情報デザイン学科

こんにちは。情報デザイン学科研究室です。

ビジュアルコミュニケーションデザインコース3年生A領域による課題成果展「わたしのラディカルなグラフィック」の講評会が、本日5/26(水)19:30よりインスタグラムでライブ配信されます！

ヒロ杉山先生、見増勇介先生、中田泉先生が担当している「総合演習1A」での第一課題「わたしのラディカルなグラフィック」。

この課題に取り組む学生たちは、今までにACジャパン広告学生賞や、（株）ワコールとの協働プロジェクトなど、社会実装を規範としたプロジェクト型の授業を実施してきました。社会の中で、アートディレクターやグラフィック・デザイナーという職業が生み出すものの多くは、条件やクライアントなどの存在が大きく関わります。そこでは、他社の意見を積極的に受け入れ、目標達成のためより良い手段を見出し、展開させることが求められるのです。その役割は、ひとや社会、そして世界をより豊かにするためのプロセスであるといえます。

一方、常に外側を意識し、与えられたことに従事し続けることで、新たな価値想像としてのアイデアが枯渇する可能性もあります。外側をより豊かにするためには、制作者自身が豊かでなければなりません。そしてなにより、自身の表現の豊かさを理解／確認することが大切であるといえます。

なにに興味があり、どのような表現が好きなのか。

つくりだすものは、どうありたいのか。どういったみかたが可能なのか。

大学生活のちょうど中間地点。基礎から応用へと向かい、社会を意識しはじめる3年生のこの時期に、ものづくりの純粋な視点に立ち返ることからはじめてみようと考え、これを「ラディカルなグラフィック」と呼ぶことにしました。

学生たちの個性が社会と接続するための根となり得る、各々の根源的な視覚展開。つい先日開設されたアカウントでは、学生のみなさんの作品紹介も行っています。