和の空間で鼓童!
カテゴリー : 過去の公演
制作助手のツカモトです。
新年明けたと思ったら、あっという間にもう3月ですね!
あと一月で桜が咲くなんて実感がわきませんが、今からウキウキしますね。
さて、ブログでのご報告が遅くなりましたが、
そんな桜も飛び越して5月18日(土)に、
『鼓童 ワン・アースツアー2013 ~伝説』が開催されます。
〝鼓童とは、太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。
四季折々の自然と伝統的な暮らしや芸能が息づく新潟県佐渡島を拠点とし、
「ワン・アース(一つの地球)」をテーマに、
これまでに46ヶ国で3,600回を越える公演を行っています。
また、2012年4月から芸術監督に歌舞伎俳優の坂東玉三郎氏を迎え活動しています〟
和の空間である春秋座での鼓童の公演は、
歌舞伎舞台の雰囲気を存分に味わえ、
ひと味違ったものになること間違いなしです!
今回、鼓童の魅力を存分にお伝えするために特設HPをご用意!
また、世界中で活動する鼓童の公演にご興味をお持ちの
海外からお客様に向けて当劇場初のEnglish HPも開設!
お知り合いでご興味お持ちの方に
是非お知らせいただければうれしいです。
チケットは絶賛発売中です。
お友達やご家族とお誘い合わせの上
是非とも劇場にお越しください!
ツカモト
寺内タケシさんとの事
カテゴリー : 過去の公演
今回は軽いタッチでエピソードを披露したいと思います。
まずは、4月にやって来る寺内タケシさんのことから。寺内さんと初めて仕事をしたのは、もう45年も前になります。場所は有楽町にあった日本劇場。「日劇ウエスタン・カーニバル」というグループサウンズが次から次へと登場するロックンロールの祭典でした。「日劇ウエスタン・カーニバル」は現在のAKB48のような社会現象の一つでした。
ライブハウスで人気の出てきた各グループの競演は、それぞれのファンが熱狂的に応援すると言うことで盛り上がっていました。若い女性ファンが興奮の余り失神したり、楽屋口に集まったファンを整理していたスタッフがお尻を刺されたり、大変な騒ぎの連続でした。その公演に出演する各バンドの取りまとめ役というか、リーダー格が寺内さんでした。
空手の段もちである寺内さんは、喧嘩早っく、その迫力は相当のものでした。
寺内タケシとブルージーンズには当時ボーカルがいないこともあり、内田裕也、尾藤イサオといった大物歌手のバックも務めていました。いくつものバンドが日劇のセリとスライドを使って休み無く登場するので、各バンドに与えられる持ち時間が決められるのですが、それを管理するのが舞台監督である私の仕事でした。日劇は実演と映画をセットにして興行していたので、時間が延びると大変なことになるのです。
概ね各バンドは時間を厳守してくれるのですが、ある日、乗りに乗った寺内さんは約束の時間を過ぎても一向に演奏を終えないのです。今考えれば、寺内さんの責任と言うよりは歌手が暴走して止まらなくなったのでしょう。私も若かったので、バンドリーダーである寺内さんに文句を言いました。かなり激しいやり取りをしたのですが、寺内さんはもちろん手を挙げませんでした。寺内さんは言いました。「我々はお客さんが乗って来てくれたら止まらない習性があるんだよ。でも、舞台監督の立場でそこまで熱くなれるっていうのはいいね。これからは時間内に終わるようにするよ」といって握手をしてくれたのです。
ちなみに、寺内さんは私より1歳先輩でした。
ちょっと強面ではありますが、寺内さんの男らしい爽やかさに惚れ、その後、いろいろな仕事を一緒にしてきました。寺内さんの中には、日本人の美徳とされている武士道精神が流れています。ただし、一番に平和を愛するやさしい面も持っています。寺内さんの演奏が何よりもそれを証明しています。他の人とのエピソードもと思いましたが長くなってしまいました。
この続きはまたの機会に。
橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)
寺内タケシがやってくる!
