アートプロデュース学科

2018年11月

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2018年11月22日  ニュース

【卒業生の活躍】山城大督 個展『SENSORY MEDIA LABORATORY』オープンしました!

本日11月22日(木)から、山城大督 個展『SENSORY MEDIA LABORATORY』が、京都造形芸術大学 芸術館で開催されます。

山城先生は2005年度にアートプロデュース学科を卒業した、元アートプロデュース学科の学生です。卒業後は、メディアアーティストとして作品の制作・発表を行いながら、アートと社会をつなぐ活動や、映像ディレクターとしてビデオ制作を行うなど、多方面でご活躍されています。(そして現在はアートプロデュース学科の教員として、美術史の授業も担当していただいています…!)

 

今回開催される『SENSORY MEDIA LABORATORY』展は、日常の身の回りにあるものから工芸品までさまざまメディアを用いて、嗅いでみたり、味わってみたり、耳をすませてみたり、じっとみてみたりといった体験ができます。普段じっくり意識できていない五感を刺激する、不思議な展覧会となっています。

 

会場の様子を少しだけ…↓

 

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搬入中の山城先生

搬入中の山城先生


にぎってみたり、嗅いでみたり、味わってみたり…

ぎゅうっと にぎると…!ぜひ会場で触ってみてください!

 

展示期間は、11月22日 (木)から12月24日 (月)までとなっています。会期中には山城先生と八木良太先生(美術作家/本学空間演出デザイン学科准教授)のトークセッションや音楽家によるライブなどのイベントも開催されますので、

本学の学生はもちろん、学外のみなさまもぜひお気軽にお越しください!

 

 

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山城大督 個展『SENSORY MEDIA LABORATORY』

 

【展覧会概要】

京都造形芸術大学芸術館は、同大学天心館アネックスから2011年に現在の場所へと移転、整った展示空間と収蔵庫を

擁する本格的な大学附属ミュージアムとして活動を展開しています。そこでは、縄文土器、シルクロードの工芸品、浮世絵、といった大学の主要なコレクションを順次展示するとともに、同時代の美術作家の表現とコラボレートする企画展を継続開催してきました。今回の2018年秋季特別展は、アーティスト・芸術館・大学・コレクションのさらなる可能性を見出す試みとして開催するものです。
山城大督(アートプロデュース学科教員)は、映像と空間における新しい表現手法を探求するアーティスト。本展では会期中、芸術館を「Sensory Media Laboratory」、すなわち視ることや聴くこと、触ること、匂いや味わいといった感覚を通して思わぬ驚きを体験する研究所/休憩所として開放します。 大学のコレクションもまき込み、

土偶、土器の断片、古い工芸品、そうした品々と寄り添いながら、知覚が少しばかり新しい組み合わせで動き始める現場となるでしょう。

 

【展覧会日程】

日程:11月22日 (木)~12月24日 (月)
時間:10:00~17:00
休館日:日曜日

 

【作家略歴】
山城大督 Daisuke Yamashiro
美術家・映像作家。 1983年大阪府生まれ。 映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない《時間》を作品として展開する。主な作品に、広島の住宅街を舞台に50人の少年少女が同時間帯に自宅のピアノを演奏するコンサート《Time flows to everyone at the same time.》(2010)や、名古屋の港まちで住民や環境と27個の約束をする《Fly Me To The TIME.》(2017)がある。2006年よりアーティスト・コレクティブ「NadegataInstant Party」を結成し、「あいちトリエンナーレ2013」「瀬戸内国際芸術祭2016」など全国各地で

作品を発表。 2013年には1年間に渡って映像表現を再考するプロジェクト「東京映像芸術実験室」を主宰し、企画内で制作発表したインスタレーション作品《VIDERE DECK / イデア・デッキ》が第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品を受賞した。 主な展覧会に森美術館「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」。

 

関連企画❶
トークセッション「感覚を感受する方法」
2018年12月6日(木) 14:30 ̶16:00
登壇 | 山城大督×八木良太
( 美術作家/本学空間演出デザイン学科准教授)
進行 | 毛利義嗣(本展企画/芸術館館長)
会場 | 京都造形芸術大学 芸術館

 

関連企画❷
Sensory Media Laboratory LIVE vol.01「山に音」
2018年12月21日(金) 18:00 ̶ー19:00(開館延長)
出演 | 角銅真実(音楽家/打楽器奏者)
会場 | 京都造形芸術大学 芸術館

 

角銅真実 Manami Kakudo
長崎県生まれ。打楽器、自身の声を用いて、バンドceroをはじめとする
様々なライブサポート・作品制作に携わる他、CM、映画、ダンス作品の
音楽制作など、作家としての自由な表現活動を国内外で展開している。
2018年8月に2枚目となるソロアルバム“Ya Chaika”をリリース。

 

【お問い合わせ先】
京都造形芸術大学 芸術館 |
電話:075-791-9243
メールアドレス:geijutsu-kan@kuad.kyoto-art.ac.jp

協力 | 京都造形芸術大学 アートプロデュース学科 山城大督研究室

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2018年11月8日  ニュース

【学外PJ紹介】対話型作品鑑賞プログラム 「アートのヒミツ基地?!みんなで探検ツアー」を開催しました!

