映画学科

中編映画制作ゼミでBクラスを担当され、学生の中編映画制作をご指導された杉田協士先生の監督最新作『彼方のうた』が、第80回ヴェネツィア国際映画祭の並行部門で、今年20周年を迎えるベニス・デイズ（Giornate Degli Autori）部門への正式出品作品（コンペティション）に決定したというニュースが飛び込んできました！

杉田協士監督、おめでとうございます！！

杉田協士監督

杉田協士監督は2021年に、長編第三作目の長編映画『春原さんのうた』が、第32回マルセイユ国際映画祭においてグランプリ・俳優賞・観客賞の三冠を受賞しています。杉田監督の映画は、人のありようを見つめる映画の距離が、常に穏やかでありながら衝撃があります。それは映画の未来を想像する時に、こんな風に人をまなざすカメラや意識が、映画の可能性としてまだ残されているのだと、勇気づけられる気持ちになるからに他ありません。

今回がワールドプレミアとなる新作『彼方のうた』が、ベネツィア国際映画祭でどのような反応があるのか楽しみですし、杉田協士監督の新作を観られるのが今からとても楽しみです。

『彼方のうた』は、2024年に日本国内で公開予定だそうです。

映画ナタリー『杉田協士の新作「彼方のうた」ヴェネツィア映画祭に出品、小川あん・中村優子・眞島秀和が出演』

https://natalie.mu/eiga/news/534519