本日の京都芸術劇場は…

11月 03日, 2011年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて
ジョナタン・カプドゥヴィエル『アディシャッツ/ アデュー』
がございます。

開演は15時(開場14時30分)、受付開始は開演1時間前からです。
上演時間は55分ほどを予定しております。

当日券もご用意しております。

皆様のご来場お待ちしております。

舞台芸術研究センター

ジェームス小野田さんがいるだけで

11月 02日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

皆さんコンニチハ。ツチヤです。

先日、東京で舞台の本番中にも関わらず、12月17日(土)14時から春秋座で行いますエッセイ・ミュージカル「江分利満氏の優雅な生活」―昭和の日本人―に出演するジェームス小野田さんが、公演のプロモーションの為に京都にお越しくださいました!!

東京の舞台の休演日の貴重な一日にも関わらず、京都でのプロモーションの予定を詰め込む鬼のような私たちスタッフにも嫌な顔ひとつせず、お付き合いくださいました。

そんな一日の様子をご紹介します!

まずは劇場で、KBS京都の竹内アナウンサーと対談。

初めて春秋座を見てのお話や本作品がどんなものか、お話をされました。

この模様は、11月25日(金)21:25~22:25「京bizS」の『8ミニッツ』のコーナーで放送されますので、お楽しみに!!

そして、ジェームス小野田さんと京都造形芸術大学内を少し散策。

学内では様々な出会いがあり、小野田さんは京都にたくさん来たいなぁ~とおっしゃっていました。ぜひぜひ!

お次は、祗園サンボアへ。こちらは以前に少しブログでご紹介させていただきましたが、山口瞳さんに大変所縁の深い場所。おかみさんと小野田さんの対談は劇場HPのインタビューページで近日アップの予定です。またお知らせしますね。

それから、KBS京都で今度はラジオの収録!いま人気の劇団、ヨーロッパ企画の永野さん、本多さんがDJを勤める「永野本多の劇的ラジオ」にお邪魔しました。こちらは11月4日(金)22:00~24:00にオンエア!
お三人プラス、制作の新井さんの合いの手も入り終始テンションの高い収録となりました!

大締めは、生放送!αステーションでの生ラジオドラマ。お聞きいただけましたでしょうか?20:10から始まった「DELICIUS DONUT」でDJの大村真耶さんとジェームス小野田さん、そして京都造形芸術大学舞台芸術学科の学生・坂川慶成くんと石原慎也くんが【ラジオのショー!】『ノアの方舟の恋人たち』を熱演しました!

綿密に打ち合わせて…

いざ本番!
生の効果音も入り、学生たちは緊張気味でしたが本番は大成功!!学生たちは小野田さんからお褒めの言葉もいただきホッと一息。αステーションでも生ラジオドラマは初めてのことだったようで、見事に終えた瞬間はオフィスでもスタッフの皆さんから拍手が…温かい現場でした。
αステーションの皆様、ありがとうございました!!

小野田さんの米米CLUBでのイメージや風貌から、初対面の方は少し緊張されるのですが、そんな空気を打ち壊すように明るくお話いただき、一日楽しくお供させていただきました。
そんなジェームス小野田さんがひとりで演じるエッセイ・ミュージカル「江分利満氏の優雅な生活」―昭和の日本人―
ますます楽しみでたまりません!

皆様も12月17日(土)はトランクひとつだけで京都に浪漫飛行へお越しやす~

ツチヤ

様々な差異の舞台的表象について

11月 01日, 2011年
カテゴリー : プロデューサー目線 

上半期のセンター企画として、8月14日に上演された「マラルメ・プロジェクト2――『イジチュール』の夜」は、10月1日に、ustreamで流すと言う実験をした。その反応は好評であったし、センターとしても色々な発見があったので、今後も、機会を見て続けて行きたいと考えている。既に来年の「マラルメ・プロジェクト3」の企画作業に入っている。

