マンガコース

【3年生・授業風景】アシスタント演習

みなさんこんにちは!

 

今回は「アシスタント演習」の授業についてレポートしていきます!

 

3年生から履修することができるアシスタント演習の授業は、その名の通りマンガ家のアシスタントとしての力を付けるための授業。

主に背景の作画を実践で使えるレベルにしていくのが授業の目標です。

 

マンガの授業はほとんどが対面授業ですが、作画作業のデジタル化や在宅勤務という時代の波もあり

現在アシスタントの仕事はほとんどリモートワークになっています。

こういった実際の仕事環境に近づけるため アシスタント演習の授業はオンラインで実施し、「CLIP STUDIO」というPCソフトを使って作画作業をしていきます。

 

まずは課題の説明。今回はA面から見た写真とB面から見た2枚の写真を参考に、学校の校舎を指定された角度から見たように作画をしていきます。

 

課題の説明が終わったあとは、それぞれの個人作業。

順番にブレイクアウトルームと呼ばれるzoom上の個室に入り、授業担当の松下先生 もしくはLA(授業補助の先輩)とマンツーマンでアドバイスを受けたり質問をする時間が設けられています。

 

今回は、LAを担当している卒業生の村山栞さんのブレイクアウトルームにお邪魔してきました。

村山さんは読切作品が「りぼん」の増刊号に掲載されていたりしているだけでなく、プロのマンガ家の元でアシスタントとしても働いています。

 

作画中の学生を順番にブレイクアウトルームに呼び出しして、作画作業でどのような不安や疑問があるか確認・それについてアドバイスをします。

 

まずは、本作画前のラフを描いていた学生。

資料写真のまま描こうとするとどうしても違和感が出てしまう…という悩みがあったようです。

 

こちらはパース定規というツールの使い方について。

1年生の授業で学んだ透視図法は、もちろんデジタルでも生かすことができますが

ちょっと特殊なツールなだけに 使い方に苦戦する学生も多いようです。

 

他にも、建物全体のバランスを見て 赤ペンを入れてもらったり

 

こちらはトーンの塗り残しを指摘してもらっていました。

CLIP STUDIOは機能がとても多く、常にアップデートされていくので

「こんなツールがあったのか!」と授業を通して初めて知る学生も多いようです。

 

授業は基本的に2週間で1セットになっていて、

1週目は課題の説明と作画、2週目の前半は作画の仕上げをして、後半は講評会を行います。

少しずつ課題の難易度を上げながら作画と講評会を繰り返し

作画の上達だけでなく、時間内に仕上げる力を身に付けます。

 

講評会では、それぞれ作画で苦戦したところや前回の課題から成長できたところを、課題作品と共に発表します。

デジタルで描いたものを画面共有ですぐにお互い確認できるのも、オンライン授業のメリットですね。

プレゼンのあとは先生からアドバイスをもらって、今回の課題は終了!

次週からは少し難易度が上がった課題に取り組んでいきます。

 

この授業を通してアシスタントとしての技術が身についただけでなく、自分の作品自体のクオリティが上がったという学生も多いのではないでしょうか。

 

8月末には、この授業の集大成として 夏期集中授業(こちらは対面!)でひたすら背景を描いていきます。

引き続き頑張っていきましょう!

 

 

《他の授業紹介はこちらから》

1年生-マンガ制作    「マンガの作り方」

1年生-表現技法基礎   「服のシワの描き方」

1年生-アナログマンガ技法「2点透視図法」

1年生-デザイン基礎   「コミックカバー制作」

▶2年生-同人マンガ制作  「製本作業風景」

 

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