舞台裏からコンニチハ!vol.41
早いもので、2011年もあと2ヶ月をきりました。
皆さん、今年の目標は達成されましたか?
私は今更、色々なことを思い出し、すでに
一人反省会をしております。
先日、『アデュシャッツ/アデュー』公演が無事終了致しました。
ジョナタンの「天使のような歌声」が会場を満たしていく心地よさ、歌詞の世界と現実とが交錯する中で垣間見える、痛みや衝動。観た人によって、全く違うものを心に残す舞台だったのではないでしょうか。
アフタートークでは、ドラァグクイーンのシモーヌ深雪さんとジョナタン。そして、舞台芸術研究センター渡邊守章先生の尽きないトークが展開され、作品を理解する上で非常に重要なキーワードが浮き彫りになっていました。
終演後、ジョナタンのラブコールで珠玉のツーショットが実現!どの角度から撮っても
本当に絵になるお2人です。
井川
拝啓 渡邊守章先生
カテゴリー : 過去の公演
※はじめに
このブログの文章を書かせていただくにあたって、どう書こうか随分悩みました。「現代における創作能の意味」なんて、私には到底語りきれるテーマではないし、荷が重過ぎます。そこで、今、私がどのような心境で講座の〈聞き手〉に臨もうとしているのかを正直に、それも、渡邊先生にお手紙を書くつもりで、何の誇張もなく書く以外ないと考えました。やや、個人的な文章ですので、本ブログの読者の皆様、ご退屈でしたらごめんなさい。他人の恋文を読むほどつまらないものはないですもんねー。先にお詫び申し上げます。
~あるいは、「拝啓 渡邊守章先生」~
先生。
「今回の公開講座に聞き手で」、とお声をかけていただいた時、こんなに嬉しい事はなかったです。
このような事を若輩者の私が言うのはおこがましいですが、渡邊先生の〈新作能の創造〉の一連の御活動は、演劇史上おいて大仕事中の大仕事だったと思うのです。それも現在進行中の一大ライフワークであり、常に更新し続けておられる研究テーマのおひとつではないかと。先生からすれば、多岐にわたる超人的な芸術活動のほんの一角でしかないのかも知れませんが、私には、その40年以上にも及ぶ新作能の足跡は〈奇跡〉であるようにしか思えません。
それは、私自身が、「日本の伝統演劇の手法や発想を如何に、現代演劇が取り込むことができるか」または「伝統演劇の現代性は何処にあるのか」という問題を、理論と現場論の両面から考えたくて〈木ノ下歌舞伎〉という団体を立ち上げ、現在活動しているということもあり、その一筋縄ではいかない難しさ、現場と理論のせめぎ合いからくるジレンマ、まるで底なし沼にはまったかのような創作の苦しさなど、ほんの少しは体感しているつもりでして、ですから、なおさら、先生の偉業に胸打たれるのだと思います。
特に、70年にスタートした、古典の現代化の先駆的活動、演劇史上そのさきがけである「冥の会」―。今でこそ玉石混合、新作能はあちこちで上演されるようになりましたが、これは、それらとは一線を画す、覚悟と気概と危機感と、そして大きな野心を抱いての演劇実験ですよね。第一、観世三兄弟をはじめとする伝説の名人達を率いての創作活動、考えただけでも、そのスケールの大きさに眩暈がします。単なる実験公演ではなく、まさに演劇史に対し挑戦状を叩きつけるというスケールで展開され、かつ、理に偏ることなく、多くの観客を巻き込みながら話題を呼ぶなど興業的にも成功をおさめる。その手腕は、私などから見ればもはや〈神業〉です!それだけに、一つの稽古場に演出家が5人も6人も居るような会を如何に統率し、作品を纏め上げ、〈生きた創作理論〉を構築していったかなど、一若手演劇人として是非とも徹底的にお話をお伺いしたいと、そんな機会がめぐってこないものかと切望しておりました。(余談ですが、機会がめぐってこないなら、自分で〈冥の会をめぐって〉というシンポジウムを主催しようと、実は個人的に計画していたくらいです。)
