いよいよ本番!
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
さてさて、歌劇『蝶々夫人』全2幕は本番に向けて、舞台では仕込みが始まりました。
稽古も佳境に入り、日本人役の方は着物や浴衣を着用され稽古をされています。
所作指導の飛鳥左近さんがコーラスの方に、扇子の持つ位置やお辞儀のしぐさなど指導されていらっしゃいました。
「足が筋肉痛になる~!」と稽古終了後も足を曲げるタイミングなどの予習をされていました。
こちらは蝶々夫人の子役の稽古。
演出と演出助手の方が手取り足取り指導しています。
慣れない舞台に四苦八苦しながらも、日々成長しています。
是非、彼の演技にも注目して観てください!
こちらは蝶々さんとピンカートンの愛の二重唱。
上田がお気に入りのシーン!
着物に内掛けを羽織って歌われているお姿はとても華やかですね~
こちらは京都市内にある元、立誠小学校の講堂での稽古。
手前の男性は、7日のピンカートン役・笛田博昭さんです。
歌うと体力も使うので着物を着て稽古されている方は本当に暑そうで、お持ちの扇子で扇いでらっしゃいました…(- -;)
また、6月30日には、小学生~大学生を対象にした公開稽古を開催しました。
小学生から年配の方(同伴の保護者の方も参加可能だったため)と幅広い年齢層の方が参加してくださいました。
稽古前に、橘プロデューサーがオペラの歴史など分かりやすくオペラについて解説をしたあと、客席に入って第1幕の通し稽古を見学していただきました。
小さなお子さんがいるお母さんやどうしても予定が合わない方が「少しでも観られて嬉しかった!」とお声をかけてもらえました。
学生さんも「役者やスタッフの動きなど興味深く観れた。」、「レクチャーがあるとより興味がもてる。」、「当日の舞台がどんな風になるのか楽しみ。」という感想を頂きました。
皆さんの熱心な姿がとても嬉しかったです。(感涙)
もうすぐ本番!
チケットもございますので、日本を題材にした歌劇『蝶々夫人』全2幕を春秋座でご堪能ください。
皆様のお越しをお待ちしております~!
上田
チャイコフスキーの名作バレエを春秋座で上演!
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
気がついたら7月に突入…。この間、蝉の鳴き声が聞こえました。
歌劇『蝶々夫人』も本番に向けて稽古が大詰めになってきています。
話は変わりまして、
秋も深まる10月6日(日)に春秋座で、ロシア・ナショナル・バレエ『眠れる森の美女』全2幕を開催いたします。
ロシア・ナショナル・バレエはロシア政府文化省の援助によって設立され、クラシックの名作とコンテンポラリー作品を高いクオリティーで上演し、国内外から高い評価を得ているバレエ団です。
『眠れる森の美女』には、見どころがたくさんあります。
そのひとつに、デジレ王子とオーロラ姫の結婚式!長靴をはいた猫、赤ずきん、シンデレラなど有名な童話の登場人物が登場し、二人を華やかに祝福します。
なんだか楽しそうでワクワクしますね~(^o^)
初めてバレエを観る方やお子様も充分に楽しんでいただける内容です!
チケットは本日7月2日(火)から友の会先行、3日から一般発売です。
一般・シニア1名につき中学生以下2名までお子様には、一般席1人3,000円でご覧になれるお得な『親子券』もあります。(※お申し込みは京都芸術劇場チケットセンター(窓口・電話)まで)
世界が認めたバレエを春秋座でぜひお楽しみ下さい。
皆様のお越しをお待ちしております~(^o^)
上田
チャイコフスキーの3大バレエが今年で完結
春秋座では7月6日(土)、7日(日)にオペラ「蝶々夫人」を上演するのに続いて10月6日(日)にはバレエ「眠れる森の美女」を上演いたします。
イタリアでは、バレエがもともとオペラの一部として行われていたのですから、オペラとバレエが春秋座で相次いで行われるのもご縁ですね。オペラが声の芸術とすれば、バレエは身体の芸術といっていいでしょう。
イタリアやフランスでは当初、舞踊手は男性でした。中でもルイ14世が宮廷バレエの舞踊手でもあったことは有名です。この頃のバレエはロマンティック・バレエと呼ばれドラマ性に富んだものでした。やがて18世紀に入って女性ダンサーが登場し、純粋に動きを追求するクラシック・バレエが誕生します。練習の方法や指導方法も研究され、踊りの基礎とも言うべきメソッドが確立されたのは 19世紀半ばのことです。
特にロシアではチャイコフスキーがバレエ音楽の傑作を生み出し、「白鳥の湖(1876)」「眠れる森の美女(1889)」、「くるみ割り人形(1892)」、の3大バレエが誕生しました。
その後、モダンバレエの時代になり、一口にバレエといっても幅が広くなっています。
しかし、何といっても、チャイコフスキーの3大バレエは誰からも愛されるロマンティック・バレエの傑作でしょう。大変親しみやすい劇的な音楽をバックに、幻想的な物語が展開されていく舞台は、文句なく引きつけられます。
子供の頃これらの作品を見て、ぜひ自分もバレエを習いたいと思った人は少なくないでしょう。また、これからも少年少女たちを魅了するに違いありません。
春秋座では、これまでに、「白鳥の湖」と「くるみ割り人形」を上演しましたが、今年はいよいよ「眠れる森の美女」です。これをもって春秋座ではチャイコフスキーの3大バレエが完結されることになります。
ロシア・ナショナル・バレエの「眠れる森の美女」は芸術監督エフゲニー・アモーゾフが
精魂傾けた作品で、8年前に来日した時、東京を始めとする各都市で絶賛されました。今回の京都公演はさらにグレイドアップされています。どうぞ、ご期待ください。
橘 市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)
* チャイコフスキーの3大バレエ作曲年代は音楽の友社発行の音楽辞典によるものです。
舞台裏からコンニチハ!vol.63 パゾリーニ、旅の終わり…
ツチヤです。
リーディング『ピュラデス』にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
川村毅さんとパゾリーニの旅がここ京都でゴールを飾りました。
ということで、写真をメインに舞台裏の模様をご紹介!
