アートプロデュースコース

【卒業生の活躍】山城大督 個展『SENSORY MEDIA LABORATORY』オープンしました!

本日11月22日(木)から、山城大督 個展『SENSORY MEDIA LABORATORY』が、京都造形芸術大学 芸術館で開催されます。

山城先生は2005年度にアートプロデュース学科を卒業した、元アートプロデュース学科の学生です。卒業後は、メディアアーティストとして作品の制作・発表を行いながら、アートと社会をつなぐ活動や、映像ディレクターとしてビデオ制作を行うなど、多方面でご活躍されています。(そして現在はアートプロデュース学科の教員として、美術史の授業も担当していただいています…!)

 

今回開催される『SENSORY MEDIA LABORATORY』展は、日常の身の回りにあるものから工芸品までさまざまメディアを用いて、嗅いでみたり、味わってみたり、耳をすませてみたり、じっとみてみたりといった体験ができます。普段じっくり意識できていない五感を刺激する、不思議な展覧会となっています。

 

会場の様子を少しだけ…↓

 

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搬入中の山城先生

搬入中の山城先生


にぎってみたり、嗅いでみたり、味わってみたり…

ぎゅうっと にぎると…!ぜひ会場で触ってみてください!

 

展示期間は、11月22日 (木)から12月24日 (月)までとなっています。会期中には山城先生と八木良太先生(美術作家/本学空間演出デザイン学科准教授)のトークセッションや音楽家によるライブなどのイベントも開催されますので、

本学の学生はもちろん、学外のみなさまもぜひお気軽にお越しください!

 

 

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山城大督 個展『SENSORY MEDIA LABORATORY』

 

【展覧会概要】

京都造形芸術大学芸術館は、同大学天心館アネックスから2011年に現在の場所へと移転、整った展示空間と収蔵庫を

擁する本格的な大学附属ミュージアムとして活動を展開しています。そこでは、縄文土器、シルクロードの工芸品、浮世絵、といった大学の主要なコレクションを順次展示するとともに、同時代の美術作家の表現とコラボレートする企画展を継続開催してきました。今回の2018年秋季特別展は、アーティスト・芸術館・大学・コレクションのさらなる可能性を見出す試みとして開催するものです。
山城大督(アートプロデュース学科教員)は、映像と空間における新しい表現手法を探求するアーティスト。本展では会期中、芸術館を「Sensory Media Laboratory」、すなわち視ることや聴くこと、触ること、匂いや味わいといった感覚を通して思わぬ驚きを体験する研究所/休憩所として開放します。 大学のコレクションもまき込み、

土偶、土器の断片、古い工芸品、そうした品々と寄り添いながら、知覚が少しばかり新しい組み合わせで動き始める現場となるでしょう。

 

【展覧会日程】

日程:11月22日 (木)~12月24日 (月)
時間:10:00~17:00
休館日:日曜日

 

【作家略歴】
山城大督 Daisuke Yamashiro
美術家・映像作家。 1983年大阪府生まれ。 映像の時間概念を空間やプロジェクトへ応用し、その場でしか体験できない《時間》を作品として展開する。主な作品に、広島の住宅街を舞台に50人の少年少女が同時間帯に自宅のピアノを演奏するコンサート《Time flows to everyone at the same time.》(2010)や、名古屋の港まちで住民や環境と27個の約束をする《Fly Me To The TIME.》(2017)がある。2006年よりアーティスト・コレクティブ「NadegataInstant Party」を結成し、「あいちトリエンナーレ2013」「瀬戸内国際芸術祭2016」など全国各地で

作品を発表。 2013年には1年間に渡って映像表現を再考するプロジェクト「東京映像芸術実験室」を主宰し、企画内で制作発表したインスタレーション作品《VIDERE DECK / イデア・デッキ》が第18回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品を受賞した。 主な展覧会に森美術館「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」。

 

関連企画❶
トークセッション「感覚を感受する方法」
2018年12月6日(木) 14:30 ̶16:00
登壇 | 山城大督×八木良太
( 美術作家/本学空間演出デザイン学科准教授)
進行 | 毛利義嗣(本展企画/芸術館館長)
会場 | 京都造形芸術大学 芸術館

 

関連企画❷
Sensory Media Laboratory LIVE vol.01「山に音」
2018年12月21日(金) 18:00 ̶ー19:00(開館延長)
出演 | 角銅真実(音楽家/打楽器奏者)
会場 | 京都造形芸術大学 芸術館

 

角銅真実 Manami Kakudo
長崎県生まれ。打楽器、自身の声を用いて、バンドceroをはじめとする
様々なライブサポート・作品制作に携わる他、CM、映画、ダンス作品の
音楽制作など、作家としての自由な表現活動を国内外で展開している。
2018年8月に2枚目となるソロアルバム“Ya Chaika”をリリース。

 

【お問い合わせ先】
京都造形芸術大学 芸術館 |
電話:075-791-9243
メールアドレス:geijutsu-kan@kuad.kyoto-art.ac.jp

協力 | 京都造形芸術大学 アートプロデュース学科 山城大督研究室

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