2016年12月
2016年12月15日 授業風景
12月14日のアートプロデュース学科特別講義は、ゲストに株式会社ディーアイエス代表の森隆史さんをお招きし、『キャリアデザインって何?』というテーマでご講義いただきました。
ご自身のこれまでの経歴や経験を紹介された後、最後に森さんは「キャリアデザインとは手塩にかけた自分なりの生き抜くための工夫」だと語られました。
思い描いている以上に世界は遠くに広がっていること、大学という場所は既存の価値観を揺さぶり、新しい価値観(視座)に出会う経験をするところだという話には、深く共感を覚え、自身の生活を振り返った学生も多かったのではないでしょうか。
「会話と対話の違い」など、普段からアートプロデュース学科で学んでいることとリンクする面も多々あり、これまでの学びをより深く実感できる講義だったと感じます。
森さん、ありがとうございました!
学生の感想より抜粋
●ものを見るときの視点の変え方、他者の世界観への理解という行為そのものを続けることが、学び=既存の価値観を揺さぶることなのではないか。遊び心とは他社の世界観への理解だと今回の講義でより強く考えさせられました。
●対話をすることで、自分がもつ価値観の枠組みの外のものが見え、それを吸収することができれば、自分の世界はさらに広がるのだと思いました。
2016年12月9日 授業風景
隔週で様々なゲスト講師をお招きし、お話を伺うアートプロデュース学科の特別講義(特講)。
今年もこれまで各方面の分野でご活躍されている方々にご登壇いただいてきました。
特講には学生が話を聞きたい人を選ぶことができる学生推薦枠を設けており、
今回は4回生の寺嶋くんの企画により、写真家の川内倫子さんのご来校が実現しました。
12月7日の特別講義は、写真家の川内倫子さんにお越しいただき、『光と影』をテーマに講義をしていただきました。
講義では、「光と影」という被災地で撮影され、制作された写真集のお話、川内さんの作品の数々をご紹介いただきながら、川内さんがどういう活動を行っていらっしゃるのかをお話ししていただきました。
スマホなどを使って誰でも簡単に写真を撮ることができ、また、それをSNSに投稿することができる今。
私たちにとって非常に身近にな「写真」がどういう存在であるのか。写真というものについて改めて考えるきっかけを得られた講義ではなかったのでしょうか。(寺嶋隆人)
学生の感想より抜粋
●写真を撮ることと発表することとその責任性。写真についてもっとこれからも考えていきたいと思いました。
●自然の循環、一瞬が永遠のようにもミクロがマクロにみえるようにも感じられる作品だからこそどこかみている自分とも引きつけて考えられるのかなと思います。作品としての写真とプライベートな写真の話では、日ごろ自分たちが写真をとっていること、それをインターネットに上げることについて考えていました。作品として出す責任について話されていましたが、今回の話を聞いてさらに、自分は誰にみせたいのか?何をみせたいのか?などについて振り返りました。
●写真が記録するものであるなら、それを共有して残したいと思うのは人間の本能なのかなと思いました。
●この世界で生きていることを問い続けるための被写体が、身近にある日常のものだったという話が印象的でした。
2016年12月8日 ニュース
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