださいました。
 


演出の茂山あきら先生(写真左)と「月の影」作曲の尾上和彦先生(写真右)

 
光源氏役(27日)の北村敏則さんと六条御息所役(26日)の船元泰子さん
船元さんの着物姿がとても華やかです


長年海外で活躍をされていた小濱さん(藤壺役・26日/写真中央)は英語の発音がとてもきれいでした。
紫式部役(26日)の竹内さんの声がとても素敵で思わず胸キュン(写真左)

記者会見の最後に、船元さんがアリアのレチタティーヴォ(旋律付き語り)を披露されました。六条御息所の愛憎の苦悩を表現された美しくも悲しい歌声に鳥肌が立ちました。生で聞くソリストさんの歌声はやっぱり心に響きますね。
 
六条御息所の苦悩が伝わってきます…

新聞掲載日やTVの放映日が決まりましたら、ツイッター等で皆様にお知らせします。是非チェックしてみてください~。

また春秋座HPには「オペラ「月の影」―源氏物語―作曲家・尾上和彦さんに伺いました」を掲載しています。尾上先生の熱い思いが伝わる内容となっております。こちらも是非ご覧下さいませ!
上田

志の輔らくごへの熱いメッセージ!

4月 18日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

もうポカポカですね。ツチヤです。
春ですから、なにか始めないといけません。

ということで!

ということで…

ということですが、実は何も始めていない私です。トホホー
皆さんは何か始めていることがありますか?
気が向いたら、私にもおススメを教えてください。

さて、5月19日(土)、20日(日)『立川志の輔 独演会』の公演ですが、完売間近となっております。
まだご予約、チケットのお引き換えがお済でない方はお急ぎください!!

さて、私たちの劇場では公演や企画の参考のため、公演毎にアンケートをお配りしております。
ご協力くださったことのある皆様、ありがとうございます。今後も宜しくお願いします!
ご回答いただいたものは、スタッフも全て読ませていただいております。
温かい感想を下さる方や厳しいご意見を下さる方、色々とありますが、どんな意見も、書いてくださるという事は、劇場の事を考えてくださってのことですので、そんな皆さんに感謝、感謝と思っております。

ということで!

今日は、昨年の『立川志の輔 独演会』でそのアンケートにお寄せいただいた熱い感想をご紹介したいと思います。

師匠がノリノリでした
次回は師匠の「高瀬舟」、どうでしょうか!?!
<40代 女性>

⇒確かにノリノリでしたよね。それに演目のご提案まで!ありがとうございます。
プロデューサーの橘さん、ご検討を~

中村仲蔵 はなしも演出も迫力がありました!!
<60代 男性>

⇒前回は名作「中村仲蔵」をおおくりしましたね。
会場は笑いと感動の涙でいっぱいになったことが思い出されます…

花道に定九郎が見えました。
<40代 男性>

⇒花道のある春秋座ならではの演出がありましたね。
お客様の想像力を引き出して実物を見せてしまう志の輔さんの技でしょうか。さすが!

志の輔はやっぱり良いよネエー!!
<60代 女性>

⇒よね~!お若い!笑いや感動で皆様が若返っていらっしゃるのを感じます!

富山から来たかいがありました 富山のスターです!!!
<40代 男性>

⇒富山から!?ありがとうございます。富山のスターそしていまや世界のスターですね!

どんな役もがんばって務めたいと思います!
<50代 女性>

⇒中村仲蔵はそれまでは人気のなかった「定九郎」のお役を新演出で見事に務め、感動させました。私たちもどんな逆境もチャンスに変えられるかもしれないですよね!

すごくおもしろかったです。
七福神やハンドタオルなどが私は好きなのですが、記録こうしんです。
<10代 女性>

⇒「七福神」も「ハンドタオル」も志の輔らくごの演目ですね。
春秋座での「中村仲蔵」が彼女の中でその二つを抜いて好きなもののトップになったようです!やった~。10代の若い方にも人気があるのは志の輔らくごの魅力のひとつなのでしょう。

毎年楽しく観に来てます。
また来年もよろしくです。
<40代 女性>

⇒今回のチケットはもうお取りいただけましたでしょうか。
今年もお待ちしております。

この他にもこちらでご紹介しきれないほど、沢山アンケートをいただきました。ありがとうございました!!用紙の裏面まで書ききれないくらい書いてくださった方、「すばらしかった」と大きく書いてくださる方、皆様の感動が強く伝わってまいりました。