下半期のセンター企画は、若手の「女装独り芝居」である『アディシャッツ/アデュー』から始まる。昨年の春秋座公演の『こうしてお前は消え去る』のトレーナー役で出演して好評であった、ジョナタン・カプドゥヴィエルの、自作・自演の一人芝居である。「アディシャッツ」とは、ピレネー方言で「アデュー=さようなら」を意味する言葉だと言うが、仕掛けとしては、「物真似芸人」を志しているゲイの若い役者が、自分の欲望の対象でもあり、そのようなものとして男に愛されたいという「エロス的イメ―ジ」を核とした「女性同一化のファンタスム」の展開である。しかしこの作品を、露悪趣味のパフォーマンスにしていないのは、カプドゥヴィエル、まだ少年の面影を残しているような、好感のもてる存在感である。それを可能にしている仕掛けは、そうした性的幻想を歴然と踏まえた「女性化願望」が、世界的なポップス歌手マドンナやレディー・ガガをモデルに定めることで、言わば「心情溢れる物真似芸」の舞台を成立させていることである。
フランスと日本では、こうした「性差」に関わるドラマの捉え方も、展開の仕方も異なるから、アフター・トークには、日本のドラァグクイーンのまさに女王であるシモーヌ深雪さんにお越しいただき、性差の揺らぎとその演劇性について、お話を伺う予定である。

前学期から始めた公開講座「舞台芸術の半世紀」も、秋学期に続ける予定である。1回目(通算で言えば4回目、11月8日)は渡邊の担当で、『創作能の地平』と題して、近年の新作能・新作狂言ブームについて、渡邊自身の経験から、そう安易に作れるものではないことを、1970年代の「冥の会」の経験(観世寿夫主演のセネカ作『メーデーア』)、1987年の「パルコ能ジャンクション――『葵上』」における故榮夫氏と、現萬斎君の作業等を振り返りつつ、2001年に作った創作能『内濠十二景、あるいは《二重の影》』の2004年パリ公演版(榮夫、晋矢、萬斎)ならびに『薔薇の名――長谷寺の牡丹』を、榮夫氏追善の形で、春秋座において上演した映像を見る。大学院博士課程の在籍者でもあり、「木ノ下歌舞伎」の主催者でもある木ノ下裕一君に、聞き手に回ってもらう。
2回目(12月13日)は、「語り」という「言葉の姿」は、日本の伝統芸能の独占物ではないし、ギリシア悲劇には、外で生起したことの「報告」という形での「語り」は不可欠であった。それを受け継いだ17世紀フランス古典悲劇は、ギリシア悲劇とは異なる形で、「韻文悲劇」の言語態の一つとして、「語り」を劇作術の中に取り込んで行った。その典型として、ラシーヌ悲劇の内でも、「語り」の部分が「ラシーヌ詩句」の見事さに支えられて肥大した作品があり、その最も成功した例は、『フェードル』である。二度もパリで、日本語でフェードルを演じた、他に類例の無い経歴の後藤加代を招いて、『フェードル』の「さわり」の部分を、渡邊と共に読む。いずれの回も春秋座における「公開講座」であり、18時開始である。[入場無料だが、予約制]

伝統と現代という問題は、「伝統演劇」というような特殊な形をもった文化でないと、問題自体がつかめないことが多い。その意味では、近くにありながら、まだよく知られていない韓国における「舞踊の伝統と現代」の問題は、ともすれば「伝統」という看板に寄りかかって、芸能としても、現代における舞台芸術としても、創造的反省に欠ける、現代日本における「ダンス」の問題を考え直す格好の契機となるのではないか。そのような観点から、韓国舞踊の第一人者であり、単にパフォーマンス・レヴェルだけではなく、理論的反省や教育制度についても、第一線で活躍されている金梅子先生をお招きして、その舞台を拝見すると同時に、センター・サイドからの参加者との、パネル・ディスカッションを行おうと思う。

それが舞踊公演 + シンポジウム「越境する伝統―韓国舞踊の場所から 金梅子(キム・メジャ)の仕事」【舞踊公演:12月10日(土)14:00~、シンポジウム:12月11日(日)14:00~】である。

渡邊守章
(舞台芸術研究センター プロデューサー・演出家)

『アディシャッツ/アデュー』東京公演の感想いただきました!

11月 01日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは、川原です。
早いものでもう11月・・・。
川端通りを北に上がるにつれ、街路樹が少し黄色く
赤く色づいているのを見ると嬉しさを感じると同時に
これから訪れる底冷え寒さにやや恐怖を感じる今日この頃。

さて、もうすぐ開催!3日の『アディシャッツ/アデュー』
ジョナタン・カプドゥヴィエルはじめ、ツアーメンバーも
無事に京都入りしております。
京都の前に、東京シアターカイで3公演上演されたのですが、
東京日仏学院の平沢さんより、東京公演の感想いただきました!