そんな中での今回の講座-。まさに願ったり叶ったり、聞き手役など分不相応だとは思いながら、その嬉しさは並大抵のものではありません。
なぜ、そこまで、渡邊先生から新作能のお話を伺いたかったか。それは、決して私個人も思い入れだけではなく、そこに、古典芸能の未来を開く重要な〈ヒント〉が隠されているように思えてならないからです。
そもそも、理論と現場論を繋ぎ合わせながら、古典の現代性を発掘する有効な手法を生み出すことは、至難の業で、現場論に偏りすぎると歴史的になんだ根拠の無い荒唐無稽な舞台に終わってしまう―、机上の理論に縛られれば頭でっかちの無味乾燥な舞台になってしまう―。ひとつ問題の立て方を誤れば、即、破綻してしまう難しさを古典の新作物は常に孕んでいると私は思うのですが、そのような安直な古典の新作物が蔓延しがちな現代だからこそ、先生の御活動は、これからの伝統演劇の指針を示す一つのモデルケースとして、しっかり記録を残していきたいと思うのです。それも、単なるアーカイブとして終わらせるのではなく、それら膨大な〈知の財産〉と〈心意気〉を、私たち若手が及ばずながら、受け継ぎ、咀嚼し、時に再検討し、どう独自で発展させていくことが可能なのかを考えていくことが重要だと切に思うのです。それが、これからの何十年後の演劇界を担っていく私たちの若手に課せられた責務であろうとすら―。
ですから、公開講座当日は、まるで『菅原』の筆法伝授を享ける武部源蔵のような心境で、そのような使命感を持って、聞き手を務めさせていただきたいと思っている所存です。また、お客様の代表として、様々質問もさせていただきたくと思います。木ノ下ごときの源蔵で、さぞ渡邊相丞様はその頼りなさにお嘆きでしょうが、そこは何卒ご辛抱くださいませ。
興味深いお話をお聞かせ願えることを楽しみにしております―。
これからの京都はますます冷えますゆえ、くれぐれもお身体にはお気を付けください。
追伸
先生の、冥の会にまつわる芸談を、聞き書きという形で、いつの日か一冊の本として残したいという夢を木ノ下が持っていること、頭の片隅に、一寸、置いといていただけると幸いです。
木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰・本学博士課程在籍)拝
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
加藤健一事務所 VOL.80 音楽劇「詩人の恋」
がございます。
開演は14時(開場13時30分)、受付開始は開演1時間前からです。
上演時間は途中休憩を挟みまして2時間20分ほどを予定しております。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場お待ちしております。
舞台芸術研究センター
剣幸さん 取材同行しました~♪
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。上田でございます。久しぶりにブログに登場するような気がします。
さて、11月に入り「アディッシャッツ/アデュー」、「詩人の恋」と公演が続き、春秋座も賑わいを見せております。
その一週間後の11月12日(土)には「剣幸 kohibumi concert in KYOTO」を開催いたします。
実は先月末、この公演のプロモーションで剣幸さんご本人に京都まで来ていただき、その取材に上田も同行させていただきました。(上田は初の取材同行でした)
「剣さんはどんな方なんだろう…」と緊張していましたが、物腰が柔らかく、とても素敵でお美しい方でした!!