カテゴリー : 過去の公演
大嶋です。
まだまだ寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザウイルスやらPM2.5やら花粉やら、鼻・喉には大変な季節ですね。
毎年毎年言っていますが、早く春にならないかな、と思う今日この頃です。
さて、春になったら『寺内タケシとブルージーンズ・コンサート』です。
4年ぶりに春秋座の舞台に帰ってきます。
今回は2部構成で『第1部 エレキギターで綴る 日本歌謡史』『第2部 輝け!エレキサウンド』という内容でお送りいたします。
※前回の上演写真より
第一部では「与作」「北の宿から」「津軽海峡冬景色」などの日本歌謡曲の名曲の数々を、
第二部では「君といつまでも」「マイウェイ」「運命」などの洋楽やクラシックの名曲を演奏予定。
「日本の心」と超絶エレキワールドを展開していきます。
様々なジャンルの壁を軽々と超え、エレキギターを通して自分のものにしていく寺内タケシさんのすごさを存分に味わっていただければと思います。
ぜひともご来場下さい。
大嶋
舞台裏からコンニチハ!vol.61
節分が終わり、次の大イベントといえばバレンタインでしょうか??
今年も義理チョコのツチヤです。
さて、節分祭で賑わった京都でもう一つの賑わいをみせました『春秋座 能と狂言』!
毎年恒例となりました本企画。今年は、能「融」と狂言「磁石」を上演いたしました。
より深い作品理解に繋がる渡邊先生によるプレトークと、花道のある舞台での上演や服部基氏による照明の演出効果でこれぞ『春秋座 能と狂言』という贅沢な公演でありました!
プレトークの模様 撮影:清水俊洋
狂言「磁石」 撮影:清水俊洋
能「融」 撮影:清水俊洋
皆様からいただいたアンケートを拝見すると、普段よく能や狂言をご覧になっているお客様は普段とは違う新たな能と狂言の可能性を、初めて能と狂言を見たという若い学生さんはまた見たいという好奇心を、それぞれ発見する良い機会となったようで来年度への期待も高まります!!
5月24日(金)18時30分には
もございます。
どうぞお楽しみに!
ツチヤ
舞台裏からコンニチハ!vol.60
どうも、前厄に突入いたしました、ツチヤです。
ちゃんと鬼は外、福は内をやり、恵方巻も黙々と食べましたので大丈夫でしょう!
さて、1月27日にありました第12回「演じる高校生」は無事に幕をおろしました。
遅くなりましたが、当日の様子を少しご紹介いたします。
ホワイエでは、『12年目(ひとまわり)記念企画』と題し、過去の出場校の上演をダイジェストで上映しました!
沢山の方が、足を止めてご覧くださいました。
先輩たちの演技を見つめる現役高校生や懐かしむ先生方、もちろん一般の方も「演じる高校生」の移り変わりを感じる良い機会となったようです。
また、「演じる高校生」を立ち上げた橘プロデューサーと当時、近畿高等学校演劇協議会委員長をつとめておられた吉田美彦先生の対談映像も上映し賑やかなホワイエとなりました。
こちらの対談ではいろんな秘話が登場しました!見逃してしまった方は、コチラからインタビュー記事がお読みいただけますので是非!
さて、2校の皆さんは少しも緊張を感じさせない堂々とした上演をされました。
精華高校『駱駝の溜息』は演劇部を舞台にした男子生徒たちがゆる~く奮闘する物語に対し、鶴見商業高校『ROCK U!』は女子生徒たちの激しい感情と葛藤の物語…
どちらも高校生にしか描けない世界を対極とも思える日常で春秋座の舞台に立ち上げてくれました。
私も遠い昔の高校生の頃を思い出したり…
さてさて、今回『12年目(ひとまわり)』ということでいくつか試みがありました。
それは、プレゼンター初登場!&「演じる高校生」の放課後トーク!
プレゼンターには、京都で演劇を学び出して12年目を迎え、若手演出家として注目の杉原邦生さんにお願いいたしました。
また、放課後トークにはご来場いただいた高校生で放課後トークに参加したいという方々にご応募いただき、その中から5名の方に出場校の皆さんと杉原さんと質問形式でお話いただきました!!