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物真似や腹話術、マドンナの楽曲から聖歌までを歌いこなす
非凡な才能を持つジョナタン・カプドゥヴィエル。
録音は一切なし、語調や声色を瞬時に変えて何人もの人物を
声で表現する演技に圧倒されます。
家族の死、肉親には告白できない自身のセクシュアリティ、精神的苦悩…、
自伝的要素の色濃いこの作品は、可笑しくも哀しく、そしてなんと言っても切ない、
感動のパフォーマンスです。
是非多くの方に観ていただきたいと心から思っています。
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春秋座は1回限りの公演です。
どうぞお見逃し無く!!

川原

ジョナタンに関する事実

10月 29日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

皆さま、こんにちは。
先日KYOTO EXPERIMENTにも参加していた、
KUNIO09 “Angels in America”のお手伝いに東京へ行ってきました。

京都でも観た(そしてここでも感想を書いた)この公演、、、
一言ではとても語りつくせないですが、
私にとって本当にlife celebratingな公演でした!
こんな出会えてよかったと思える公演にまたかかわれればいいなー。

この話にでてくるのはほとんどみんなゲイで、
いろいろな思いでそれぞれの日々を生きています。
もしジョナタンが見ていたらどう思っていたでしょう、、、。

さて、東京でフリーのライターをしている友達が公演を
見に来てくれたので、公演終了後は久々にご飯を食べに行きました。
その際、私は書くことのプロである彼女にブログを書くコツを聞いてみました。

彼女の答えは意外にも「わかりやすく事実を教えて欲しい」でした。
なるほどーーーーー!
公演などを見るにあたり、その公演や出演者の背景を知りたくても、
なかなか見つからないことが多い、と彼女は言っていました。

なので、今回はジョナタンに関する
いくつかの事実をお伝えしたいと思います。

ジョナタンはフランス出身で、国立の人形劇学校を出ています。
だから、今回の公演で歌われる数々のうたや、いろいろな役も
ほとんどひとりでこなしています!
モノマネ芸を学ぶさいに多くの歌を練習し、
かなりの歌唱力を有しています!!

さらに、今回の公演東京と京都でのみ行われます。
シアターXの舞台も素晴らしいですが、
京都ならではの見所は春秋座の広いスペースを
贅沢に、存分に使ったステージングだと思います。

いかがでしょうか?

若くて才能あふれるジョナタンのパフォーマンス!
いよいよ来週木曜日開催です!!

ツカモト

産みの苦しみ

10月 28日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

こんにちは

制作担当イデです。

私事ですが今月13日に第二子が生まれました!

一人目のときと同様、出産に立会いまして、“産みの苦しみ”を間近で見てきたわけです。

いや~何回見ても(2回だけですが)感動するもんですね。

皆さんには特別に赤ん坊の手だけ公開!

さて、生命の神秘とは比べ物にならないけれども“産みの苦しみ”ということで私、今悩んでいるのが計画中のとある展覧会のタイトル。
ブログ記事のタイトルからしていつも悩んでしまうのだから、すんなり決められず困ったものです。

それに引き換え12/17(土)に開催する『江分利満氏の優雅な生活』とは何ともスゴイ題名だなと思います。
主人公を“えぶり・まん”と名付けるところもスゴイですが、“優雅な生活”とはこれいかに。
どれほど優雅やねんと、うがった感じで直木賞受賞の原作を読むと多分に逆説的な意味も含まれていることが分かります。
読み終えるとこれ以外のタイトルは考えられないと思わせてくれます。
さすがは直木賞作家!
と思っていたら原作の山口瞳さんは元サントリー宣伝部の社員だったんですね。
チラシイラストの作者、柳原良平さんと共にサントリー宣伝部の一時代を築いた方で、毎年新成人・新社会人に向けて出されたサントリーオールドウィスキーの広告などは歴史に残る不朽の名作。
キャッチーなコピーやタイトルをつけるのはお手の物というわけですか。
とはいえ出来上がったものしか見ていないわたし達の知らないところで“産みの苦しみ”があったのでしょうね。

実はタイトルを決めかねているのが往年の“サントリーオールドの広告”も展示する『江分利満氏の優雅な生活』関連企画の展覧会。公演直前の12/14(水)から公演当日の12/17(土)まで劇場ホワイエで開催します。山口瞳さんや柳原良平さんに関する貴重なものをご覧いただけます。近日中に詳細をお知らせしますので12/17(土)の本番とともに是非お越し下さい!

