本日の京都芸術劇場は…
京都造形芸術大学 人間館1F/春秋座舞台上にて
伊藤キムダンスプロジェクト
go-on ~からだの森をゆく~
14:00(第一部開演)
がございます。
※人間館1F教学事務室前(インフォメーションより劇場に向かって少し進んだところ)に受付を設置いたします。
※各回第一部の上演終了後、移動・休憩時間を挟んで第二部を上演いたします。
※第二部春秋座舞台上は第一部終演後に開場いたします。第二部開演後、遅れてご入場していただけない時間帯がございます。
※休憩を含めて2時間10分程度の上演を予定しております。
第二部の券は若干枚数のみ、ご用意しております。
お求めの方は、お早めにお越しください。
尚、当日券の販売は13:00からとなっております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
本日の京都芸術劇場は…
京都造形芸術大学 人間館1F/春秋座舞台上にて
伊藤キムダンスプロジェクト
go-on ~からだの森をゆく~
14:00(第一部開演)/19:00(第一部開演)
がございます。
※人間館1F教学事務室前(インフォメーションより劇場に向かって少し進んだところ)に受付を設置いたします。
※各回第一部の上演終了後、移動・休憩時間を挟んで第二部を上演いたします。
※第二部春秋座舞台上は第一部終演後に開場いたします。第二部開演後、遅れてご入場していただけない時間帯がございます。
※休憩を含めて2時間10分程度の上演を予定しております。
各回ともに当日券をご用意しております。
皆様のご来場をお待ちしております。
舞台芸術研究センター
稽古場へ潜入…
カテゴリー : 過去の公演
大嶋です。
関東では大荒れの天気が続いているようですね・・・。京都は申し訳ないほどに割りと穏やかな天気が続いています。
さて、オペラ『月の影』ですが、着々と稽古が進んでおります。稽古場に潜入してお送りします。
稽古場ですが、ここ↓
元・立誠小学校の講堂を借りて稽古をしております!
立誠小学校は京都の河原町通りを東へ行った木屋町通り沿いにあり、まさに繁華街の真っ只中にある小学校です。
平成5年に廃校になったそうです。
猫が通る・・・。
昔懐かしい小学校の跡がそこかしこにあって、木彫りの校歌や、『○○年度卒業』という刺繍の入った講堂の緞帳や・・・タイムスリップしたかのような空間です。
やはり老朽化もしているらしく、必要なとき以外は床面保護のためパンチカーペットが敷き詰めてあります。
さて、稽古です。
左手にいるのが指揮の奥村哲也先生です。机の大きさがミスマッチなのがちょっと面白いです。
左手にいるのが光源氏役(26日)の西垣さん、立って歌ってらっしゃるのが桐壺/紫上役(27日)の三河さん。
西垣さんは、歌っていらっしゃる時ももちろんなのですが、普段の声も本当に張りがあってツヤのある声!いや~心地よく響きます!
ぜひ皆さん聞きにきてくださいね!
大嶋
今年も!マラルメ第三弾。
カテゴリー : 過去の情報(~2016.3)
皆様、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?
当舞台芸術研究センターでは、伊藤キムダンスプロジェクト go-on が
今週末に本番をひかえ、仕込みやリハが順調に進んでおります。
さて、2010年2011年と続けてきたマラルメ・プロジェクトですが、
昨年と同じメンバーで、第三弾となる「『イジチュール』の夜へ ―「エロディアード」/「半獣神」の舞台から-」を7/22(日)に開催します。
昨年以上に時間を費やし、作り上げていく予定です。下は本日の打合せ風景↓
昨年のタイトルは「『イジチュール』の夜」でしたが、
なぜ今年は「夜“へ”」なのか・・・?
マラルメ研究・翻訳者でもある当センター所長渡邊守章ならではの構成ですので、
気になる方はぜひ公演“へ”!
昨年よりも座席数が若干減っていますので、チケットはお早めにお求めいただくのがよさそうです。
一般発売は、5/10(木)10:00~です。
ニジンスキー『牧神の午後』初演から100周年の今年、その“元”であるマラルメの「半獣神」にも
ぜひふれてください。
2010年、2011年ヴァージョンを観た方にも、初めての方にも、楽しんでいただけると思います!
川原
これもまたGW!!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。制作助手のツカモトです。
ゴールデンウィークも昨日で終わり。
皆さまはどこへお出かけになったのでしょう?
かくゆうツカモトはgo-onの稽古のため
ほぼ毎日出勤しております!!
本日は初めて第一部(展示形式約40分)と
第二部(舞台上公演約70分)を通しました!!
事務所のとなりにあるギャルリ・オーブで行われる
第一部は度々リハーサルを見られるのですが、
主に体育館で稽古のある第二部をしっかりとみるのは
久しぶりでした。
そして、そのパワーたるや圧倒されます。
心臓がどきどきしました。
ダンサーの皆さんや多くのスタッフは
GW中もずっと造形大に通い詰めでGWどころではないのです、、、。
しかし、おや?ちょっとまってくださいよ?
