2018年6月
2018年6月25日 ニュース
こんにちは!キャラクターデザイン学科副手のモリイワです。
6月22日(金)、本学内のギャルリ・オーブにて2018年度優秀学生賞授賞式が行われました。
優秀学生賞とは
3年生までの創作・研究活動や課外活動において優秀な成績を残した4年生に授与される賞です。
今回、キャラクターデザイン学科からは
・近藤 岳くん(京都市立洛陽工業高等学校 出身)
・城島 昂暉くん(京都府立北稜高等学校 出身)
・久田 萌さん(八幡商業高等学校 出身)
・吉田 光希さん(クラーク記念国際高等学校 出身)
の4名が選ばれました!
↑左から、城島くん・吉田さん・久田さん・近藤くん
↑7月1日までギャルリ・オーブ入口通路にて受賞学生のパネル展も行われます。こちらもぜひご覧ください!
この受賞を新たな自信にし、卒業制作や自分の目標に向かって勢いよく進んでもらえればと思います。
本当におめでとうございます!
2018年6月21日 イベント
みなさんこんにちは。CG担当の西井です。
6月11日(日)の体験授業に参加していただいたみなさまありがとうございました!
少しでも高校生のみなさまにとって良い経験になっていれば嬉しいです!
さて体験授業型オープンキャンパスのご紹介、第3回目は「CGを活用してキャラクターをつくろう」です。
↑昨年の体験授業型オープンキャンパスの様子です
きたる7月8日(日)に体験授業型オープンキャンパスの第2回目が開かれます。
今回はキャラクターデザイン学科では「キャラクターの理解を深めよう」と
「CGを活用してキャラクターをつくろう」という2つの授業が開かれます。
「CGを活用してキャラクターをつくろう」では、実際にCGソフトを使ってキャラクターを作ります。
紙に絵を描くということだけではなく、CGという道具を使って立体的な視点でキャラクターのデザインをすることや、
そのキャラクターが実際に世の中で活躍しているところを想像しながらデザインするとことの重要性を学びます。
コミュニケーション入学でも重要になるキャラクターデザインの発想の基礎となる考え方を学ぶことができます。
↑CGを使ってキャラクターを立体でデザインしながら作ります
今日、数多くのキャラクターが生み出されています。漫画やアニメ、ゲームの中のキャラクター、
商品、企業、スポーツチーム、地方自治体やイベントのイメージアップのためなどいたるところで大活躍です。
これらのキャラクター達は「立体」のキャラクター・グッズになってみなさんのそばにやってきます。
例えばフィギュアやキーホルダー、スマホのマスコット、ぬいぐるみなど、みなさんの近くにも大好きなキャラクターの「立体」があるのではないでしょうか。
そのため今「立体」でキャラクターをデザインすることが求められているのです。
キャラクターとはなにか分かるけどCGってなんだか難しそうと思う方、
CGでキャラクターを作ることに一度チャンレンジしてみたいと思っていた方、CGそのものに興味のある方も是非参加してみて下さい。
↑生まれて初めてCGを触ってドキドキしている人たちもいましたね
★1日体験入学についてのご説明はこちら
★7月8日の体験入学の参加申し込みのリンクはこちらです。
2018年6月4日 授業風景
6月10日(日)、いよいよキャラクターデザイン学科の体験授業型オープンキャンパスが開催されます。
「ゲームキャラクターをつくろう」では「あそび」というものを学びつつAO入試の対策となるアイデアの出し方やキャラクターデザインの基本について学ぶことができます。
まだ席に余裕がありますので、受験希望者に限らず、「よく分からないけどどんなことをやるのか興味がある」「ゲームキャラクター?なにそれ?」という人もぜひ参加してみて下さい。
体験授業の参加申し込みはこちら!
さて、我がゲームゼミでは、6月2日に関西学生ゲームコンソーシアムの活動の一環として、立命館大学、和歌山大学、島根大学、そして京都造形芸術大学の4大学合同でのハッカソンに参戦しました!
