本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
ロシア国立サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエ
「ロミオとジュリエット」全2幕
がございます。
開演は14時(開場13時30分)、受付開始は開演1時間前からです。
上演時間は休憩含め2時間30分ほどを予定しております。
当日券もご用意しております。
時代祭のため、交通機関の混雑が予想されますので、お早めにお越し下さい。
皆様のご来場お待ちしております。
舞台芸術研究センター
いよいよ明日開演
カテゴリー : 過去の公演
大嶋です。
1日の寒暖の差が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか?
大分風邪を引いている方がいらっしゃるので、皆様お体ご自愛下さい。
今週末も雨らしいですね。
京都では明日、時代祭が行なわれる予定なのですが、雨で順延になってしまうのでしょうかね…。
時代祭に行こうと思っている方、もし雨で延期になってしまって、昼間予定が空いてしまったら…ぜひバレエ「ロミオとジュリエット」を観に京都芸術劇場にお越し下さい。
サンクトペテルブルク・アカデミー・バレエにより行なわれるこの公演は、誰もが知っている名作古典を、ロシアを代表する作曲家・プロコフィエフが作曲し、作られた作品です。
原作にはない運命の女神を登場させて、ストーリーにアクセントをつけたり、舞台上に、時を刻む大きな振り子などの大道具が登場したりと見所たくさんの舞台!
実はバレエって見たことないんです…という方、ぜひこの機会に見に来てください。とてもピッタリの舞台だと思います。百聞は一見に如かず、です。
皆様のご来場、お待ちしております。
大嶋
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
京都・フィレンツェの伝統を未来につなぐ職人技
「時の贈りもの」関連イベント シンポジウム
これからの手しごと
がございます。
開演は16時30分(開場16時)です。
入場無料、事前予約不要、全席自由席となっております。
終了予定時刻は19:50です。
皆様のご来場お待ちしております。
舞台芸術研究センター
後期もやります!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。
毎度おなじみ(?)ツカモトです。
本日アディシャッツ/アデューの紹介を
学生さんにさせていただきました。
人前で話すのが苦手がゆえ、昔から学園祭のときも
衣装や美術をやっていた私は足がガクガク。
無事終わってホッとしました。
藤澤先生、学生のみなさまありがとうございました。
さて、以前プロデューサー目線で渡邊先生が
詳しく書いてくださったのですが、
改めてのご紹介が遅くなってしまいました!
公開レクチャー・シリーズ
『劇場の記憶』―舞台芸術の半世紀“後期”も行います!!
第一回 11/8(火)「現代における創作能の意味」
講師:渡邊守章 聞き手:木ノ下裕一
氏がこれまで手がけた「冥の会」での『メーデーア』、実験的『能ジャンクション《當麻》』、
創作能『内濠十二景、あるいは《二重の影》』『薔薇の名――長谷寺の牡丹』などを取上げ、
創作能の現場との関わりの軌跡を語ります。
第二回 12/13(火)「《語り》の普遍性について―フランス古典主義悲劇の場合」
講師:渡邊守章、後藤加代
主としてラシーヌ悲劇『フェードル』を取り上げ、日本の伝統演劇の根幹にある「語り」を、
現代の演劇作業に如何に取り返し、活性化させるかを探ります。両氏による実演付き!!
第三回 1/17(火)「舞台芸術の50年―オペラとバレエを中心とした」
講師:渡邊守章、浅田彰 司会:森山直人
レクチャー・シリーズの総括として、「演出家の世紀」とも呼ばれた二十世紀のその後半で、
単に「言葉の演劇」だけではなく、最も目覚しい変化が体験された「オペラ」と「ダンス」
の領域を取り上げます。
一回からの受講も可能ですので、ご興味のあるかたは是非ご参加ください!
今後もゲストの紹介などしていけたらと思っておりますので、
皆さままたブログをチェックしてみてください!
ツカモト
事実は小説より気になる。
カテゴリー : 過去の公演
グリュースゴット!ツチヤです。
↑これはドイツ語で「こんにちは」だそうです。
さて、皆さんはどんな「恋」をしてきましたか?
ちなみに私の初恋は小学生のときでした…いひひ
そんなどーでもよい話はさておき、
今回は、音楽劇『詩人の恋』の作品の要・連作歌曲『詩人の恋』について少しご紹介します。
連作歌曲「詩人の恋」は、ハインリヒ・ハイネが自らの恋愛体験を美しく哀しく書き上げた作品「歌の本」の中から、1840年にシューマン自身が選び、詩に曲をつけたものです。
16編あるその詩のタイトルは
1、美しい五月には
2、僕のあふれる涙から
3、薔薇に百合に鳩に太陽
4、君の瞳に見入る時
5、心を潜めよう
6、ラインの聖なる流れに
7、恨みはしない
8、小さな花がわかってくれたら
9、あれはフルートとヴァイオリン
10、あの歌を聞くと
11、若者が娘を恋し
12、まばゆい夏の朝に
13、僕は夢の中で泣いた
14、毎夜君の夢を
15、昔話の中から
16、古い忌わしい歌
恋をした若者がやがて失恋し、その青春時代を回想するという物語で、ドイツ・リートの最高峰なのだそうです。愛への喜びから一転、失恋したことの苦しみや悲しみ、そして最後はそれらを振り返って歌われると。
そして今回劇中で歌われる詞は、加山雄三さんの「君といつまでも」や「恋のバカンス」を作詞した岩谷時子さんのオリジナルなんです。岩谷さんはドイツ語を日本語にするのがあまりに大変で一度はあきらめかけたそうですが、加藤健一さんの熱意に押され、挑戦したのだそうです!!