GW、、go-on Weekではないですか!!
そうです、みんなGWを大満喫していたのです!
こんな体育館の景色も、、、、
今日はスーパームーンだと、稽古の合間に盛り上がるのも、、、
2012年の素敵なGWの思い出に。
そんなパワーあふれるgo-onはいよいよ来週末に迫っております。
プロも学生も関係なし!
人間の発するenergyを是非春秋座で感じてください!
ツカモト
縁の下のチカラモチ!
カテゴリー : 過去の公演
こんにちは。制作助手のツカモトです。
ゴールデンウィークも後半戦、こどもの日ですね。
皆様いかがおすごしでしょうか?
さて、舞台上舞台(ブタイジョウブタイ)
ってお聞きなったことありますか?
通常の舞台の上にさらに舞台を組む、というものです。
(先日のクラハシさんのブログでもご紹介いただきましたね。)
最近、当劇場でおこなわれた舞台上舞台の公演は、
「騙り。(かたり)」でしたね。
そして5/12,13に行われる「go-on~からだの森をゆく~」も舞台上舞台です。
さて、このような舞台上舞台は
それぞれの公演によってレイアウトが変わるので、
平台等を使用して作成されます。
本日ご紹介するのはそんな舞台を作ってくれた、
縁の下の力持ちの方です!
舞台芸術学科の専任教員の○サカベさん!
舞台監督でもあり、本当になんでも知っていて頼りになる存在です。
舞台事務所のスタッフも一緒に作業します。
これらの写真は客席の土台を作っているところ。
いかんせんサイズもすべてカスタマイズ。
ひとつひとつ手作業で作られています。
ひとつの舞台を立ち上げるのには、
舞台上に上がる人以外にも、とても多くの人が関わっていて
その人々の優しさや、気遣に
日々感謝の気持ちが絶えないツカモトです。
劇場でお待ちしております。
ツカモト
go-onにcome on!
カテゴリー : 過去の公演
皆さんコンニチハ!
さて、井出さん、塚本さんの担当するgo-on。
そのgo-onは、京都造形芸術大学 人間館の1階を使用して行われる第一部と、春秋座の舞台上で行う第二部の二部構成となっておりますが、
昨日は第一部の内覧会が行われました!!
その様子を写真で少しご紹介します。
さあ、当日アナタはいくつ見つけられるかな??
マラルメ・プロジェクトⅢにもご出演いただく寺田みさこさん。
ジャイアント・トらやんと展示されている…??
さあ、アナタなりの感性で受け止めて刺激を受けて帰っていただきたいと思います。
go-onにカモ~ン!
ツチヤ
「オペラは総合芸術の原点です」
カテゴリー : プロデューサー目線
学生時代、私はオペラにはまっていました。大学を卒業したらイタリアに行って、オペラ演出家になる修行をしたいというのが夢でした。しかし、いろいろな事情があって夢が叶わず、東宝の演劇部に入ることになりました。でも、今考えてみると、私の武器はやはりオペラに詳しいことだったと思っています。演出助手をしていた時は、譜面を追えることから、帝劇の大作ミュージカル「スカーレット」や「歌麿」に就くことが出来ました。
日劇がミュージカル路線に踏出した際には、オペラ「ミニヨン」を下敷きにしたミュージカル「君よ知るや南の国」の企画が採用され、制作を任されました。また、フリーのプロデューサーになってからも、オペラ「ラ・ボエーム」を元にミュージカル「原宿物語」を、オペラ「イドメネオ」を元に、ミュージカル「イダマンテ」を企画制作しました。
このように、オペラは、私にとって命綱とも言うべき存在だったように思います。
春秋座の企画運営に携わるようになったのも、市川猿之助芸術監督が「歌舞伎とオペラがきちんと上演できる劇場です」と言ってくださったのが決め手でした。
オペラは何と言っても総合芸術の原点です。そのオペラをないがしろにしてはいけないと思っています。ただし、「一口にオペラといっても広ろうござんす」なので、春秋座で上演されるべきオペラというものをじっくり考えることが必要でしょう。
春秋座の舞台機構を十分に生かした、春秋座だからこそはまったと言われる作品を上演していきたいものです。また、オペラは入場料金が高いというイメージを払拭する為に、1万円未満の入場料金を死守したいと思います。高々キャパシティ700名の劇場で、大歌劇場だからこそ成立するようなオペラを、そのまま上演することはないでしょう。
「春秋座のオペラは、歌手の表情も言葉もはっきり分かって、ミュージカルを見ているようだった」と感動していただけるオペラを上演したいものです。
