2017年6月
2017年6月20日 ニュース
先日舞台の告知をしましたが、その中で舞台美術を担当された 林 葵衣 さんの 個展 「声の痕跡」のお知らせになります。DMは文字の部分が活版印刷されており、個展タイトル「痕跡」通りのこだわりが!ぜひ手に取ってご確認ください。
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HAYASHI Aoi solo exhibition Traces of voice
林 葵衣 個展 「声の痕跡」
『 声は、過去を想像させ、時間を遡らせてくれる。 2017年6月に舞台美術を務めた演劇で、 テレサ・ハッキョン・チャというアーティストが書いた 「ディクテ」というテクストに出会った。 韓国に生まれ、アメリカに逃れ生きた彼女は、 母国の歴史や複数の言語、声を生きる中で 変容する身体、アイデンティティの探求を、 書物という形で残した。 「ディクテ」に触れることで、ルーツを探る、 時間を遡るという行為に心惹かれた。 過去を見つめると、現在をとりまく環境、 そして自身が、より鮮明に見えてくる。 タイムカプセルを開き、また閉じたあとに見る景色は、 以前見ていた景色よりも、奥行きが生まれている。 タイムカプセルに閉じ込めるように、声を保存する。 』
会期:2017年 7月 8日(土)- 16日(日) 月曜日休み
12:00 – 18:00
会場:KUNST ARZT
155-7 Ebisu-cho,Higashiyama-ku,Kyoto,Japan 605-0033
〒605-0033 京都市東山区夷町155-7
tel 090-9697-3786
e-mail kunstarzt@gmail.com
HP http://www.kunstarzt.com/index.htm
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2017年6月13日 イベント
先日5月23日火曜にあった田名網教授とゲスト講師の アーティストの花代 さんの 『超域ビジュアルイノベーター養成プログラム アーティスト・トーク Vol.2』の講座の様子を紹介します。
田名網敬一教授は、1960年代からメディアやジャンルの境界を横断して、アニメーション、実験映画、そして絵画、立体作品まで幅広く手掛け、現代の可変的なアーティスト像の先駆者として世界中の若いアーティストたちに大きな影響を与えています。この講座は大学院主催の領域横断型プログラムで、田名網教授が招聘するゲスト講師の講演と、課題制作・講評会を通して参加者が新たなクリエーターとして社会で活躍するためのキャリア創成を目的としています。
2017年度の春から月に1回のペースで開催し、本学の学部生・院生は学年問わず無料で参加できます。
今期は特に「コラージュ」を共通のテーマとして、編集的発想力の向上を目的とした領域横断型プログラムを進めていきます。
アーティストの花代さんは、参加の学生ひとりひとりに「今まで経歴、卒業してからの将来への展望」を聞いていかれ、将来について悩んでいる学生の些細な思いにも耳を傾けられていました。
参加の学生は留学生が多く、特に芸術について自国と日本との違いなど話していました。
花代さんのこの日のために用意していただいた自身の日常を切り取った写真作品の冊子を、冊子の中の写真画像の説明を聞きながら・自身のインスタレーションの映像を見ながら、冊子を閉じているホッチキスの針で資料が痛むのを防ぐ為、針と糸を使ってとじ直す製本をしていきます。
最後に、
前回Vol.1の コラージュのワークショップ の仕上がり作品の講評も田名網教授と花代さんでしていただきました。
これからも、学生のまなざしが変わっていくのが楽しみです。
2017年6月5日 ニュース
今年3月に大学院の総合造形領域(染織・テキスタイル)を修了した 中平 美紗子 さんの 初個展「-紙を織る-」のお知らせです。ぜひ、ご高覧ください。
中平 美紗子 初個展「‐ 紙を織る ‐」
会期:2017年6月13日(火)~6月18日(日)
12:00-19:00 (最終日は 18:00 まで)
” 大学院を修了して初めての個展になります。 素材の変容の可能性に関心を持ち、主に紙による織作品を制作してきました。 今回は、紙と織を組み合わせることにより現れる、ゆがみ、ちぢみ、うねり などの効果に着目した作品を展示させていただきます。 作家としてのスタートラインに立った今、この機会をいただき、 豊かで実りのある展示になればと思います。(中平) “
ギャラリー恵風ホームページ http://g-keifu.com/ より
場所:ギャラリー恵風 1F
〒606-8392京都府京都市左京区聖護院山王町21ー3(京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側)
TEL:075-771-1011 FAX:075-771-0358
アクセス [市バス]熊野神社前下車すぐ / [京阪電車]神宮丸太町駅より徒歩5分
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