本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
がございます。
開演は14時30分、開場は14時からとなっております。
上演時間は途中休憩を含みまして、3時間ほどを予定しております。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
ハンガリーから届きました。
カテゴリー : 過去の公演
夏本番!
皆さんはどんな夏休みをお過ごしでしょうか。
オリンピックで寝不足な方もいるのでしょうか。
私は個人的にフェアリージャパン(新体操)の活躍を心待ちにしております!
さてさて、様々な競技で世界の国々の選手が活躍する姿に感動させられるいま、
スポーツだけでなく、舞台や音楽も国境を越えて私たちに感動を運んでくれます。
10月14日(日)14時
春秋座オータムコンサート 情熱と哀愁のジプシー音楽
「ラースロ・ベルキとジプシー楽団&ダンサー」
テレビやスマホ、ツイッターのない時代、
各地を点々とするジプシー(ロマ)たちの音楽を偉大な作曲家たちが耳にし、
影響され新たな楽曲を生み出し、
私たちの耳に届くまでどのくらいの年月を要したでしょうか…
世界が近くなったいま、
海を越えハンガリーから日本にやってくるこの音楽は
きっと私たちに新しい感動を与えてくれるはずです!
リストやブラームスがどこかでロマの音楽を耳にし、新たな作品を生み出したように
皆さんも何か新たなインスピレーションを得るかもしれませんよ。
ツチヤ
そして、ラースロ・ベルキさんよりコメント、届きましたよ!
↓
襲名披露公演での市川右近さん
カテゴリー : プロデューサー目線
平成24年6月5日、新橋演舞場では2代目市川猿翁、4代目市川猿之助、9代目市川中車、5代目市川團子同時襲名披露公演の初日が開きました。
4人もの襲名披露が同時に行われるのは大変珍しいことです。猿翁から見ると、4代目猿之助は甥であり、9代目中車は息子、5代目團子は孫になるので、この襲名にはいろいろなドラマがありました。そのためマスコミが大挙して押し寄せ、満員の客席はいっそう熱を帯びていました。著名人の顔も随所に見え、これほど華やかな初日はかつてなかったのではないかと思うほどでした。
猿翁は昼の部の口上にも、夜の部のカーテンコールにも登場。満場のお客様は立ち上がり、そのサプライズに大声援を送っていました。我々関係者でさえ、無理ではないかと思っていたことを見事に実現させた猿翁の役者魂には、思わず涙が溢れてきて止まりませんでした。襲名というのは命の継承であり、1代では果たせないことを、何代もかけて実現していくことなんだと改めて実感しました。
そして、幕が開いてからは、新猿之助も新中車も新團子もそれぞれの持ち味を生かして見事な舞台を見せてくれました。また、当事者である4人を全力で支えるほかの役者たちの熱演にも心を打たれました。殊に、市川右近さんの吹っ切れた、爽やかな演技が目を引きました。猿翁が病に倒れた後、一門のリーダーとして全体をまとめ、ことごとく代役を務めてきた右近さんのプレッシャーは大変だったと思います。今回の襲名にしても右近さんとしては複雑なものがあったはずです。しかし、右近さんの舞台姿はそういうことを一笑に付す清清しさがありました。まるで、自分の置かれた立場を運命と割り切り、これからこそが自分の本当の役者人生と胸を張っているように見えました。
「ヤマトタケル」でのタケヒコ役は、文字通りヤマトタケルを最後まで支える好漢ですが、その奥行きのある演技は秀逸でした。
この市川右近さんを座長とする松竹大歌舞伎が9月6日春秋座で行われることになりました。他に市川笑也、市川門之助、市川笑三郎、市川猿弥らが出演し、「熊谷陣屋」、「女伊達」を上演します。右近さんを中心とした息のあった一門の歌舞伎をぜひご覧ください。
今回のメンバーは春秋座を知り尽くした人たちばかりです。ご来場の折には、劇場入り口に掲げられた、4代目猿之助さん揮毫の、「座秋春」という扁額にもぜひご注目いただきたいと思います。
橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)
鈴木ほのかさんについて
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。
アメリカで活躍している某野球選手が別球団に移籍が決定、というニュースにショックが隠しきれない上田です。
もうあのユニフォーム姿が見られないのか…と寂しく思う半面、別のチームに移っても活躍をして欲しいです。
そんな上田の内情はさておき、
涼しくなり始める10月13日(土)に、春秋座で「ミュージカルに乾杯」 鈴木ほのか&安崎求DUOコンサートを開催します。
今回のブログでは、鈴木ほのかさんをご紹介いたします。
鈴木ほのかさんは、「見上げてごらん夜の星を」など数々の名曲を生み出した作曲家 いずみたく主宰の
「イズミミュージカルアカデミー」を卒業。ミュージカルを専門に上演する劇団フォーリーズ(現・ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ)で「歌麿」、「洪水の前」など主演女優を務めました。
1987年、帝国劇場で初演された東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」のコゼット役に抜擢され脚光を浴びます。その後も「ミス・サイゴン」のエレン役、「回転木馬」など次々に話題のミュージカルに出演。
某アイドル事務所所属の近畿地方出身二人組の一人が主役を務めるミュージカル「SHOCK!」(初演)にも出演されてらっしゃいます!(^▽^)/
鈴木ほのかさんの活躍は、ミュージカル以外に留まらず歌手や声優など実に多方面!