アフタートークの模様…
『オルジァ』翻訳の石川若枝さんをお招きしてのトークは30分間では足りなかったかと。
本番前の楽屋にて…
コロスの学生はカメラを向けると何かしらポーズをとってくれました!
楽屋打ち上げでご飯を口に入れながらも…
学生スタッフの皆も…
「これ(川村さんからもらったパン屋さんの割引券)も宣伝しておかないと!」
しかし、劇場のなかでは真剣そのもの!!
またどこかでこの旅の続きに逢えますように…
ツチヤ
フロントスタッフのカゲアナ研修レポート
こんにちは。イマイです。
春秋座では学生フロントスタッフがお客様をお迎えする為、日々頑張っています!
先日はカゲアナ研修、さらに避難訓練を行いました。
今回はフロントスタッフのカゲアナ研修の様子をレポートいたします!
カゲアナとは、公演の際に開演の前や終演時に聞こえるアナウンスのことです。
春秋座では公演によって、このカゲアナを学生が担ったりもします。
講師は劇場のプロデューサー橘教授。
早速、
「あえいうえおあお」「かけきくけこかこ」~
発声練習をして・・・
「お綾やお母上におあやまり」
「東京都特許許可局」
滑舌練習をして・・・
発声練習や、滑舌練習は日ごろからやると良いとのこと。
確かにこの研修が終わる頃にはみんな声も出て、聞き取りやすい声になっていました!
そこから一人ずつ原稿を手にアナウンスの練習。
ゆっくり、聞き取りやすく、丁寧に、やさしく・・・気をつけるポイントはたくさん。
みんな最初はうまくいかないといってたけれど、繰り返すにつれ
とても綺麗なアナウンスになっていました。
そして先日のstudio21で上演したリーディング「ピュラデス」で
早速デビューを果たした学生FSもいました!
「緊張するー」と言いつつ、研修で学んだことを活かし頑張っていました!
今後は是非公演の際に場内に流れるアナウンスにもご注目下さい!!
イマイ
パーカッション × ダンス × アート!!
カテゴリー : 過去の公演
制作助手のツカモトです。
先週末はリーディング『ピュラデス』が開催されました。
客席はほぼ満席!
お越しいただいたお客様ありがとうございました。
ツカモトは個人的に、このリーディング公演は、
言葉ひとつひとつと俳優さんの表情に集中でき、想像以上に入り込むことができました!
さて、水曜日は9月13日(金)に開催される
Percussion × Dance × Art
ニルヴァーナ‐泥洹‐
土取利行 meets サルドノ W. クスモ
のチケット発売日です。
世界的パーカッショニスト土取利行氏と
インドネシアの革新的舞踊家サルドノ W. クスモ氏の
初コラボレーション作品です。
土取氏は70年代より近藤等則氏、坂本龍一氏、阿部薫氏と音楽活動を展開、
その後民族音楽器、舞踊の習得に力を注がれています。
そのほか、田中泯氏、大野一雄氏、大野慶人氏、山田せつ子氏など日本の舞踏家や、
韓国を代表する現代舞踊家、キム・メジャ氏とのコラボレーションなど活動は多岐にわたります。
サルドノ氏は幼少期より古典舞踊を学び、ニューヨーク滞在を経て、
60年代後半より伝統と現代を融合させた意欲的な作品を発表されています。
また、環境保全へメッセージを発信。
ペイントや映像を使った公演もおこなっておられます。
とても独創的で混沌とした舞台美術は圧巻です!!