ハッカソン(ハックとマラソンの混成語)とは、短時間でソフトウェアを企画開発するイベントで、発想力やスキルの向上だけではなくチームワークの強化に役立つとして様々な企業や教育機関で実施されています。
今回キャラクターデザイン学科の参加者は11人で、デジタルゲームチームとアナログゲームチームに分割して進めました。他の三大学は工学部が中心となって技術とアイデア勝負で挑んできますが、本学には工学部がないので、デザインとアイデアで勝負することしました。
デジタルゲームチームを率いるのはプログラム担当で3年生の五十嵐智也君。
同じくデジタルゲームチームのプランナーたち。左から2年生のプランナー崎佑輔君(奈良県立桜井高等学校出身)、井沼田稜君(京都府立東宇治高等学校出身)、石倉凛太郎君(鹿児島工業高等専門学校出身)。頼もしい頭脳派集団です。
同じくデジタルゲームチームのデザイナーたち。左から尹昭媛さん(韓国造形芸術高等学校出身)、八阪実梨さん(仁川学院高等学校出身)。
黙々と作業に打ち込んでいます。
そしてこちらはアナログゲームチーム。
デジタルゲームチームが分業制だったのに対して、こちらはテーブルを囲んでひたすら話し合い、テストプレイをし、そしてまた話し合うという形で、とにかくテンションの高い女子チームとなりました。
右からデザイナーの石森由起さん(小松市立高等学校出身)、プランナーの中井涼さん(金沢辰巳丘高等学校出身)、プランナー兼チームリーダーの門瀬菫さん(奈良県立奈良北高等学校)。このメンバーはHappy Elementsさんの合同授業の記事にも登場したので御存知の方も多いのではないでしょうか。
更に今回は新進気鋭の1年生も参戦。右から星山菫さん(小松市立高等学校出身)、奥田菜陽さん(広島県立広島観音高等学校出身)。
今回は朝10時にお題が発表され、18時までにゲームとして完成させるという過酷なものとなりました。ちなみに今回のお題は「あげる」です。デジタルゲームチームは「油で揚げる」、アナログゲームチームは「プレゼントをあげる」というテーマでゲームを作りました。
テンションの高い学生が多く集まったので、議論が白熱し、次々に面白いアイデアが生まれていきます。現場のカオス感がすごいですね。
18時にゲームが完成し、いよいよSkypeを介しての4大学のプレゼンに突入。
どのチームも面白いアイデアの詰まった作品を紹介していました。
過酷な課題に挑戦して、力を合わせて乗り越えて、完成品を見て大爆笑している学生たち。
学生同士で自発的にチャンスを作って、自信をつけていく。こういう姿を見ていると、自分も学生に戻って青春をしたいなと思ってしまいました…。
みんなお疲れー!
2018年6月1日 イベント
京都造形芸術大学では「つくったキャラクター=ひとつの素材」(ワンソース)がマンガやゲーム、グッズなど様々なカタチに展開(マルチユース)されていく流れを学ぶ「ワンソース・マルチユースプロジェクト」があります。その第6弾として「君に届け展~すべての君に届け~in京都」を2018年5月18日から2018年6月3日まで開催しています。
本展では「学生食堂」と大学内のカフェ「BREATH KUAD」で実施する「君に届け展~すべての君に届け~in京都」コラボカフェもございます。そこではキャラクターデザイン学科の学生が、アイデアを出し合い提案し採用されたメニューが提供されております。
前回までのメニュー紹介に続き、プロジェクトを通して、「考えて、つくって、伝えて、売る」を実践した学生の活動をお伝えしていきます。
5月7日に「メニュー実現ミーティング」が行われました。
学生たちは自身の時間を最大限に生かし、82案ものアイデアを生みました。しかし、漫画を読み、固めた「メニューの世界観」も実際の「料理」としてお客様に提供するにはいくつもの条件をクリアしなくてはなりません。
「ことづくりを考える学生=アイデアを出す側」と「ものづくりを考える料理人=実際にメニューを作る側」の「考え方」の共有は、今回の「ワンソース・マルチユースプロジェクト」の中でとても大切な時間となりました。
「ひとつのこと」に直面したもの同士がそれぞれの経験やそこから得た知識の扉を開き合うことで、「生きた情報」を共有し合い、「生きたアイデア=実現可能なアイデア」を学生たちは生み出していくことができました。
「ワンソース・マルチユースプロジェクト」の中で学生たちは、このようなアイデアを生み出す流れを知りながら、「体感」していたように感じます。
[↑メニュー実現ミーティングの様子。]
[↑話し合いをしながら漫画を読み返し、メニューに込めるメッセージを深める学生。]
5月11日の試作&商品写真撮影会では日々、自身で考えたものを自分で作っている学生にとって、自身で考えたものを他者が作ることは物凄く新鮮であり、どこか「サプライズ」のようにも感じていました。
[↑試作を見て話し合う学生。]
[↑商品写真撮影で綺麗に撮れるように商品を整える学生。]
「思っていた以上のものになっている!」「こだわっていたところがしっかり出ている!」
様々な言葉が、話し合いの場である学生食堂に広がりました。それは「ことづくり」と「ものづくり」がガッチリと組み合わさり、「君に届け展~すべての君に届け~in京都 コラボカフェ」のメニューが完成した瞬間でした。
5月14日に完成商品写真撮影会をしました。
「君に届け展~すべての君に届け~in京都 コラボカフェ」のメニュー企画は、商品のアイデアを形にするだけではありません。作ったものをいかに人に伝えていくかというところまで考えていきます。
完成したメニューについて、お客様にわかりやすく伝えていくためにはどうすればいいのだろうかと、学生は「つくり手」としてだけではなく、「お客様の立場」になって考えます。
「メニュー表やメニューボードは必要だ。そのためには、綺麗な写真もいる!」
「トレイの上に商品だけ乗っていても、漫画の世界観は伝わらない。漫画のワンシーンを切り取って、商品の下にランチョンマットとして敷けないだろうか。」
「つくり手」から「お客様の立場」になり、また「つくり手」になって・・・。
様々な視点でメニューの伝え方を考え、メニューの写真やデザイン物を作成していきました。
[↑撮れた写真を確認する学生。画像全体のバランスなど、日頃、学んでいるデザイン力を生かす。]
[↑ひとつの商品の写真を何枚も撮り、メニューボードなどに展開できる写真を選ぶ。]
[↑写真を撮る人、指示を出す人、全体を見る人、役割分担しながら撮影を行う学生たち。]
プロジェクトを通し、短くも濃い時間を過ごした学生たちは「つくる」の意味は「作る」だけではなく、「もの」から「こと」を生み出し、創造する「創る」という意味もあるのだと知り、「ものづくり」に対する考え方を深めることができました。
「君に届け展~すべての君に届け~in京都」コラボカフェメニュー開発に携わった学生の一言コメント
・新井ちとせ(キャラクターデザイン学科1回生(大阪市立工芸高等学校出身)
私はまだ1回生で、大学生活そのものが私にとって「新しいことだらけ」です。メニューが決定しメニューボードが完成した時、すごく感動しました!