みなさん、こんにちは〜。

近頃アートプロデュース学科は、学内での授業、ARTZONEでの活動の他に、学外のプロジェクトに力を入れて取り

組んでいます。

 

美術館での展示企画運営や展示作品を鑑賞者とつなげるようナビゲートを行ったり、国際映画祭で来場者やイベントの

調査をしたり、他学科の学生と協力して、漫画を扱った展示会場を考えたり…など、活動場所や内容はさまざま!

今回は、夏季から後期前半にかけて学生たちが行ってきた学外活動を紹介するとともに、学科での学びや経験が社会のどんな場所につながり、活かされているのかを、プロジェクトに携わった学生たちのレポートでお知らせしていきたいと

思います。

 

まず第1弾は、大阪 北加賀屋で行われた、「対話型作品鑑賞のプロジェクト」をご紹介したいと思います!

 

 

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【対話型作品鑑賞プログラム アートのヒミツ基地?!みんなで探検ツアー  スッタフレポート】

 

プロジェクトに携わってくれたスタッフ4名。左から吉岡大希、米山友葵、西村 歩、大葉美葵

プロジェクトスタッフ4名。左から、吉岡大希、米山友葵、西村歩、大葉美葵

 

 大阪市住之江区、北加賀屋にある、MASK(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)は、おおさか創造千島財団が

運営する、銅材加工工場・倉庫跡を利用した、巨大現代アート作品の収蔵庫です。10月に行われた一般公開(オープンストレージ)に合わせて、私たち、アートプロデュース学科の学生は、小学校低学年、高学年、中学生以上の3つの年齢を対象に「対話型作品鑑賞プログラム アートのヒミツ基地?!みんなで探検ツアー」を、実施させていただきました。

 

 対話型鑑賞プログラムということで、作品解説をするのではなく、学科の授業で行なっている対話型鑑賞プログラムACOP(Art Communication Program)を基盤に「これなに?」「この作品どう思う?」「どこからそう思ったの?」など、お客さんの感じたことから作品をみるということを意識しました。また、お客さんとの対話についてだけではなく、お客さんはなにを期待してプログラムに参加してくださるのか、千島財団の方々は、このプログラムがどのようなものになることを期待してくださっているのか、私たちはこのプログラムを通して、どの

ような学びが得られるのか、などなど、様々な方面からのニーズを考え、プログラムを企画しました。企画段階では、何度もミーティングを重ねたので、ハードなケジュールでしたが、各回のミーティングで、考えていることや、実現したいプログラムが、少しずつ形になっていくことが嬉しくもありました。また、ひとつの企画を完遂するのに、目には見えないところで、こんなにもたくさんの時間や、人が動いているのだということを

知りました。

 

 

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 プログラム当日は、自分たちで考えたプログラムを実施することができるというワクワク感や、期待もありましたが、やはり、初めて顔を合わせるお客さんの前に立ち、作品をつかってお客さんと対話をするということへの緊張や不安も

ありました。しかし、大きな作品たちを見上げ、興奮した様子で思ったことを一生懸命話してくれる小さなお客さんたちの姿をみると、とても嬉しい気持ちになりました。

 どんなに素晴らしい作品でも、その作品を楽しむ人の存在がなければ、「アート作品」になることはできないのだとわたしは思います。鑑賞者が作品をみて、思ったことを、考えたり、話したりすることで生まれる新しい発見や、感動、作品を面白いと思う気持ちが、作品に「アート」を付加するのではないでしょうか。

 MASKのような「アート」の生まれる場所や、私たちの活動に興味を持ってくれる人や、実際にアートの現場で働いている人の姿を見られたことは、これから先、芸術大学でアートプロデュースを学んでいく上で、とても大きな糧になると思います。

 

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お客さんとともに作品鑑賞している様子

 

 学内で忙しい日々を送っていると、目の前のタスクに気を取られ、なんのために、自分がなにをしているのかわからなくなる瞬間があります。今回のプロジェクトは、アートプロデュース学科で学んでいる、「様々な方法を用いて、人や物、出来事を紡ぎ、アートという現象を生み出す」ということを、学外で実践するとても良い機会になりました。私たちにとって、この経験は、大きな学びのあるものでしたし、「みて・考えて・話して・聴いて」を繰り返し、作品と自分、自分と他人がつながるという経験は、お客さんにとっても、MASKに収蔵されている作品よりも、さらに大きな驚きや、感動につながったのではないかなと思っています。

 

 今回MASKで経験したことを生かして、今後も社会に素敵なコミュニケーション「アート」を起こしていきたいと思います。

 

 

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米山友葵(アートプロデュース学科2回生)

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京都造形芸術大学は、今アジアで最もエネルギーを持って動き続ける大学であるという自負があります。
通学部13学科21コース、通信教育部4学科14コース、大学院、こども芸術大学。
世界に類を見ない3歳から93歳までが学ぶこの大学は、それぞれが溢れる才能を抱えた“プロダクション”のようなものです。

各“プロダクション”では日々何が起こっているのか。授業や取組みの様子、学生たちの作品集や人物紹介。
とどまることなく動き続ける京都造形芸術大学の“プロダクション”の数々。
そこに充満するエネルギーを日々このサイトで感じてください。