次回はそのあたりを詳しくお知らせできればと思っておりますので、
乞うご期待ください。
特設ページもオープンしています。
是非ご覧ください!
ツカモト
本日の京都芸術劇場は…
studio21にて
ピエル・パオロ・パゾリーニ 作
川村 毅 構成・演出
リーディング『ピュラデス』
がございます。
入場無料。開演は15:00、受付開始・開場は14:30です。
上演時間は途中休憩なしの1時間です。
当日券もございます。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は…
studio21にて
ピエル・パオロ・パゾリーニ 作
川村 毅 構成・演出
リーディング『ピュラデス』
がございます。
開演は19:00、受付開始・開場は18:30です。
上演時間は途中休憩なしの1時間です。
本日は満席・キャンセル待ちのみとなっております。
キャンセル待ちでご入場のお客様には、客席へのご案内が開演後になることもございます。また、キャンセル分が埋まり次第、締め切らせていただきます。予めご了承くださいませ。
皆様のご来場をお待ちしております。
なお、明日の同公演(15:00開演)の事前お申込みは本日17時まで、チケットセンター(電話:075-791-8240)、または劇場ホームページにて受付けております。
舞台芸術研究センター
ピュラデス出演者紹介 part 5!
カテゴリー : 過去の公演
いよいよ明日本番です。
リーディング『ピュラデス』。
今日も私が稽古風景と共に、東京の俳優さんお二人をご紹介いたします!!
ピュラデス役
中村崇さん
もはや川村作品には欠かせない存在ではないでしょうか!
普段は東京を拠点に活動されていて、なんと新小岩でバーの営業もされている多才な俳優さん!川村演出のパゾリーニ作品には『豚小屋』から5作品に出演されており、『文体の獣』では主演をつとめた実力派です。さらに『カルデロン』京都公演のお客様からのアンケートには、「カッコイイ」「素敵だった」など若い女性からの声があり甘いマスクも魅力的!
東京で行われたリーディング『ピュラデス』でも、『カルデロン』にも出演する傍ら、難解なピュラデス役を見事に演じ、この京都でも出演してくださいます。
そして…
エレクトラ役
南かおりさん
南さんも東京を拠点に舞台、映画、テレビと活躍されている女優さんで、舞台芸術研究センターの企画には初出演!
『文体の獣』では、中村さん演じるヤンの妹役を演じられました。大きな瞳が印象的で可愛いらしい!!
でもご本人いわくよくオヤジと言われるとか…意外…
エレクトラになるとそのどちらの雰囲気とも違う魅力を漂わせております。
未知の女優・南かおりさんです。
明日はいよいよ本番。
劇場でお会いできるのを楽しみにしております。
ツチヤ
ピュラデス出演者紹介 part 4!
カテゴリー : 過去の公演
お待たせしました。
ツチヤデス。
いよいよリーディング『ピュラデス』今週末開催です!!
今回は、メインの役どころ、つまり関西代表とも言える俳優3名をツカモトさんに内緒で…
私が楽しい稽古風景とともに紹介してまいります!
まずはこの方、田中遊さん。
第14回関西現代演劇俳優賞の男優賞を受賞されている実力派。
“正直者の会”というユニット名でご自身も劇作、演出活動をされています。
また、京都の小劇場の草分け的存在であるアトリエ劇研の行う「劇研アクターズラボ」では講師としてご活躍中!
実は、何年か前に初めてお会いしたときはちょっぴり怖~い方かと思ったのですが、お話してみるとお優しい、一児のパパさんでした。
今回はオレステス役!アルゴス市民の前で強い口調で話すその姿、ぴったり…
どうぞお楽しみに!
そして、アテナを演じます武田暁さん。
関西で活動する劇団“魚灯”に所属され、松田正隆さんが代表をつとめる“マレビトの会”の公演にも出演されるなど、人気の高い女優さんです!
そして何よりお人柄がとてもキュート!お会いするといつも何かしら誉めてくださいますので大変ありがたいです。またそんなときの笑顔も大変魅力的…
アテナではそのキュートな笑顔は封印?!
どうでしょう??答えは本番で確かめてください。
最後はこの方、森田真和さん。
個人的な話ですが、私が大学4回生のときに近畿大学の演劇の卒業制作公演を拝見したときからその存在感は忘れられず…卒業後も何度かお仕事をご一緒させていただきましたが、
今回もその存在感が活かされる役どころ。天使とエウメニデスを演じますよ!
それにしても以前私がご一緒した際も天使役…これはもう関西の名天使俳優という名がつくのも遅くないのでは??
そんなリーディング『ピュラデス』。いよいよ明日今週末から開催です。
明日は、ピュラデス役の中村崇さんとエレクトラ役の南かおりさんをご紹介しますよ!
ツチヤ
★☆ご予約はコチラから☆★