2020年2月
2020年2月28日 ニュース
2年生の授業で1年間に亘って行われた、Airbnb様による寄附講座の記者会見が行われました!
なお、今回までのAirbnb授業内容は以下のリンクから読むことができますので、是非一読ください!
2019年4月20日 更新 Airbnb寄附講座キックオフ!
春休みになったといえ、クロステックの学生達は産学連携記者会見のため事前準備や前日のリハーサル参加など忙しく駆け回っておりました。
リハーサルでは先生方から最後のアドバイスをいただき、本番に備えました。記者会見前日にもかかわらず全てのグループがスライド資料の修正を行い、会見直前までプレゼンの練習に余念がありませんでした!
記者会見が無事終了し、
今まで詳細をお伝えできなかった、Runinto、Breaky、 BaPTの詳細をいよいよこちらでお披露目いたします!
Runinto
“run into”(〜に偶然に出会う)をシェアするというコンセプトのRunintoは、現在変わりつつある旅行のあり方に目をつけました。
投稿された口コミや写真を見て旅プランを立てることも少なくない現在、もはや決まった観光地だけを訪れることが旅の楽しさとは言えません。必然的な旅よりも、偶然がもたらしてくれるエモーショナルな体験を旅に求めるようになってきています。Runintoは、旅をした人たちが自分たちの特別な思い出をログに残すことで、アーカイブ化されたデータが地図上でシェアされるというサービスです。自分の旅のログを残す楽しみ、他の旅行者のログを見る楽み、そして音楽のプレイリスト選ぶような感覚で気分に合った旅のルートを選ぶ楽しみを提案してくれます。また、このサービスによって今まで注目されにくかったエリアの魅力を高めることができ、新たなエリアブランディングが可能になるでしょう。このサービスを通して大きな地図が出来上がることも期待されます。
リーダー&プレゼンテーター:平林 竜一(静岡県立中央高等学校出身)
副リーダー&プレゼンテーター:小林 輝(大阪府立茨木高等学校出身)
BaPT
現在日本では潜在保育士が増加傾向にあります。また、日本ではベビーシッターを利用することに対して罪悪感を抱く両親は過半数を超えています。せっかく家族で遠出をしても、バーやコンサートなどを楽しむことは難しいと考えられています。この二つの問題を解決し、旅の楽しさも倍増させようと考えたのがBaPTです。BaPT-Baby(赤ちゃん)Peace of mind(安心)Travel(旅行)はその土地でならではの遊びや語学を「体験させる」「学ばせる」時間を子供に提供することで、ベイビーシッターサービスが持つマイナスイメージ(子どもをただ預ける)を払拭します。また自由な職場環境で得意なスキルを生かして働くことで潜在保育士を減らすことが出来ると提案しています。
プレゼンター:遠藤和奏 (大阪産業大学附属高等学校出身)
プレゼンター:庄司雪乃(島根県立宍道高等学校出身)
Breaky
旅行をした際に疎かになりがちな朝食に目をつけ、その土地特有の朝食を楽しみたい旅行者と、朝食を提供したい料理人を繋ぐサービスがBreakyです。シェアキッチンを運営し、専属シェフが旅先で食をオールサポートします。ゲストはシェフから朝食サービスを受けられる他、旅先で見つけた食材などを持ち込み、シェフに朝食を調理してもらうことも可能です。また、その土地に馴染みのある主婦や料理人がシェフになることで、その土地ならではの朝食を提供することも可能になります。
リーダー&プレゼンター:林宗一郎(神戸市立摩耶兵庫高等学校出身)
クリエイティブディレクター&プレゼンター :坂東 拓海(札幌国際情報高校出身)
まだまだ拙いところもある中で、Airbnb様を初め賛同してくださる企業のみなさま(株式会社パソナグループ様、株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ様、株式会社Stroly様、株式会社電通様、株式会社パソナグループ様)のご協力の元、クロステックの学生が国内で初めてAirbnbで学生提案のサービスを実現することはとても名誉なことです!
今後は試験運用を開始し、うまくいけば本格的なサービスに向けて動くことになりそうです!
これからが本当に楽しみですね!
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クロステックデザインコースでの日々の授業風景、
イベント等はtwitterとInstagramで日々更新中です。
ぜひそちらもチェックしてみてください!
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2020年2月25日 授業風景
過去3回に渡りお伝えしてきた江崎グリコさまと共同開発授業が本日最終プレゼンを迎えましたのでお伝えします!
今までの進行は以下のリンクよりご覧になれますので興味のある方は是非一読くださいませ!
10月10日更新 江崎グリコと共同開発⁈
10月25日更新 江崎グリコさんとの2度目のミーティングが行われました!
12月10日更新 学生が主体!?江崎グリコ共同開発
江崎グリコさま×クロステックデザインコースのプロジェクトには以下の学生が参加しております!
宇都洸輔 君 (滋賀県立玉川高等学校出身)
山本 真梨菜 さん(香川県立高松西高等学校出身)
水野亮太 君 (福井県立敦賀高等学校出身)
濱田 優希 さん(愛媛県立三島高等学校出身)
坂東 拓海 君(札幌国際情報高校出身)
遠藤和奏 さん(大阪産業大学附属高等学校出身)
黒木 りみ さん(熊本県立大津高等学校出身)
ブログでは3回しか取り上げられていない江崎グリコさまの授業ですが、参加学生達は江崎記念館に足を運び、江崎グリコの創業者である江崎利一氏の信念やブランドの考え方を学んだ上で、何度も打ち合せを行ないました。
求められているものを理解するために、アンケート調査をしたり直接アポイントメントをとって高校にインタビューしたりと、インターネットから得られない知識をも偏ることなく調査していました!
今年10月から始まった江崎グリコさま×クロステックデザインコースの授業。
他の授業の課題や展示、プレゼンテーション発表など目の回るような量の課題と並行しつつ、様々な角度から3案まで絞り込んで最終プレゼンに漕ぎ着けました。よくぞここまで頑張った!の一言です。
馬鹿馬鹿しいと笑ってしまうようなアイディアで人を幸せにする、SDGsの観点から高校生活を豊かにする、今までにないコミュニケーションを提示するなど、クスッと笑えるものから真面目なものまでバライティに富んだ企画を発表し、江崎グリコさまの皆様にも納得していただけていました!
プレゼン後、江崎グリコさまからの意見をいただき、学生もそれに対してしっかり意見を交わしておりました!
最後に江崎グリコさまから、課題を解決する力はAIによって近々必要なくなってしまうこと、だから課題を見つける力が大切であることを教えていただき、学生たちは企画を考える際に必要な新たな鍵も得たと思います。
今回で企画プレゼンは終了いたします。
今後進捗がありましたらまたこちらでご報告いたします!
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