文芸表現学科

ラジオドラマ『かさぶたができるまでの時間』が放送されます。

こんにちは、文芸表現学科です!

 

 

外出自粛によるおうち時間が増え、一人で過ごすことが多くなったいま「ラジオを聴く」人が増えていることはご存知ですか?

 

みなさんがイメージする「ラジオ」ってどんなものでしょうか。

音楽を聴けるだけではなく、ラジオパーソナリティーによる愉快な「語り」が加わることで、まるで隣で自分だけに語りかけてくれるようなあたたかさが魅力ですよね。

 

ただ、ラジオって「音楽」「語り」だけではないのです。

 

音情報のみで演出される「ラジオドラマ」というものがあります。

普段何気なく見ているドラマですが、一切の映像情報が無くなるということは想像できますか?

伝える「ことば」一音一音がより重要になってきます。

 

そんな難しくも面白い「ラジオドラマ」を当学科専任教員・中村純先生が担当するゼミ、中村ゼミ生が京都コミュニティ放送(京都三条ラジオカフェ)にて放送します。

(ゼミとは2年生から4年生までが集まり、それぞれの専任教員の特色を生かした、より専門的な学びを行う少数人制の場です)

 

 

中村ゼミでは例年、文化×社会をテーマに「アンデパンダン」という雑誌を制作しており、普段から「社会」に目を向け、さまざまな取り組みを行なっています。

 

▲2021年1月に発行された「アンデパンダン」。今年度も鋭意製作中です。

 

 

今回取り組むラジオドラマでは、3年生・常光佐知香さんが脚本を執筆し、声優は2、3年生が担当しました。

 

「虐待」という繊細なテーマを掲げ「虐待サバイバー」と加害者の双方にどうすれば寄り添えるのか、聴いた人が希望を持てるような作品にするにはどう伝えればいいのか、何回も何回もゼミ内で読み合わせや意見交換を行い、試行錯誤の末にできた作品です。

 

 

当初は常光さんの地元である高知弁で執筆された作品でしたが、リスナーの多くが京都に住む人だということもあり、関西弁を用いて、より地域に密着した聴き心地の良いドラマになったこともゼミ生全員のこだわりや心意気が感じられます。

 

ぜひ、じっくりと「聴いて」楽しみ、考える時間をつくっていただければと思います。

 

 

 

 

 

ラジオドラマ

「かさぶたができるまでの時間」

12/17(金)23:00〜23:30 放送

 

放送:FM79.7MHz京都三条ラジオカフェ

HP:https://radiocafe.jp/blog/2021/12/14/4164/

 

日本全国のコミュニティFMラジオの音楽・バラエティ・地域密着情報・防災・オリジナルチャンネル(近日開始)と多彩な番組を24時間楽しめるラジオ局公認の無料アプリ、「ListenRadio」よりご視聴いただけます。

 

ListenRadio HP:http://listenradio.jp/

 

 

 

 

 

(スタッフ・牧野)

 

 

 

 

 

 

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