ぜひ、皆様にも劇場で聞いていただきたい!!
それにしても、一体、ハインリヒ・ハイネはどんな恋愛をしてきたのか…
気になるところですね。
Ciao!!
ツチヤ
舞台裏からコンニチハ!vol.39
月夜の美しい季節となりました。
我が家はその昔「京都の軽井沢」と呼ばれる名所近くにあり(タクシーのおじさま談)、
まだ緑豊かな山々に囲まれて生活しています。古くからの住宅が並び、勿論コンビニなどは一切なく。夜はひっそりと車さえまばらです。そんな環境が人から不便と言われても、この最高の読書環境に大満足な本の虫です。
本日、インパクト抜群の公演チラシでも度肝を抜かれた「KYOTO EXPERIMENT京都国際舞台芸術祭2011 石橋義正(キュピキュピ)/京都創生座 番外編 伝統芸能バリアブル」
公演が行われました。怒涛のスケジュールで始まった
今年のKYOTO EXPERIMENTも、本日全ての公演が終了!!
期間中、公演を網羅された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
京都から出ずに、これだけ多種多様な舞台を短期間に楽しめる。というのは、本当に夢のような企画です。
今回の公演では、春秋座で初となる“3D映像”が使用されました。
勿論・・・あのメガネをお配りしてお楽しみ頂いた訳ですが、ご覧になった皆さん、
如何でしたでしょうか。様々な技術が一般化していくことで、これまでに舞台上では
考えも付かなかった感覚や、刺激が発信可能になり、日々そのことに驚くばかりです。
地デジ化の折、半日かかってDVDプレーヤーを接続した私には、特にそう感じられます・・・。
身体能力の限界を補完し、増幅していく2次元の世界。その行き着く果てはどこにあるの
か…。これからも、アーティストの動向に大注目です!
次回公演は、乙女必見のロシア国立サンクトペテルブルクアカデミーバレエ「ロミオとジュリエット」
公演です!まだお席がございます。
甘く儚い恋、鍛え抜かれたバレエダンサーによる最高のパフォーマンス。
最高のお時間を、春秋座がお約束致します!
ぜひ、ご来場下さい。
井川
本日の京都芸術劇場は…
春秋座にて
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2011
石橋義正(キュピキュピ)/京都創生座 番外編
伝統芸能バリアブル
がございます。
開演は13時(開場12時30分)/17時(開場16時30分)です。
受付開始は開演1時間前からです。
上演時間は、1時間10分程度を予定しております。
当日券もご用意しております。
劇場でお待ちしております。
舞台芸術研究センター
女は腹でグッとこらえる…
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは皆様。ツチヤです。
実は学生の頃、祗園のとあるお店でアルバイトをしていたことがありました。
そこの女将さんは私の中では第二の母と勝手に思っているのですが、最近とあるCMに出演していて(別に女優さんとかではないのですが!)驚きです。
女将さんは、まだお若いころに旦那様を亡くされて女手ひとつで二人の息子さんを育て上げました。さらに、祗園でバーとお茶屋さんの両方を切盛りされているキャリアウーマンなのです。
そんな女将さんから聞いた言葉でずっと心に残っているのがこの言葉。
「女は腹でグッとこらえるんや」
私は本当によく言えば素直(?)、悪く言うと暑苦しい(?)、すぐ感情的になってしまうタイプなのですが、世の中うまくいかないことも多い中でいちいちそんなでは駄目だとそのとき教えられた気がします。
そんな女将さん、実は山口瞳さんの本にも登場するようで、お店でサインを求められることもありました。山口瞳さんの「行きつけの店」。そこにも女将さんのお話が登場します。
女将さんのもとでお世話になっているとき、山口瞳さんのお話も何度か伺いました。
競馬好きとかご自宅のお話など…
そしてやっぱりサントリーの角。
角のハイボールのおいしさを知ったのはそのお店で働いたお陰ですね。
12月17日(土)に春秋座で開催します
原作 山口 瞳<エッセイ・ミュージカル>監修 山口正介
「江分利満氏の優雅な生活」―昭和の日本人―
山口瞳さんが描いた世界を演出の竹邑類さんやジェームス小野田さんがさらに舞台にとその世界を広げられていくように、人の輪も縁も繋がっていきます。
そして次はご覧になるお客様に繋がっていく…
これを京都の劇場でやるのも、私がそこにスタッフとして参加させていただけるのも
何かの縁を感じてしまいます。
劇場でお会いできるのを楽しみにしています。
さあ次はどんな出会いがあるでしょうか???
