写真・映像コース

【写真・映像コース】1年生はじめての合評

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こんにちは、写真・映像コースです。

先日6/5(日)の体験入学OCでも行った「まねぶ」ですが、1年生の授業ではさらに掘り下げて「まねぶ」を実践します。

(6/5OCの「まねぶ」の様子はこちらから

今回は、入学して初めての合評の様子をレポートとします。

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「まねぶ」の課題では、先行する写真作家の作品を真似る行為を通して、作家のテーマやコンセプトや方法論を自らのものとして引き受けることにより、作品制作の基本的な態度や方法論を学びます。

まずは、作家のリサーチです。

作家の使用していたカメラやフィルム、技法など技術的な部分のリサーチは勿論の事、作家の略歴やその時代背景、交友関係等を通して、作品のテーマやについて掘り下げて行き作品への理解を深めます。

また個人制作では、リサーチした作家のコンセプトや方法論を用いて、実際に撮影してみます。

今回はいくつか学生の作品をご紹介し、合評の様子をレポートします!

参考作品も是非チェックしてみてくださいね。

 

参考作品:Jhon coplans

 

北島さん

参考作品のセルフポートレート作品を通して、自分の身体だけではなく様々な年齢の人では身体の見え方がどう変わるのかという疑問をもとに、自身の家族を撮影した作品。

いとこや祖母など様々な年齢の身体を写し出していて、それぞれの被写体の肌(皮膚)や身に着けている指輪などからその人の生きてきた記録を読み取ることができ面白いですね。

 

 

参考作品Brassai「夜のパリ」

 

岡田さん

ブラッサイの代表作の「夜のパリ」を参考に、写真の雰囲気や構図はそのままで京都の夜の町を写し出した作品。高層ビルの街並みや偶然に写ったように見える人物は、すべて計算して撮ったショットとのこと。とても自然な構図に見えますが、実は細かに演出されているというのが面白いですね。じっくり鑑賞すると、写し出されているのは確かに現代の夜の京都なのに、実際に目にする街並みとは違った雰囲気をまとっていて、不思議な感覚が引き起こされます。

 

 

 

机を囲んでの合評風景

 

入学してからはじめての合評で緊張もあったかと思いますが、きちんと自分の言葉で作品を説明している姿は印象的でした。

大河原先生から合評はじめに「合評中は厳しい言葉もあるかもしれませんが、パーソナルな話をしているのではなく、あくまで作品についての言葉として受け止めてください。作品について色々と意見をもらう機会は卒業したらほとんど無くなります。今、在学中に色々な人から感想をもらえる機会は本当に貴重なことなので、良いことも悪いことも自分の糧にしてください。」という言葉がきっと1年生の皆さんに響いていることかと思います。これからの彼らの作品が楽しみな1年生の合評風景でした!

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