マンガコース

【1年生・授業風景】「表現技法基礎Ⅰ」

みなさんこんにちは!

 

今回は1年生の必修授業「表現技法基礎Ⅰ」をレポート!

 

マンガを描く中で、描けるものが棒立ちの人物のみではマンガの幅は広がりません。

こちらの授業ではマンガやイラストを描く上で必要な技法を学びます。

表現したいものを妥協せずに描くために様々な作画技術を身につけていきます!

 

授業担当は専任教員のよしかわ先生。

先生の授業は資料を学生の個人の端末で見れるように、対面授業ですがzoomを使用しています。

学生たちは手元で先生の画面を見ることができるので、教室の座る位置に関わらず資料を見ながら取り組むことが可能です。

 

今回学生たちが学んでいたのは、「シワの描写」です。

人物キャラクターを描く上で欠かせない服。

人物の動きだけでなく布の素材によってシワの描き方は変化します。

 

服のシワは中の生身の体を意識することが大事。

線で描かれていなくても、そこに腕や脚があると思わせる服の描写は、どのようにして描くのか。

資料の上から先生が丁寧に説明しながら線を引いていきます。

 

 

シワの描く量は多ければいい訳ではなく、箇所や素材により省略することで質感や立体感が出る場合があります。

布がぶ厚い柔道着などの服は細かいシワができにくいので大きなシワを描き入れ、

一方ワイシャツなどの布の薄い服は細かいシワも描き入れると対照的な質感が出てきます。

 

服のシワだけでもこの奥深さ。

キャラクターが着る制服、普段着、戦闘服などなど、

細やかな質感が描かれているとそのキャラクターをよりリアルに感じることができると思います。

 

▲座った姿勢でのシワの入り方を実際に描きながら学ぶ

 

サブ講座では物を持つ動作について。

重い大きな荷物、軽い小さな荷物では人物の重心の動き方が変わります。

腰や頭の位置、荷物との密着度など重みが伝わる絵の描き方レクチャーは、サブとは思えない密度の講座でした!

バトルものでは重い武器が描かれていることが多いですよね。

こちらのノウハウもマンガやイラストでばっちり活かせます!

▲学生の眼差しは真剣そのもの

技術をドンドン吸収して理想のマンガに活かしてくださいね!

受賞・デビュー報告などなどみなさんの活躍が今から本当に楽しみです!

 

 

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