今回、京都新聞とKBS京都(ラジオ)にて広報活動を行いました。
まずは京都新聞でインタビュー。
記者の方の質問に、熱く時に面白く公演について語っていただきました。
(※掲載日がわかりましたらお知らせいたします。)
次にKBS京都へ徒歩で移動。
この日はいいお天気だったので(むしろ汗ばむくらい)、京都御所をブラリとしました。
KBS京都では「音楽わいどラジオビュー」という番組に出演されました。
見晴らしのいいスタジオでDJさんと剣さんの掛け合いに自然と笑みがこぼれました。
今回、KBSのスタッフの方(女性)が、宝塚ファンで、現役時代の剣さんもご覧になられた事があったらしく興奮気味でした。
いや~。人というのはどこかで繋がっているのだな。と感じました。
KBS京都でパシャリ☆
※初取材で緊張しすぎて写真が1枚しか撮れなくてすみません…(つд`;)
KBS後は大学へ。
劇場下見とインタビューをさせていただきました。
忙しい一日だったにも関わらず、笑顔でインタビューに答えてくださって、ありがとうございました。このインタビューは近日中に劇場HPに掲載しますので、こちらもご覧下さい。
今回取材に同行させていただいた上田は、『手紙というのは手紙自体が既に恋文。「ありがとう」の一言がもう恋文だと思う』という言葉がとても印象的でした。
携帯電話が普及していなかった学生時代によく友達と手紙交換していたな。と思い出しました。久しぶりに手書きで友達に手紙を書きたくなりました。
仕事に疲れた方や心がすさんでいると感じたらぜひこの恋文コンサートにお越し下さい!
剣さんのお人柄が出る、心が和らぐコンサートになると思います。
おまけ:剣さんはとても晴れ女で、例えばドラマの撮影時にさっきまで大雨が降っていたのに、剣さんの出番が来るとピタリと雨が止む。あまりにも晴れ女過ぎて、撮影で雨待ちだったのに2日間待った。というエピソードがあったそうです。
公演日も晴れることを信じております。(^^)
上田
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
ジョナタン・カプドゥヴィエル『アディシャッツ/ アデュー』
がございます。
開演は15時(開場14時30分)、受付開始は開演1時間前からです。
上演時間は55分ほどを予定しております。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場お待ちしております。
舞台芸術研究センター
ジェームス小野田さんがいるだけで
カテゴリー : 過去の公演
皆さんコンニチハ。ツチヤです。
先日、東京で舞台の本番中にも関わらず、12月17日(土)14時から春秋座で行いますエッセイ・ミュージカル「江分利満氏の優雅な生活」―昭和の日本人―に出演するジェームス小野田さんが、公演のプロモーションの為に京都にお越しくださいました!!
東京の舞台の休演日の貴重な一日にも関わらず、京都でのプロモーションの予定を詰め込む鬼のような私たちスタッフにも嫌な顔ひとつせず、お付き合いくださいました。
そんな一日の様子をご紹介します!
まずは劇場で、KBS京都の竹内アナウンサーと対談。
初めて春秋座を見てのお話や本作品がどんなものか、お話をされました。
この模様は、11月25日(金)21:25~22:25「京bizS」の『8ミニッツ』のコーナーで放送されますので、お楽しみに!!
そして、ジェームス小野田さんと京都造形芸術大学内を少し散策。
学内では様々な出会いがあり、小野田さんは京都にたくさん来たいなぁ~とおっしゃっていました。ぜひぜひ!
お次は、祗園サンボアへ。こちらは以前に少しブログでご紹介させていただきましたが、山口瞳さんに大変所縁の深い場所。おかみさんと小野田さんの対談は劇場HPのインタビューページで近日アップの予定です。またお知らせしますね。
それから、KBS京都で今度はラジオの収録!いま人気の劇団、ヨーロッパ企画の永野さん、本多さんがDJを勤める「永野本多の劇的ラジオ」にお邪魔しました。こちらは11月4日(金)22:00~24:00にオンエア!
お三人プラス、制作の新井さんの合いの手も入り終始テンションの高い収録となりました!
大締めは、生放送!αステーションでの生ラジオドラマ。お聞きいただけましたでしょうか?20:10から始まった「DELICIUS DONUT」でDJの大村真耶さんとジェームス小野田さん、そして京都造形芸術大学舞台芸術学科の学生・坂川慶成くんと石原慎也くんが【ラジオのショー!】『ノアの方舟の恋人たち』を熱演しました!
綿密に打ち合わせて…
いざ本番!