・南美帆(キャラクターデザイン学科2回生(私立済美高等学校出身)
学生として、「大きな企画」に携われることが嬉しく思います。限られた時間の中で、一つのものをつくる難しさを感じましたが、楽しかったです。
・稲森雅(キャラクターデザイン学科2回生)(大阪府立和泉高等学校出身)
社会の中で、自身の考えたものを見て頂けるという貴重な経験をすることができました。グループ内での話し合いを通し、仲間と繋がることの大切さを感じました。
・安田結(キャラクターデザイン学科2回生) (石川工業高等専門学校出身)
メニュー開発を通し「実現できるもの」と「自分の理想」とのバランスがとても難しかったです。できる範囲で深め、「いいもの」をつくる大切さを実感しました。
・谷藤若菜(キャラクターデザイン学科2回生)(大阪府立香里丘高等学校出身)
専門的に学んでいるデザインの技術を生かすことができました。「商品の良さをしっかりメニューボードで伝えよう!」と気持ちを込めながらデザインしていきました。
「君に届け展~すべての君に届け~in京都」イベント詳細はこちら
http://www.movic.jp/shop/pages/kiminitodoke-exhibition.aspx
©椎名軽穂/集英社
2018年6月1日 イベント
京都造形芸術大学では「つくったキャラクター=ひとつの素材」(ワンソース)がマンガやゲーム、グッズなど様々なカタチに展開(マルチユース)されていく流れを学ぶ「ワンソース・マルチユースプロジェクト」があります。そんなワンソース・マルチユースプロジェクトの第6弾として「君に届け展~すべての君に届け~in京都」を2018年5月18日から2018年6月3日まで開催しています。
本展では、キャラクターデザイン学科の学生がアイデアを出し合い、提案したメニューを「学生食堂」と大学内のカフェ「BREATH KUAD」で提供する「君に届け展~すべての君に届け~in京都」コラボカフェもございます。
前回に引き続き、学生たちのアイデアが散りばめられた「君に届け展~すべての君に届け~in京都」コラボカフェメニューをどんどん紹介していきます!
「夏の極甘ドロり!フルーツミックス」
〔メニュー説明〕
修学旅行で、ちづが飲んでいた『極甘どろり』をフルーツゼリーミックスジュースで再現。どろり感をクラッシュゼリーと果肉でフルーティーに表現しました。甘さ東京ドーム100個分。
~14巻より~
「胡桃沢梅のさっぱり梅ジュース」
〔メニュー説明〕
風早に振られ、素の性格を出すようになったくるみ。くるみの飲む梅ジュースに、カットレモンで素のさっぱりした性格を表現。君に届け展のピンクイメージをゼリーにしてみました。
~9巻より~
〔上記2品のメニュー開発に携わったキャラクターデザイン学科2回生 塚本夏生(私立藤枝明誠高等学校出身)のコメント〕
キャラクターやシーンをどのような形にしてメニューにするか、作る側・受け取る側など様々な立場の人のことをイメージしながら主観と客観を切り替えて考えていきました。
メニュー考案もアニメーションやCG、グラフィックなどと共通するところがあって、ベースとなる作品・モノ・人に関して自分が理解していればいるほど、アイデアが増え、内容の濃いものができるのだと強く実感できました。理解したうえで、何を組み合わせるのがいいのか自分だけではなく、仲間とともにチーム一丸となって考えていくとより一層いいものができるのだと感じました。
次回は、今回のプロジェクトを通して、「考えて、つくって、伝えて、売る」を実践した学生の活動をご紹介します!
「君に届け展~すべての君に届け~in京都」イベント詳細はこちら
http://www.movic.jp/shop/pages/kiminitodoke-exhibition.aspx
©椎名軽穂/集英社
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