ぜひ、今年もご覧いただきその感動をアンケート用紙に沢山ぶつけてくださいね。

ツチヤ

源氏物語ゆかりの地を訪れて

4月 17日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
散りかけの桜の木が名残惜しい今日この頃です。桜の下には一面に花びらが散って落ちてピンク色の絨毯が敷き詰められているようでした。
道を歩いていましたら、ピンク色の車に、散った桜の花びらがビッシリ付いている車を発見。なんとなく趣があります。

先日源氏物語の作者である紫式部のことを色々調べておりましたら彼女のお墓が存在すると言うことを知り、「紫式部の墓」に行ってまいりました。

あるんですよ。紫式部のお墓。
まさかこんなところに!と言うところにあります。

お墓は京都市内、堀川通りと北大路通りの交差点、少し南に行ったところを・・・
北向いて

南向いて

西向いて
ここ!

「紫式部墓所」の隣に「小野篁卿墓」とあります。
紫式部は小野篁の隣に眠っていると言われています。


小野篁のお墓。


紫式部のお墓。どちらもきれいにお供え物・お花が飾ってあります。

小野篁はどんな人かといいますと、紫式部の旦那さん…ではありません。小野篁は西暦800年代前半・平安時代前期に活躍した官人・歌人で、紫式部より170~180年前に生まれた方です。旦那さんのわけありませんね。

ではなぜ縁がない小野篁のお墓が隣にあるのか。
紫式部は源氏物語において、尾上さんがおっしゃっていた通り、煩悩の世界を描いたことで、死後地獄に落ちたと言われていました。
一方で小野篁は閻魔大王のもとで裁判の補助をしていたと言われ、あの世とこの世を行き来していたという伝説があります。まあ…実際そんなわけないと思いますが(笑)
地獄に落ちた紫式部を小野篁が閻魔大王に取り次いで彼女を地獄から解放した、というのが彼女のお墓が小野篁の隣にある理由だそうです。

お時間ありましたら一度訪れてみてはいかがでしょうか。

大嶋

舞台裏からコンニチハ!vol.48

4月 15日, 2012年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

京都の春も、淡い夢のようにピンクから新緑へ。着実に夏へ移り変わってきております。

土曜の夜は、そんな季節にぴったりの甘い夢のようなひと時が春秋座で行われました。

そう「島田歌穂&島健DUOコンサート」です!

あらゆる役柄・ジャンルを歌いこなす島田歌穂さんと、作曲からアレンジまでを幅広くこなされ、ピアニストとしても超一流の島健さんのDUOコンサート。

公演は、皆さんが知っている名曲。例えば「On My Own」から地元ファンを喜ばせる「京都慕情」も織り交ぜる以外な選曲をたっぷりと。お馴染みのミュージカル「CATS」の「Memory」は、舞台に満天の星空が浮かび上がっているような最高の歌声とピアノの共演でした。

終演後、物販コーナーでCDをお買い上げ下さった皆さまに、お2人がその場でサイン!という嬉しいサプライズも。渾身のステージ後で疲れているはずのお2人ですが、満面の笑顔でお客様お一人づつとお話しを弾ませられていました。

未婚女子としては、お2人の織り成す音楽の世界も勿論ながら、人生においても最高のパートナーであるということに、うっとりと羨望の眼差しを向けずにはいられません。

ぜひ、また「いい夫婦の日(11月22日)」に因んだお2人の企画など、制作職員の皆さん如何でしょう?

次回は、昨年からお待ちかねの方も多い京都造形芸術大学・舞台芸術学科が誇る奇才の演出家・川村毅先生によりますP.P.Pasolini’s AFFABULAZIONE『騙り。(かたり)』」
公演が控えております。お座席にも嗜好をこらしており、通常より販売席数が少なくなっておりますので、ご来場を予定の皆さまはチケットご購入を早めにお済ませになることをおススメ致します!!

井川

本日の京都芸術劇場は…

4月 14日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

春秋座 デュオシリーズ④ 
島田歌穂&島健 DUOコンサート

がございます。

開演は17時、開場は16時30分からとなっております。

終了時刻は18時40分頃を予定しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

今週末の京都は春爛漫です!

