大学院

修了生:林 葵衣 個展 「声の痕跡 / Traces of voice 」

先日舞台の告知をしましたが、その中で舞台美術を担当された 林 葵衣 さんの 個展 「声の痕跡」のお知らせになります。DMは文字の部分が活版印刷されており、個展タイトル「痕跡」通りのこだわりが!ぜひ手に取ってご確認ください。

 

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HAYASHI Aoi solo exhibition Traces of voice

林 葵衣 個展 「声の痕跡」

 

『  声は、過去を想像させ、時間を遡らせてくれる。 2017年6月に舞台美術を務めた演劇で、 テレサ・ハッキョン・チャというアーティストが書いた 「ディクテ」というテクストに出会った。 韓国に生まれ、アメリカに逃れ生きた彼女は、 母国の歴史や複数の言語、声を生きる中で 変容する身体、アイデンティティの探求を、 書物という形で残した。 「ディクテ」に触れることで、ルーツを探る、 時間を遡るという行為に心惹かれた。 過去を見つめると、現在をとりまく環境、 そして自身が、より鮮明に見えてくる。 タイムカプセルを開き、また閉じたあとに見る景色は、 以前見ていた景色よりも、奥行きが生まれている。 タイムカプセルに閉じ込めるように、声を保存する。 』

 

 

会期:2017年 7月 8日(土)- 16日(日)  月曜日休み

         12:00 – 18:00   

 

会場:KUNST ARZT

         155-7 Ebisu-cho,Higashiyama-ku,Kyoto,Japan 605-0033

         〒605-0033 京都市東山区夷町1557

         tel   090-9697-3786

         e-mail kunstarzt@gmail.com

         HP   http://www.kunstarzt.com/index.htm

 

 

  • “ KUNST ARZT では、林葵衣の個展を開催します。 林葵衣は、光や音などを視覚化する試みを通して、 世界のありようを見つめるアーティストです。 本展は、声を出しながら口をキャンバスにあて、 口紅の痕跡をタブロー化する“唇拓の”phonationシリーズからの構成です。 KUNST ARZTのある建物のオーナーらへの 取材を通して得た「土地の記憶」をベースに、 発音内容を構成、“唇拓”したタブロー などの構想です。 一見、キスマークが溢れているような印象ですが、 実際は薄い唇の皮を酷使する過酷なパフォーマンスであり、 そのギャップも魅力です。 ご注目頂ければ幸いです。(KUNSTARZT 岡本光博)”
  • KUNSTARZTの HP より紹介しています。

 

 

 

 

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