あと、女将さんのマティーニ。
こちらも是非飲んでいただきたいな。
観劇後にお時間のある方は、祗園サンボアへどうぞ。
ツチヤ
ポストパフォーマンストークはシモーヌさん。
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。
先日の笠井叡さんの公演にあまりの衝撃をうけて、
軽い興奮状態で寝不足気味のツカモトです。
さて、こちらで何回かご紹介している、
『アディシャッツ・アデュー』の公演の
ポストパフォーマンストーク開催が決定いたしました!
ゲストはシモーヌ深雪さん。
前回のブログでもご紹介させていただきましたが、
シャンソン歌手であり、ドラァグクイーンでもあり、
当大学でもジェンダー論などの講義をしてくださったこともある方です。
トークの司会は当センター長の渡邊守章、
公演のパフォーマーであるジョナタンも参加します。
違う世代、ヨーロッパや日本のジェンダーに関する話が
聞けるのではないかと私も楽しみにしています。
さて、パフォーマンス自体について私が思ったことをひとつ。
前半にモノマネをするシーンがあるのですが、
憧れの歌手やアイドルの真似を
自分の部屋でただひたすらしてしまう。
憧れの対象に自分を重ねる。
それってきっと誰でも通る道だと思い、親しみがわいてきました。
前もちょっと似たようなこと書きましたが、
このパフォーマンス、ゲイ、ストレート関係なく
共感していただける所が
実はとっても多いと思います。
そして、切なくなったり、
懐かしくなったりしていただければなー、と思います。
近々劇場HPに動画をアップする予定です。
乞うご期待!
それでは、劇場でお待ちしています。
ツカモト
<おまけ>
最近アディシャッツ・アデューの中で歌われる
マドンナと(特に)レディーガガの歌が頭から離れず、
いつも聞いています!
私のオススメはザ・モンスター(英語版はThe Fame Monster)
にはいっている”Bad Romance”ですが
これっぽい曲が作品中にでてきます。
そんな楽しみかたもありかも!?
素晴らしきサークル・オブ・ライフ!
カテゴリー : 過去の公演
ご無沙汰しております。
先日、宮城の友人から宮城の物産品・お土産が送られてきて元気にやっているとの手紙と写真が届き、負けちゃいられないわ!と意気込む土屋でございます。
秋も本番、夏に花を咲かせた朝顔からはたくさんの種がとれて、また、おいしい秋の味覚のお陰で、ぷよぷよと皮下脂肪も寒さ対策を始めました。そして、どんな状況でも花は咲き、種は蒔かれ、発芽してまた花が咲いて…どんな天変地異にも負けないそのサイクルは、ただ素直に「生きる」ためにあって、人間にも同じその強さを感じた今年の秋です。
さて、ホームーページでもインタビュー掲載中の音楽劇『詩人の恋』。
インタビュー後編もアップされて、本番まで楽しみでなりません!
さて、インタビュー後編で畠中さんがお話されている“ダッハウ”について、少しご紹介したいと思います。
“ダッハウ”はドイツ・ミュンヘンにある都市で、ナチスの作ったなかで最も古い「強制収容所」がありました。ユダヤ人の悲しい歴史。この物語の中で畠中さん演じるスティーブンはその過去に向き合うべく、“ダッハウ”を訪れるのですがそこには、そのことがなかったかのように美しく舗装されておりスティーブンは怒りに震えるのです。
この“ダッハウ強制収容所”には、1933年の開設からナチスの政敵や売春婦、同性愛者など「非社会的」と判断された人々が収容されたのだそうです。食事や水も与えられないまま収容所に連れてこられ、名前も奪われた上、衛生状態はもちろんよくなく、チフスが蔓延し、またドイツ軍のための人体実験も頻繁に行われ多くの命が奪われた場所。
そのダッハウ強制収容所を訪れた畠中さんは、その場所の現在が、ご自身の演じるスティーブンが話すことそのままであったと語られました。
どうであったかは劇場でお確かめください。
過去のどんな悲惨な歴史も向き合って私たちは忘れてはいけない…その上に、新しい歴史を紡いでいくのだと思います。
人間はただ「生きる」こと以外にも、人を傷つけること人を感動させることもできてしまいます。
加藤健一さんは、インタビュー前編で、「自分が感動した作品を舞台にあげたい」と語られました。そのために加藤さんは年間200本の戯曲を読まれるそうです。
ぜひ、その加藤さんのパワーを劇場で受け止めてください。
お待ちしています。
次回は、何をご紹介するのかな…お楽しみに!!
土屋