皆様ご存知のあの有名なテレビドラマ「ひとつ屋根の下」や数々のテレビ番組にも出演されています。他にも、映画「ムーラン・ルージュ」では、主役二コール・キッドマンの吹き替えもされています。
実は前から気になっていた映画なので、あえて吹き替え版で見てみたいなとたくらんでおります。(笑)
近年では、昨年の秋から今年の春まで京都で上演されていた「マンマ・ミーア!」主役ドナ役を務められていました。
当劇場のツカモト嬢が観に行ったらしく、「鈴木ほのかさん素敵だった!(^o^)」と絶賛していました。
春秋座HPには、鈴木ほのかさんと安崎求さんのインタビュー記事を掲載しています。
お二人に、ミュージカルに出会ったきっかけや、ミュージカルの魅力など、また「ミュージカルに乾杯」への思いなど、バラエティに富んだ内容です。舞台の裏話なんかもあるかも?
ぜひともご覧下さいませ~♪
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.54
カテゴリー : 舞台裏レポート
祇園祭もいよいよ、本日24日の花傘巡行・環幸祭をもって終了。京都の夏も最高潮に向けてじりじりとその暑さを増しております。
皆さま、くれぐれも熱中症にはご注意下さい!
水分補給・休憩をこまめになさって下さいね。
先日は待望の「マラルメ・プロジェクトⅢ『イジチュール』の夜へ」が上演されました。
お越しいただきました皆さま、ご来場有難うございました。
このシリーズが一回目の上演より、春秋座に勤めさせていただいておりますが、難解なマラルメの世界を様々な表現者・研究者が結集し舞台化する。最初は、どのようになるのか想像もつきませんでした。けれど、実際に上演を拝見してみれば、それぞれの世界が侵略することもなく、共存してまさしくマラルメの「詩」が活き活きと私達の眼前に立ち上がっていました!!!
劇場スタッフとして、仕込から終了後の片付けまで、常にその進行を見届けている訳ですが、出来上がりのプロセスの中で魔法のようなものがかかる一瞬があります。その瞬間、舞台が「命」を持って鼓動をし始めるのです。ただ、まだまだその謎は、私の中で解明されずにおり今回の公演でも知ることは出来ませんでした。
マラルメ・プロジェクトⅢ以後、センター主催公演は少しの間お休みとなります。
7月下旬は、劇場のスタッフ一同で日頃手の届かない部分を清掃したり、メンテナンスを行ったり致します。
また、皆さまにお会い出来る日を心待ちにして。隅々までピカピカにしたいと思います!
井川
今日はニャンの日 パート⑮ 今日も暑いにゃん…
カテゴリー : 今日はニャンの日
皆様こんにちは。上田でございます。
梅雨が明けて、遠くからせみの声が聞こえる…今年も夏がきましたね。
人間だけで無く、猫もすっかり暑さにやられています。
上田家にミミがやって来て二度目の夏。姿が見当たらないと思ったらソファの下やクローゼットの奥に潜んでいたり、と猫は涼しい場所を熟知しています。
風がよく通る場所で居眠り。
良かれと思って買った「ひんやりシート」は使ってくれません…
「尻尾くらいは乗せてやってもいいぜ」と言わんばかりの態度です。
飼い主の期待には全く答えない。さすが猫。
暑さのあまり、時にはこんな恥ずかしい格好も。
顔もだらけています。
これからますます暑くなるので、皆様しっかり対策をして熱中症にはお気をつけてください。
上田
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
マラルメ・プロジェクトⅢ
『イジチュール』の夜へ
―「エロディアード」/「半獣神」の舞台から―
がございます。
開演は16時、開場は15時30分からとなっております。
上演時間は2時間ほどを予定しております。
当日券は若干枚数をご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
いよいよ今週末!しかし、マラルメ・プロジェクトのⅠ、Ⅱって、、、?
