2013年9月
2013年9月17日 授業風景
大学院、夏の集中講義「芸術表現特論Ⅷ」の講評会がVOX SQUARE(ART ZONE隣)にて開催されました。
この授業は、河口龍夫、藤本由紀夫、名和晃平、三名の先生方の指導の下、
受講生たちが展覧会を目指す科目です。
「五感」「感覚」というテーマで、普段日常生活で意識し得ない感覚器官に着目して作品をつくり、
展示まで仕上げていきます。
か… 河口先生!
エアキャップの椅子
積み重ねただけの簡単な作りですが、プチプチの感触でなんとも座り心地が良く、ベッドにもできそうです。
いろんな人の手相を集め、透明フィルムに写してそれを重ね合わせた作品を制作した留学生の黄さん(台湾)。
もともと台湾では手相占いが盛んなようです。
本人も見れるということで、先生方、講評会中に見てもらっています…。
講評会の最後、
練り物大好きの小林さんが、実際に魚を一匹丸ごと潰して蒲鉾をつくって来てくれました。
危険なものが混ざっているようで、先生方からロシアンルーレットをしていきます。。
リアクションを期待していましたが、、残念。小林さんが悪人になりきれなかったようで、
辛くしたものでも普通においしいということでこのパフォーマンスは終了してしまいました。
打ち上げのパーティー
授業は終わるけれど、これからは自分たちで作品を発展させていってくださいと
河口先生が最後に仰っていました。
2013年9月6日 ニュース
大学院博士課程に在籍中の田村 香さん(D1)が、
京都新聞に取り上げられましたので、ブログにて紹介します。
2013年9月6日 イベント
京都造形芸術大学大学院学術研究センター公開講座
司会=浅田彰(京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長)
7月11日(木)に開催された大学院学術研究センターの公開講座の様子です。
四方田犬彦さん(映画・比較文学研究家)
ルイス・ブニュエル(1900-83)は、スペインに生まれ、シュルレアリスム運動に参加した後、メキシコに亡命。
後にパリを拠点として、32本のフィルムを遺した映画監督である。フェティシズムと無政府主義的情熱、異端神学への関心とサド譲りの無神論、狂気の愛とブルジョワジー批判。ブニュエルの築き上げた宇宙では、狂気と聖性、生物学主義とメロドラマが混然一体となっている。
セビリア大会堂にあるファン・バルデス・レアルの絵画『この世の栄光の終り』こそは、ブニュエルにとってもっとも大きな霊感の源であった。
今回は1960年代初頭に彼が相次いで発表した『ビリディアナ』『皆殺しの天使』を中心に、破瓜、死の天使、乞食の饗宴といった主題がいかに展開されていったかを検証する。無神論を標榜するにもかかわらず、宗教的法悦の表象に終始するブニュエルの意図するところは、はたして何であったか。
(※フライヤーより抜粋)
■講演者:四方田犬彦 Yomota Inuhiko プロフィール
映画・比較文学研究家。長らく明治学院大学教授として映画史を講じ、コロンビア大学、ボローニャ大学、テルアヴィヴ大学、中央大学校(ソウル)などで客員教授、研究員を歴任。映像と言語芸術、都市論を主題に批評と研究を続けてきた。
著書が120冊を超えるが、近著に『マルクスの3つの顔』(亜紀書房)、『ルイス・ブニュエル』『見ることの塩』(作品社)、『〈かわいい〉論』(筑摩書房)、『先生とわたし』(新潮社)がある。サイード、ダルウィーシュ、パゾリーニを翻訳。サントリー学芸員、桑原武夫学芸賞、伊藤整文学賞などを受賞。京都造形芸術大学大学院学術研究センター客員研究員。
2013年9月6日 イベント
大学院 Pr PROJECTS(PAINTING RECONSIDER PROJECTS)
絵画/再考プロジェクト
Pr PROJECTS第2回は、松井えり菜さん(美術家)をゲストとしてお招きし、
大庭大介先生(大学院准教授)がコーディネーター(&司会進行)として、
主に制作系の大学院生たちに向けて「絵画というドア」というテーマで講義をしていただきました。
その様子をアップします。
国際的に活躍されている松井さんの、
学生時代からGEISAI、カルティエ現代美術財団、現在に至るまでの作品群を時系列に沿って
スライドで見せていただきながらレクチャーは進行しました。
初期代表作「エビチリ大好き」
飾らない言葉や持ち前のユーモアたっぷり感で話されていて、
院生たちともほぼ同年代ということで親近感も沸いて、とても楽しく刺激的な時間でした。
松井さん、貴重なお話どうもありがとうございました。
2013年9月6日 イベント
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京都芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科23コース、通信教育部4学科14コース、大学院、認可保育園こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。
各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。