4月 13日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。春ですね。
私の予想通り、京都はまさに今週末が一番の桜の見頃です!
水曜日ににわか雨が降ったのですが、何とか持ち堪えてくれたようです。
寺社仏閣の桜も良いですが、川沿い、道沿いに咲く桜もきれいなので、そこかしこに出かけて眺めるのも良いですよ。
劇場近辺から見える桜
劇場ホワイエからはあまり桜は見えないのですが・・・。

今週末は「島田歌穂&島健DUOコンサート」の上演です。
今回で春秋座での出演が3回目になる島田歌穂さんと旦那さんの島健さんによる抜群のコンビネーションのコンサート!

京都では初のDUOコンサートということで、京都にちなんだ曲も初披露される予定。
楽しみです。

公演当日はお忙しい時間の合間を縫って、ラジオの番組に生出演されます。
KBS京都ラジオ「桂塩鯛のサークルタウン」(10:00頃~)
お近くの方ぜひともチェックしてください!

夕方17時開演で終演は19時前の予定です。夜桜を見に行くにはちょうどいい時間ですよね。
皆さんのご来場心よりお待ち申し上げます。

大嶋

本日の京都芸術劇場は…

4月 12日, 2012年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座ホワイエにて

P.P.Pasolini’s AFFABULAZIONE『騙り。(かたり)』関連トーク
【生きているパゾリーニ】

がございます。

開演は18時、受付・開場は17時30分からとなっております。

終了時刻は19時頃を予定しております。

皆様のご来場をお待ちしております。

舞台芸術研究センター

明日は…

4月 11日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

皆さんこんにちは、ツチヤです。
新学期、はじまりましたね!大学内は新入学生の活気が溢れております。
そして、恒例の劇場フロントスタッフの研修も始まっております。

その模様は後日ご紹介することにして…っと。

いよいよ明日!春秋座ホワイエにて18時より、

『騙り。』公演関連トーク
【生きているパゾリーニ】

がございます!!

出演は、『騙り。』構成・演出の川村毅先生、『騙り。』主演の手塚とおるさん、そして「パゾーリニ・ルネサンス」の著者で研究もされている大野裕之さん。

このお三方が、現在も残るパゾリーニの魅力や功績について時間の許す限りお話します。

今回、私が気になっているのは、俳優・手塚とおるさんがこういったトークショーでお話される姿を生で拝見できる事!!手塚さんは、川村毅作品には数多く出演されテレビ・映画でも大変活躍されている方ですが、恥ずかしながら私、なかなか台詞以外のご本人の言葉で手塚さんが語られる姿をみたことがなく、こっそり楽しみにしているのです!

そう感じる方も少なくないのでは??

もちろん、パゾリーニの作品についてのお話もですが。

では皆様、明日春秋座にてお会いしましょうね~

ツチヤ

2012年度日本芸能史 始まりました!

4月 10日, 2012年
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3) 

桜の花も見ごろをむかえた4月9日、2012年度日本芸能史の授業が始まりました。

企画・コーディネーターである本学の田口教授曰く「中世を知らずに日本芸能史は語れない」

というほど、様々な宗教、学問、文芸、芸能、芸道が新しく誕生した時代、「中世」を深く探っていく今年度のテーマはズバリ、「芸能史の中世」です!!

詳細はこちら

今後の授業の指針となる第一回目の本日は、学習院大学名誉教授、文学博士の諏訪春雄先生による講義「総論 中世の精神革命」でした。

諏訪先生ご本人が各地へ足を運び、直接取材された貴重な写真資料を、春秋座の大きなプロジェクターで紹介しながら進んでいく日本芸能史恒例のこの総論は、毎回新しい発見の連続です。

今回も建造物や絵画に用いられる遠近法などの観点から、日本人の宗教観、民族性をあぶりだしていきました。

次回、4月16日は「茶・花・香」村井康彦先生による理論です。

是非一度チェックしてみてください。

なお、授業の資料は次回以降もご希望の受講生の方にお渡ししております。

ニシムラ

立川志の輔 独演会チケットをお求めの皆様!

4月 08日, 2012年
カテゴリー : 過去の公演 

立川志の輔ファンの皆様、お待たせいたしました。

明日4月9日(月)10時より、

現在まだ残席のあります「学生&ユース席」「一般」「シニア」チケットをご希望の方に販売いたします!

取り扱いは、京都芸術劇場チケットセンターもしくは京都芸術劇場オンラインチケットストアのみですので、お間違いのないよう…

では、劇場でお待ちしております!

ツチヤ

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