イデ

舞台裏からコンニチハ!vol.40

10月 23日, 2011年
カテゴリー : 舞台裏レポート, 過去の公演 

こんにちは。舞台・管理のくらはしです。
やっぱり、山の中だからか、最近よくムカデに遭遇して大騒ぎです。戦いのあとはどっと疲れます。

さて、本日京都は時代祭のはずが雨で順延、「そんな時にはバレエを観に行こう♪」なんて、おしゃれじゃありませんか?という訳で、本日は『ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ「ロミオとジュリエット」』の公演でした。
このアカデミーの方に来ていただくのは、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」に続き3度目でした。
今回は観させていただく時間もあり、感激でした!
やはりバレエをされている方は、お綺麗です。当たり前なのですが、ため息が出るほどでした。
やはり何でも基本ですね。楽屋へ入られてすぐにウォーム・アップです。

これだけでも圧巻でした!
ご覧のとおり、たくさんのダンサーさんがいらっしゃるので、衣裳もズラッ!!

お気に入りの1枚はこちら☆ドン!

どうです~?普段こんなに並んでるところはなかなか見られなくて、思わず写真を撮ってしまいました。
たぶん、皆さん、「あのちびっ子は何をしているんだ?」と思ったに違いありません。

今回の日本公演は、「ロミオとジュリエット」と「白鳥の湖」の2作品で回られているそうで、同時に違う演目をやられるなんて、すごいです。二つのフリで頭が混乱しないのでしょうか??そこはプロの方なので、愚問ですね。
10月8日から11月3日までの約一ヶ月の日本公演な訳で、チームワークは抜群なのはもちろん、皆さんメンバー思いの方たちで、そんな事を思わされたのが、芸術監督ファージェーエフさんが本日お誕生日ということで、皆さんで歌と“芸者さん”のプレゼント!
女性の一人が着物を身につけ、髪を結って、サプライズされていました!!


公演はとても好評で、いつまでも鳴り止まない拍手の中、幕を閉じました。

あ!そうです!
本日お越しの皆様、お帰りの際は、どしゃぶりだったのではないでしょうか。お足元の悪い中でしたが、無事に家路に着かれましたでしょうか。
雷も鳴っていて、びっくりしました。そんな本日もありがとうございました!

くらはし

本日の京都芸術劇場は…

10月 22日, 2011年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて
ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ
「ロミオとジュリエット」全2幕
がございます。

開演は14時(開場13時30分)、受付開始は開演1時間前からです。
上演時間は休憩含め2時間30分ほどを予定しております。

当日券もご用意しております。

時代祭のため、交通機関の混雑が予想されますので、お早めにお越し下さい。

皆様のご来場お待ちしております。

舞台芸術研究センター

いよいよ明日開演

10月 21日, 2011年
カテゴリー : 過去の公演 

大嶋です。
1日の寒暖の差が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか?
大分風邪を引いている方がいらっしゃるので、皆様お体ご自愛下さい。
今週末も雨らしいですね。
京都では明日、時代祭が行なわれる予定なのですが、雨で順延になってしまうのでしょうかね…。

時代祭に行こうと思っている方、もし雨で延期になってしまって、昼間予定が空いてしまったら…ぜひバレエ「ロミオとジュリエット」を観に京都芸術劇場にお越し下さい。

サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエにより行なわれるこの公演は、誰もが知っている名作古典を、ロシアを代表する作曲家・プロコフィエフが作曲し、作られた作品です。

原作にはない運命の女神を登場させて、ストーリーにアクセントをつけたり、舞台上に、時を刻む大きな振り子などの大道具が登場したりと見所たくさんの舞台!

実はバレエって見たことないんです…という方、ぜひこの機会に見に来てください。とてもピッタリの舞台だと思います。百聞は一見に如かず、です。

皆様のご来場、お待ちしております。

大嶋

本日の京都芸術劇場は…

10月 20日, 2011年
カテゴリー : KPACへようこそ, 過去の公演 

春秋座にて

京都・フィレンツェの伝統を未来につなぐ職人技
「時の贈りもの」関連イベント シンポジウム
これからの手しごと
がございます。

開演は16時30分(開場16時)です。
入場無料、事前予約不要、全席自由席となっております。

終了予定時刻は19:50です。
皆様のご来場お待ちしております。

舞台芸術研究センター

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