5月26日、27日に行われるオペラ「月の影」-源氏物語-は、歌舞伎劇場特有の花道やスッポンを使用し、和歌をアリアとして聴かせるなど、春秋座ならではのオペラです。
「仏陀」や「藤戸」の作品で知られる尾上和彦氏の作品を、狂言師である茂山あきら氏がどのように演出されるのか、また、春秋座の空間を知り尽くしている大野木啓人氏がどのような美術で支えてくれるのか、私自身の興味も尽きません。
橘市郎
(舞台芸術研究センター プロデューサー)
源氏物語ゆかりの地を訪ねて②
カテゴリー : 過去の公演
皆様こんにちは。上田でございます。
気がついたらもう4月も終盤。ついこの間まで桜が咲いていましたが、今はきれいな藤が咲いていますね~
さて、先日大嶋さんがブログで、源氏物語の作者 紫式部のお墓を紹介されていました。
地獄に落ちた紫式部を冥界を行き来していた小野篁(おののたかむら)が救った。という伝説はとても興味深かったです。
源氏物語ゆかりの地を訪ねて第二弾、今回は、宇治市源氏物語ミュージアムに行ってきました♪
宇治市といえば、源氏物語終盤の宇治十帖の舞台。
ミュージアムの入り口(端には大嶋さんが…)
現代的な建物でしたが、ミュージアム内の窓には御簾が下がっていたり、蔀戸(しとみど)が設置されていたり、所々平安時代の雰囲気が漂っていました。
※ 蔀戸(しとみど)とは、細かく格子を組み、裏に板を貼った板戸で、上部を金具で吊り、外あるいは内に押し上げて開き、金具に引っかけて止めるもの。
展示ゾーンには、寝殿造の中に装束や調度品などが、実物大で展示されていました。また平安貴族が親しんでいた香りを紹介されていたりしてとても優雅な時間を満喫しました。
機会がございましたら、是非皆様も行ってみてください~♪
さてさて、ミュージアムを後にして、宇治の街を少しだけふらりと散策。
京阪の宇治駅を降りればすぐ横には宇治川、近くには歴史のあるお店がありとても素敵な所でした。
宇治川の袂に紫式部が鎮座。
この宇治川を見て何を思い、宇治十帖を執筆したのでしょうか…?
最後に京阪宇治線の電車内
黄緑色を基調にした車内はとても鮮やかで、天井には宇治市の観光名所の写真が掲示されていました。宇治から中書島までの道のりが楽しく過ごすことが出来ました。
上田は、宇治に行くのが十数年ぶりだったので、街の雰囲気がすっかり変わっていて、「あんなところに銅像があるよ!」「宇治川の流れ早い!」(この日はダムが放流されていて川の流れが早かったのです。)「お茶欲しいな~」と、始終テンションが上っておりました。いや~、宇治の良さを再確認しました。また行きたい!
上田
舞台裏からコンニチハ!vol.49
こんにちは!くらはしです。
いよいよGWに突入ですが、皆様いかが過ごされますでしょうか。
最近は晴れると初夏の陽気ですが、GWもお天気だといいですね。
さて、本日は『騙り。』公演でした。
昼夜2回公演で、特に1回目はお天気いい昼間に暗いところにこもって観るという、何だかもったいないような・・・。でもここへ集まる方は本当に演劇が好きなんだなと思いました。
でもそんなどっぷり演劇に浸るにはもってこいの濃厚な作品でした!
詩的な世界は、日常のふとした時に思い起こさせられます。ご覧になった方も、きっとこの先に、何かの折に。
今回のような密なお芝居はやはり、客席がきゅっとなっていて、ちょっと動くと隣の人に少し気を遣うような距離感で観る空間がふさわしいといいましょうか。ゆったりと心地よく観るより、いろんな緊張感をはらんでいる中観るのがふさわしいように思います。
そんな意図という訳ではないですが、客席は舞台上に舞台と一緒に仮設客席を作りました。
春秋座はまれにこう言った客席を作ります。
ただ、慣れていない方にとっては、少し心配もあるかもしれません。
「え?!舞台上には照明がつられているやん!地震で何か落ちてきたらどうするの?」
っということも考え、今回よりお席に座布団をご用意するようになりました。
「もしもの時はこれを頭にかぶせてください。」ということです。
そして、もちろん当劇場ではこう言った特殊な公演の際はもちろん普段から必ず非常口や経路の確認を徹底しております!
いつ何が起こるかわからないですが、常日頃より、劇場スタッフ皆で、お客様の安全をお守りするように工夫させていただいております。
次回も実は舞台上へ客席を作らせていただき、そこから作品を観ていただく予定ですが、なにやらこちらはさらに新しい形での客席になるようです。来られます方はお楽しみに!そして、ご興味が沸かれた方は是非お越しくださいませ!
次回春秋座公演は、『伊藤キムダンスプロジェクト「go on~からだの森をゆく~」』でございます!
くらはし