生の効果音も入り、学生たちは緊張気味でしたが本番は大成功!!学生たちは小野田さんからお褒めの言葉もいただきホッと一息。αステーションでも生ラジオドラマは初めてのことだったようで、見事に終えた瞬間はオフィスでもスタッフの皆さんから拍手が…温かい現場でした。
αステーションの皆様、ありがとうございました!!
小野田さんの米米CLUBでのイメージや風貌から、初対面の方は少し緊張されるのですが、そんな空気を打ち壊すように明るくお話いただき、一日楽しくお供させていただきました。
そんなジェームス小野田さんがひとりで演じるエッセイ・ミュージカル「江分利満氏の優雅な生活」―昭和の日本人―。
ますます楽しみでたまりません!
皆様も12月17日(土)はトランクひとつだけで京都に浪漫飛行へお越しやす~
ツチヤ
『アディシャッツ/アデュー』東京公演の感想いただきました!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは、川原です。
早いものでもう11月・・・。
川端通りを北に上がるにつれ、街路樹が少し黄色く
赤く色づいているのを見ると嬉しさを感じると同時に
これから訪れる底冷え寒さにやや恐怖を感じる今日この頃。
さて、もうすぐ開催!3日の『アディシャッツ/アデュー』。
ジョナタン・カプドゥヴィエルはじめ、ツアーメンバーも
無事に京都入りしております。
京都の前に、東京シアターカイで3公演上演されたのですが、
東京日仏学院の平沢さんより、東京公演の感想いただきました!
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物真似や腹話術、マドンナの楽曲から聖歌までを歌いこなす
非凡な才能を持つジョナタン・カプドゥヴィエル。
録音は一切なし、語調や声色を瞬時に変えて何人もの人物を
声で表現する演技に圧倒されます。
家族の死、肉親には告白できない自身のセクシュアリティ、精神的苦悩…、
自伝的要素の色濃いこの作品は、可笑しくも哀しく、そしてなんと言っても切ない、
感動のパフォーマンスです。
是非多くの方に観ていただきたいと心から思っています。
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春秋座は1回限りの公演です。
どうぞお見逃し無く!!
川原
ジョナタンに関する事実
カテゴリー : 過去の公演
皆さま、こんにちは。
先日KYOTO EXPERIMENTにも参加していた、
KUNIO09 “Angels in America”のお手伝いに東京へ行ってきました。
京都でも観た(そしてここでも感想を書いた)この公演、、、
一言ではとても語りつくせないですが、
私にとって本当にlife celebratingな公演でした!
こんな出会えてよかったと思える公演にまたかかわれればいいなー。
この話にでてくるのはほとんどみんなゲイで、
いろいろな思いでそれぞれの日々を生きています。
もしジョナタンが見ていたらどう思っていたでしょう、、、。
さて、東京でフリーのライターをしている友達が公演を
見に来てくれたので、公演終了後は久々にご飯を食べに行きました。
その際、私は書くことのプロである彼女にブログを書くコツを聞いてみました。
彼女の答えは意外にも「わかりやすく事実を教えて欲しい」でした。
なるほどーーーーー!
公演などを見るにあたり、その公演や出演者の背景を知りたくても、
なかなか見つからないことが多い、と彼女は言っていました。
なので、今回はジョナタンに関する
いくつかの事実をお伝えしたいと思います。
ジョナタンはフランス出身で、国立の人形劇学校を出ています。
だから、今回の公演で歌われる数々のうたや、いろいろな役も
ほとんどひとりでこなしています!
モノマネ芸を学ぶさいに多くの歌を練習し、
かなりの歌唱力を有しています!!
さらに、今回の公演東京と京都でのみ行われます。
シアターXの舞台も素晴らしいですが、
京都ならではの見所は春秋座の広いスペースを
贅沢に、存分に使ったステージングだと思います。
いかがでしょうか?
若くて才能あふれるジョナタンのパフォーマンス!
いよいよ来週木曜日開催です!!
ツカモト
産みの苦しみ
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは
制作担当イデです。
私事ですが今月13日に第二子が生まれました!