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
ツカモトです。
さてさて、京都では祇園祭の山鉾巡行もおわり、
いよいよ夏本番!というかんじですね。
皆さま熱中症などお気をつけくださいね。
マラルメ・プロジェクトⅢまで一週間をきり、
多くの出演者、スタッフが数日前から小屋入りして
本番に向けて着々と進んでおります!
そして、最高の舞台をたちあげるべく
あらゆるジャンルのプロたちが
意見をぶつけあっております。
↑動きながら、衣装あわせ、
舞台の上は大忙しです。(暗くて少しぶれていてすみません!)
今回はマラルメ・プロジェクトⅠ、Ⅱを合わせて、
発展させた形になっていますが、(詳しくは公演詳細ページの浅田彰大学院長のコメントをご覧ください)そもそも、
Ⅰ、Ⅱってどんなかんじだったの?と思われる方もいらっしゃいますよね?
Ⅰ、Ⅱをご覧になったお客様はどのような感想をお持ちになったか、
今回はアンケートの抜粋をいくつかご紹介したいと思います。
マラルメ・プロジェクトⅠ
・日本語での朗読はあたかもマラルメが読んで聞かせて
くれているかのような雰囲気でした
・詩というものを「朗読」する事によりそれが
アートへと変貌する可能性を感じました。
・あまりの美しさに息がとまりそうになりました。
詩への新しいアプローチと可能性は無限のものだと感じました。
マラルメ・プロジェクトⅡ
・内容を理解する、というより言語の羅列されたものを聞く気持ちよさがありました。
映像も奥行きがあって粒と音が重なって夢の中にいる感じがありました。
・超かっこよかった。最高級の知的バトルという感じ。スバラシイ。
・マラルメ・プロジェクトⅠ以上に「舞台」として進化していたように思います。
「イジチュール」の舞台化ではなくて、またひとつのマラルメ演劇が
生み出されていたようにみえました。
なかには、「難解すぎる」というご意見もいただいておりますが、
今回はそのような声も反映し、プロローグをレクチャー風にすることで
よりわかりやすくまた、マラルメをよくご存知の方にも
さらに楽しんでいただける内容となっています!
さて、ただいまピアノも搬入されました!
今回も公演は京都にて一回のみです。
今週末は春秋座に是非、お運びください!
ツカモト
下調べで楽しみ倍増ですね!?
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
制作助手のツカモトです。
今回のマラルメ・プロジェクト3ではイレギュラーですが、
演出助手のようなこともさせていただいております、、、!
さて、7/22の公演本番に先立ちまして、百科学という授業で
学生対象のマラルメについての講義を行います。
百科学とは、一年生全員が春秋座で受講する、さまざまな分野の
先生方をお招きして行うオムニバス方式の講義科目です。
それに伴い今まで話でしか聞いたことのなかったマラルメの
映像やマラルメに影響された作品の映像を見る機会がありました。
今まで、美しく製本された現代の本や台本でしか読んでいなかった作品も
当時の手書きの詩や、彼が育った環境、フランスの景色、愛した家族、家の写真を見ると
今まで神経質(神経症をわずらったという事実があるため)すぎると
思っていた彼の人間味が伝わり、親しみがわいてきますねぇ。
ツカモトも近頃観劇前に少し見る作品のことについて
自分なりに調べていくようにしています。
全く何もわからなくて見るより、
いろんな取っ掛かりができて楽しいですよね。
(ちなみにこれは週末に当劇場で公演した
木ノ下歌舞伎の主宰、木ノ下さんから学びました!)
というわけで、マラルメ・プロジェクト3をご覧になる前に
是非いろいろお調べになってはいかがでしょうか?
ツカモト
本日の京都芸術劇場は…
カテゴリー : KPACへようこそ
春秋座にて
がございます。
開演は13時、開場は12時30分からとなっております。
終演は17時35分頃を予定しております(途中休憩あり)。
当日券もご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター