アートプロデュース学科

2013年6月

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2013年6月18日  イベント

【開催中!】KIP成果発表展「◯+△=?」

ただいまARTZONEでは、高校生インターンプロジェクトの成果発表展「◯+△=?」が開催されています!

 

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KIP(高校生インターンプロジェクト)は、京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース(ASP)学科が主催する〈アートプロデュース〉を学ぶプロジェクトです。
初年度となる今年は、京都芸術高等学校、京都市立銅駝美術工芸高等学校、大阪府立港南造形高等学校から16名の高校生が参加。日頃は作品づくりをしている彼らが、他者の作品を持ちより、作品について「見る」「聞く」「話す」「考える」、そして「書く」を重ねてきました。
集大成となる本展では、「○+△=?」を大テーマに、高校生が考えた3つのコンセプトによる3つの展覧会を開催しています。

 

〜展覧会にいたるまで〜

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第1回目(3月31日)「展覧会ってなに?」
前半は、「展覧会」と「展示会」の違いについてレクチャーを受けました。後半ではワークショップ「ミニ展覧会をつくろう」で60枚のカード(※)から3枚を選び、それらに共通したテーマとタイトルをつけて、展覧会を組み立てるゲームを体験しました。
※丸亀市猪熊弦一郎現代美術館が制作しているMIMOCAカード。

第2回目(4月21日)「みるみるうちに、みるみる変わる」
展覧会で展示したい作品画像を持ち寄り、「みる」を「言葉にする」ことを学びました。ブラインドトークでは、2人1組になって目隠しをした相手に自分の推薦する作品を言葉で説明。言葉で伝えることの難しさと、好きな作品であっても“みていない”ことを改めて実感しました。後半は、1つの作品をみんなで対話しながら鑑賞するACOP(エーコップ:Art Communication Project)の鑑賞者となり、意識をもって「みる」ことで、作品の見え方がどんどん変わっていく経験をしました。

 

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第3回目(5月12日)「展覧会を貫くコンセプトづくり」
作品展示が「展覧会」になるためには、コンセプトが不可欠です、前半では、KIPメンバーが持ち寄った作品画像から1人2枚を選び、それらに共通するテーマを発表。みる人に伝わること/伝えたいことを考えていきました。後半では、チームごとに2〜3点の作品を選び、コンセプトづくり、サブタイトルの案を話し合いました。

第4回目(6月2日)「コンセプトをカタチにする展示とは?」
ワークショップとしては最終回です。最初は、美術館での「展覧会ができるまで」を田中先生にレクチャーしてもらいました。KIPでの学びがプロの現場につながっていることを学びました。その後、各チーム内でサブタイトル、コンセプト分を仕上げ、それが伝わるよう作品を展示するアイディアを出し合いました。

 

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第5回目(6月15日)「展覧会をつくる。お客様にみせる。」
チームごとに展覧会を立ち上げていきます。やるべき仕事は盛りだくさん。展示修了後は、講評会も開催され、自分たちの「展覧会」がお客様にどのように見ていただけるかを知りました。その後行われたオープニングパーティーでは、展覧会が無事にオープンした喜びをみんなでわかち合いました。

 

早速、参加してくれた高校生が友達を連れて会場に来てくれました!

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会期は6/23(日)までです。
みなさまのお越しをお待ちしております。
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会 期:2013年6月16日(日)〜6月23日(日)
時 間:平日13:00〜20:00/土日祝12:30〜20:00(最終日は15時まで)
場 所:ARTZONE( 京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1・2F)
料 金:無料
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2013年6月10日  イベント

【特別講義開催!】中野民夫さん

6/19(水)は、同志社大学政策学部・大学院総合政策科学研究科ソーシャルイノベーションコース教授の中野民夫さんに特別講義のゲストとしてお越しいただきます。

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タイトル:「何に光を感じますか?~自分が惹かれるものに迫るミニワークショップ」

プロフィール:

同志社大学政策学部・大学院総合政策科学研究科ソーシャルイノベーションコース教授。ワークショップ企画プロデューサー。広告会社の博報堂に30年間勤務し、愛知万博でNGOが集った地球市民村や、企業の社会的責任(CSR)など社会テーマ系の業務を担当。一方で、90年前後に休職留学し、カリフォルニアで組織開発やディープエコロジーを学び、復職後プライベートで、人と人・自然・自分自身をつなぎ直すワークショップを展開。参加型場づくりの技法であるファシリテーションの講座も各地で実施。昨年から京都に転進し、大学で「至福の追求と社会変革」をテーマに参加型の授業にチャレンジする一方、朝の鴨川散歩とヨガ、サックスやギターなど音楽、有機農業や料理など、自ら至福を追求している。主著に、『ワークショップ』『ファシリテーション革命』、共著に『自分という自然に出会う』『対話する力』など。

 

本学通学部生は聴講自由です!
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2013年6月7日  授業風景

キャリアイベント~3名の卒業生から学ぶ~

6月5日(水)のアートプロデュース論4(通称:プロに学ぶ)で、キャリアイベントを開催しました!

 

ASP学科を卒業した高橋洋介さん(09年度卒・青森県立美術館勤務)、荒井美礼さん(11年度卒・一般財団法人北斎館勤務)、金澤咲さん(11年度卒・兵庫県立美術館勤務)の3名にお越しいただきました。

 
現在3名は、本学科で学んだことを活かして、美術館で勤務されています。現在の仕事についてだけではなく、在学中に何を考え、どのような活動をしていたのか。卒業後どのように、自分を活かす生き方ができるのか。さまざまな視点からお話をしていただきました。

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以下、参加した学生の感想より。

 

「就職の際に、ACOP(1回生必修授業)を経験したことが認められて採用されたというお話に驚きました。ACOPの重要性が美術界で認められていることを思うと、後期の授業で、ナビゲイションや見る力を必死になって身に付けなければいけないと感じました。」

 

「今まで美術館でのお仕事について詳しく知ることがなかったので、美術館の組織や活動、目標などがわかり、今やるべきことを考えるきっかけになりました。」

 

「座ってよし、スケッチしてよし、話してよしという兵庫県立美術館は、私のイメージする美術館とはかけ離れていて驚きました。」

 

 

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2013年6月7日  インタビュー

先生インタビュー 中脇先生

 

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アートプロデュース学科の非常勤講師として「プロジェクトの進め方」を教えて下さっている中脇先生。
住民参加の方法で各地の地域課題に取り組む経験を授業で教えていただいておりますが、インターン生から学生ボランティアの受け入れと、今まで何人もの学生たちが先生のところでお世話になっています。
そんな色んな学生の表情を知っている中脇先生からみたアートプロデュース学科や今までの授業のことを振り返って語っていただきました。

 

Q、中脇先生の担当授業を教えて下さい。

 

芸術論研究3「芸術の多様性と社会でのサバイバル術」を担当している中脇健児です。

多様なフィールドで活躍する4人の外部講師がリレー形式で、それぞれの専門領域の知識やノウハウを伝える内容なんですが、僕はまちづくりの専門家として4年間ここで授業をさせていただいています。

 

Q、“まちづくり”とは具体的にどんなお仕事なんですか?

 

はい、“まちづくり”と言っても色々あります。公園や施設・道路をつくる建築設計、商店街の空き店舗をどう使うか工夫する不動産業、5年後10年後の地域の未来像を計画する施策・政策、イベントやおまつりを実施する企画業。一人がそれら全てを手掛ける、というより、それぞれに専門家がいるのが、“まちづくり”の業界です。ただ、その最近の風潮としてどの過程でも避けて通れないやり方に「地域の色んな人と話し合うこと」があります。

 

僕はその「話し合い」を専門としながら、どう情報発信していくか、どう作り込んでいくか、という「イベントづくり」や「総合プロデュース」まで手掛けます。

 

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Q、「話し合い」からのアウトプットまで、ですか。

  それをどう授業で教えるんでしょう?

 

教える、というより「造形大だからできること、やってみたいことを全員で考え、話し合い、やってみる」という流れの中で体験してもらっています。その流れの中で時折、話し合いのコツや意見の整理方法、合意形成のポイントなどを解説しています。

 

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Q.具体的にはどんなことをしたんでしょうか?

 

見事に毎年違うのがオモシロいですね。

“場所の新しい活用方法を考える”ということで瓜生山をカフェに見立てて、コーヒー提供・ハンモックの設置・音楽と朗読会などの実施、“他学科とのコミュニケーションを活性化する”という視点で、お弁当を片手におかずの物々交換に歩き回ることや他学科探検ツアーの開催、“個人メディアの可能性を探る”ということで「zine」づくりをやるなどしています。

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Q.ユニークですね(笑)

 

ありがとうございます(笑)。あと心がけていることは、単に遊ぶだけではなく、造形大だからできること、アートプロデュース学科だからできること、もしくは大学や学科が抱えている悩みや課題にアプローチをする、ということに意識しています。“まちづくり”には、その地域ごとの課題や強みを的確に捉え、活かして仕掛けていく手腕も必要になりますので。

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Q.集団での話し合い、場所の個性を見極め、そして実践していく…やることがたくさんあって、混乱しそう。

 

そうなんですよ!

僕の授業はよく「楽しかったけど、結局何を学んだかわからない」と言われています(笑)

それは反省点として毎年少しでも伝わりやすく、と工夫するんですが、過去の受講生が「あれはなんだったんだ」と再び聴講してくれるケースが最近出てきて、それは嬉しいです。

 

Q.先生の授業は好評ですよ。

 毎年インターンでも中脇先生指名の学生がいますし。

 

インターン生には、本当、助けてもらっています。

僕は兵庫県伊丹市が拠点でもあるので、そこで取り組んでいるまちぐるみのイベントのアシスタントとして、弟子入りみたいに打合せからイベントの後片付けまで、ずっとそばにいてもらうようにしています。その距離感でしか伝わらないこともあるので。

あと、必ず受け入れる前にヒアリングを行い、問題意識を共有し、目標設定をします。そして毎回振り返りを行い、何を学んだか、どう感じたかを確認します。

 

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Q.それは贅沢! すごい丁寧ですね。

 

プロジェクトのキモは、まず共有すること。そして振り返り、気づいた点を活かしていくことなんです。そのことを1対1の関係でも踏まえている、ということを経験してほしい。

 

あとボランティアとして関わってくれる学生もたくさんいますね。

すでに2、3年、伊丹に通っている学生もいて、僕の知らないところで、伊丹の人と仲良くなって飲み会に参加したり、イベントの手伝いをしてたりしてます。

みんな口を揃えて「まちの人があったかいので、何度でも来たくなる!」と言ってくれるのが、本当に嬉しいです。

 

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Q.学生自身も地方出身者が多いので、最近は「故郷に帰ったら、地域の仕事につきたい」という声もありますから、色々学びたいんでしょう。

 

僕もそこを意識している学生には、なるべく地方や地域特有の視点や問題は伝えるようにしています。

ただ僕のプロジェクトの進め方や考え方は、本当に授業と変わらないので、ひたすら場数だと思いますけどね。

 

Q.場数、ですか。

 

はい、場数を踏むことが大切です。失敗してもいいんです。「失敗しても続ける」というモチベーションや行動力が大事ですね。4年アートプロデュース学科で教えさせてもらっていますが、伸びる学生は問題意識がハッキリしていたり、ずっと何かチャレンジしていますね。

 

Q.なるほど、ヒントは「場数と続けること」ですね。では最後にアートプロデュース学科の学生と、これから本学科を受験しようと思っている高校生に何か一言お願いできますか?

 

芸術大学にいると「技術を身につけたい」という想いにかられます。

僕も芸大出身でアートプランニングの学科にいたので、学生時代、技術や専門性に対するあこがれはありました。

でも間違いなく、これからは技術だけあってもだめなんです。

「社会に対して何をするか」という視点が問われます。

その視点をどこにおくか、どう人に説明するか、どう仲間に納得してもらって、どういう流れでやっていくか。

このコーディネート能力がもっとも大切になってきます。

 

アートプロデュース学科は多様な学生が集い、多様なプロジェクトがすすんでいます。だから、何でもどんどんチャレンジして、ちゃんとあとでふりかえってみてほしい。

 

何がうまくいって、何がうまくいかなかったか。

 

そんな行動と思考が培う経験は必ず、コーディネート力になり得るし、社会に出ても応用性や汎用性が高いものになります。ぜひ、それを学んでいただきたいと思います。

 

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2013年6月6日  授業風景

特別講義 芝川能一さん

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まずは水都大阪のアヒルちゃん『ラバー・ダック』の映像で、知ってる!と思った人も多いはず。アートの力で地域を活性化しようという『北加賀屋クリエイティブビレッジ構想』のお話をはじめ、「行ってみたい」「住んでみたい」と思われるような魅力あるまちづくりを目指すメセナ活動への思いについてお話しいただきました。

 

以下、学生の感想より。
「私はあまりメセナ活動というものがわかりませんでしたが、古い建物を安価でアーティストに提供することで、活発なアーティストを増やし、まちにアートを広げ、まちの魅力を生み出すというのは素敵なお仕事だと思った。」

 

「私は作品を上手く作ったり美しい絵を描いたりできないですが、芝川さんの「感動を与えるアーティストになれなくても、アーティストを支援する人になれる」というお話をはじめ聞いて、そういう風にアートと関わっていきたいと思いました。」

 

 

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