- 2020年2月10日
- イベント
マンガ学科卒業展2019 優秀作品紹介Vol.2
みなさんこんにちは!
昨日に引き続き、優秀作品を紹介していきたいと思います!
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奨励賞 荒木遥香
『ひきこもり会社員と留学生』
仕事以外では家に引きこもってゲームばかりしている会社員マコトの隣の部屋に引っ越してきた留学生のアナスタシア。
京都に憧れ留学してきたアナスタシアの提案で、マコトは一緒に京都を散策することに。
京都の楽しいところ、おいしいところをたっぷり詰め込んだお話です。
『本日の一福』
日常を切り取ったオムニバスストーリー4編を詰め込んだ1冊。
勉強に仕事に恋、つらいことはあるけれど幸せな事もたくさんある。
読むとほっとできて胸の中があたたかくなります!
どちらもとにかく優しいお話で、元気をもらえる内容になっています!
展示と合わせて見るとより楽しめること間違いなしです。
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奨励賞 王柏森
『パズル』
ジグソーパズルの概念を中心に「組み合わせる」ことを創作に応用する、ということをテーマにしています。
この本では絵を描く上での輪郭線の重要さについて記されています。
指南書ですが、実際に王くんが自分で勉強し実践してきたことを
イラスト付きで説明してくれているので、とてもわかりやすい内容になっています!!
人物クロッキーも一緒に展示してあるので、イラストの勉強をしたいけれど何から手をつけていいかわからない
という人に参考になるのではないでしょうか!
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奨励賞 宮下航
『SANS-SERIF(サン-セリフ)』
宮下くんの作品は言葉を使って楽しめるボードゲームです!
プレイヤーは親と子に分かれ、親は手持ちのカードを1枚選び「セリフ・タイトル・オノマトペ」のどれで表現するかサイコロで決め、カードを提示します。
その言葉を聞いた子は手持ちのカードの中からその言葉に当てはまるカードを提示します。
集まったカードの中から親が出したカードを当てる…という流れです。
「いいね!」を勝ち取る、という表現があるように、SNS世代にマッチした内容にもなっていて話題性がありますね。
コミュニケーションをとりながら、友達や知らない人とでもワイワイ楽しく遊べる内容になっています!
これは実際に遊べるので、お立ち寄りの際はぜひ遊んでみてください!
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学長賞 石原京香
『12月13日』
別冊フレンドにてデビューし、そこで掲載されていた短編
「シェリー、MY LOVE」「苦いチョコレート」「わたしのはつこい」「キズだらけの猫」をまとめた1冊。
全て少女マンガで統一されており、王道な恋愛ストーリーから
変化球のような読むとクスっと笑えて少女マンガをあまり読まない人でも楽しめる作品も収録されています。
デビューしたあとも成長を続ける石原さんの姿が詰まっていますよ!!
展示については、ピンクの背景でちゃぶ台を囲うように設置された壁は石原さんの脳内を表していて、
マンガを描く側から見た、マンガを1本完成させるまでの過程を見せています。
普段は完成されたマンガを見る事が多いと思いますが、どうやって作り上げられているかを知るとより楽しめることでしょう!
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優秀作品の紹介は以上になります!
今回取り上げた作品以外にも面白さがつまった作品がたくさんあります!
今年はマンガ以外の作品制作をしていた学生も多く、
今後も色んなことにチャレンジしていってほしいですね!
今回紹介したマンガやボードゲームはNA308の展示会場で販売もしています!
まだまだ開催しておりますので、ぜひ一度お立ち寄りください!
【マンガ学科展示場所詳細】
日程:2020/2/8(土)-2/16(日)
時間:10:00-18:00
場所:京都造形芸術大学 京都・瓜生山キャンパス 人間館3F
https://www.kyoto-art.ac.jp/sotsuten2019/