さらにチラシのモデルにもなってくれた昨年の出場した法隆寺国際高校の大西貴也くんもゲスト参加!彼の「“高校演劇”ってなんだと思いますか?」という質問には一同悩むもそれぞれの考えや答えがあり、それが同時に彼らの目標であったり創作スタイルであったりに直結した答えだったことを感じました。
プレゼンター杉原さん、出場いただいた皆さん、ご来場いただいた皆さん、放課後トークに応募くださった皆さんありがとうございました。
さあ、来年の第13回もきっと盛り上がるでしょう!
どうぞ宜しくお願いします!
余談ですが、プレゼンター・杉原邦生さんの演出作品KUNIO08『椅子』ファイナルは3月28日(木)~31日(日)にstudio21で上演いたしますー
こちらも、どうぞお楽しみに!!
ツチヤ
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
がございます。
開演は14時30分、開場は14時からとなっております。
上演時間は途中休憩を含みまして、2時間30分ほどを予定しております。
当日券は開演の1時間前より2階補助席を販売いたします。
売り切れ次第終了いたしますので、お求めの方はお早めにお越し下さい。
また、京都市内は節分祭の影響で一部道路や交通機関などの混雑が予想されます。
お時間に余裕をもってお出かけくださいませ。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
春秋座 能と狂言まもなくですね。
カテゴリー : 過去の公演
みなさまこんにちは、ツチヤです。
前売完売いただいております2月2日(土)「春秋座 能と狂言」ですが、当日券は2階の補助席を販売する予定です。
少し見にくいお席ですので一般・シニア(60歳以上)5,000円となっております。
学生&ユース(25歳以下)は2,500円でご覧いただけます。
また、2階席までは階段しかございませんので車椅子やお足元の悪い方は事前にチケットセンター(平日10時~17時)までご連絡くださいね。
当日は混雑が予想されます。時間に余裕を持ってお出かけください!
また、お帰りの際にはタクシー乗り場もヤサカタクシーさんにご協力いただき特設しておりますので、ぜひご利用ください。(場所に関しては当日劇場スタッフにお聞きくださいませ。)
さて、元旦の渡邊守章プロデューサーのブログにもありましたように、今年は世阿弥の生誕650周年と相成ります!春秋座では5月24日(金)18時30分から観世流宗家・観世清和師による『翁』を上演いたします。また狂言は茂山千五郎師による『末広かり』、観世銕之丞師の能『高砂 祝言之式』の豪華3本立て!!
公演前には、学内ギャルリ・オーブにて『翁とその起源について』をテーマに天野文雄氏と松岡心平氏が渡邊守章氏の司会進行でお話いたします。
チケットは、友の会先行発売が3月5日(火)、一般発売が3月6日(水)からとなります。こちらもお楽しみに!!
では劇場でお会いしましょうね~
ツチヤ
本日の京都芸術劇場は・・・
春秋座にて
高校演劇コンクール近畿大会優秀校 第12回「春秋座」招待公演
演じる高校生
がございます。
開演は14時、開場は13時30分からとなっております。
上演時間は途中休憩を含みまして3時間ほどを予定しております。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は・・・
春秋座にて
第二回 淡路人形浄瑠璃 春秋座公演
がございます。
開演は15時、開場は14時30分からとなっております。
上演時間は1時間40分を予定しております。
途中休憩はございません。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
明日は淡路人形浄瑠璃公演です。
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。
連日寒くて、温かい布団が恋しくてしかたがない上田でございます。
さて、いよいよ明日1月19日(土)は、第二回 淡路人形浄瑠璃 春秋座公演です。
以前、淡路人形座さんにインタビューをさせていただいた際、地元・淡路島の若い世代に人形ワークショップや郷土芸能部など淡路人形浄瑠璃の普及のための活動について熱く思いを語られていました。(※詳細は、こちらのインタビューをご覧下さい。)
なんと明日の公演には、淡路島の三原高校で郷土芸能部に所属している高校生が参加します!
今回は少しだけの出演になりますが、将来活躍している姿が見られるかもしれないですね~。いや~楽しみです(^o^)
学生だけの公演とは違って初めてのプロの現場だそうで、奮闘している彼女達も是非応援してあげてください!
また上演前には、大阪市立大学 大学院文学研究科 久堀裕朗准教授による作品のあらすじ解説をします。
作品内容がより判りやすくいっそう楽しんでいただけると思います。
様々な点に注目していただき、淡路人形浄瑠璃をお楽しみください。
当日券もございます。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
上田