一人目のときと同様、出産に立会いまして、“産みの苦しみ”を間近で見てきたわけです。
いや~何回見ても(2回だけですが)感動するもんですね。
皆さんには特別に赤ん坊の手だけ公開!
さて、生命の神秘とは比べ物にならないけれども“産みの苦しみ”ということで私、今悩んでいるのが計画中のとある展覧会のタイトル。
ブログ記事のタイトルからしていつも悩んでしまうのだから、すんなり決められず困ったものです。
それに引き換え12/17(土)に開催する『江分利満氏の優雅な生活』とは何ともスゴイ題名だなと思います。
主人公を“えぶり・まん”と名付けるところもスゴイですが、“優雅な生活”とはこれいかに。
どれほど優雅やねんと、うがった感じで直木賞受賞の原作を読むと多分に逆説的な意味も含まれていることが分かります。
読み終えるとこれ以外のタイトルは考えられないと思わせてくれます。
さすがは直木賞作家!
と思っていたら原作の山口瞳さんは元サントリー宣伝部の社員だったんですね。
チラシイラストの作者、柳原良平さんと共にサントリー宣伝部の一時代を築いた方で、毎年新成人・新社会人に向けて出されたサントリーオールドウィスキーの広告などは歴史に残る不朽の名作。
キャッチーなコピーやタイトルをつけるのはお手の物というわけですか。
とはいえ出来上がったものしか見ていないわたし達の知らないところで“産みの苦しみ”があったのでしょうね。
実はタイトルを決めかねているのが往年の“サントリーオールドの広告”も展示する『江分利満氏の優雅な生活』関連企画の展覧会。公演直前の12/14(水)から公演当日の12/17(土)まで劇場ホワイエで開催します。山口瞳さんや柳原良平さんに関する貴重なものをご覧いただけます。近日中に詳細をお知らせしますので12/17(土)の本番とともに是非お越し下さい!
イデ
舞台裏からコンニチハ!vol.40
こんにちは。舞台・管理のくらはしです。
やっぱり、山の中だからか、最近よくムカデに遭遇して大騒ぎです。戦いのあとはどっと疲れます。
さて、本日京都は時代祭のはずが雨で順延、「そんな時にはバレエを観に行こう♪」なんて、おしゃれじゃありませんか?という訳で、本日は『ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ「ロミオとジュリエット」』の公演でした。
このアカデミーの方に来ていただくのは、「白鳥の湖」「くるみ割り人形」に続き3度目でした。
今回は観させていただく時間もあり、感激でした!
やはりバレエをされている方は、お綺麗です。当たり前なのですが、ため息が出るほどでした。
やはり何でも基本ですね。楽屋へ入られてすぐにウォーム・アップです。
これだけでも圧巻でした!
ご覧のとおり、たくさんのダンサーさんがいらっしゃるので、衣裳もズラッ!!
お気に入りの1枚はこちら☆ドン!
どうです~?普段こんなに並んでるところはなかなか見られなくて、思わず写真を撮ってしまいました。
たぶん、皆さん、「あのちびっ子は何をしているんだ?」と思ったに違いありません。
今回の日本公演は、「ロミオとジュリエット」と「白鳥の湖」の2作品で回られているそうで、同時に違う演目をやられるなんて、すごいです。二つのフリで頭が混乱しないのでしょうか??そこはプロの方なので、愚問ですね。
10月8日から11月3日までの約一ヶ月の日本公演な訳で、チームワークは抜群なのはもちろん、皆さんメンバー思いの方たちで、そんな事を思わされたのが、芸術監督ファージェーエフさんが本日お誕生日ということで、皆さんで歌と“芸者さん”のプレゼント!
女性の一人が着物を身につけ、髪を結って、サプライズされていました!!
公演はとても好評で、いつまでも鳴り止まない拍手の中、幕を閉じました。
あ!そうです!
本日お越しの皆様、お帰りの際は、どしゃぶりだったのではないでしょうか。お足元の悪い中でしたが、無事に家路に着かれましたでしょうか。
雷も鳴っていて、びっくりしました。そんな本日もありがとうございました!
くらはし