- 2025年7月7日
- ニュース
【告知】空Dの酒井先生が「京都の本」を出します!🌟
こんにちは。
空間演出デザイン学科です。
今回は、空間演出デザイン学科にて教鞭をとっておられます
酒井洋輔先生 編著された本が7月から発売されるということで、インタビューとともにご紹介します!
いつもこのブログを書いております、空間演出デザイン学科の副手のヒトミが
酒井先生にこの夏発売されます『OUR KYOTO -Where Locals Go–』ついてのインタビューをさせていただきました!
制作のきっかけ・大変だったことなどなど「制作秘話(?)」を知れる内容にもなっています!
それでは早速どうぞ!
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インタビューするひと:ヒトミ
インタビューされるひと:酒井せんせー
ヒトミ(※酒井先生が本を出すことをついさっき初めて知った)
——じゃあ早速。その本は一体なんの本ですか?
酒井せんせー
——(笑)
こちらは、「京都館」ていう京都市がやってるウェブサイト(京都館ウェブサイト|https://www.kyotokan.jp/)があるんですよ。で、ちょっと長くなりますけど話すと、
「京都館」ていうのは、本来、東京駅の前にあった”建物”のことで京都市が運営してて、京都をPRするための場所やったんですけど無くなって、(2018年に閉館)で、ウェブサイトだけになったんですね。
そのときに、あったはずの建物が無くなったので、ウェブ自体も全部リニューアルしたんですよ。
で、その中のコンテンツとしてリニューアルしたときに、芸能人とかそういう人を使うんじゃなくて
「京都に住んでいる人が京都のことを発信する」ようなウェブサイトに変えたんですね。
その中の、人気コンテンツとして「My Local Guide Kyoto」ってのがあります!
(※ヒトミが質問しないので酒井先生自ら)
それはどんなコンテンツなんですか?
ヒトミ・酒井せんせー
——(笑)
酒井せんせー
——えー、それは、京都に住んでいる人が「自分のほんとに行くお気に入りの場所」を10箇所くらい挙げて紹介するっていうやつで。
けっこう有名な方から、そうじゃなくてただの学生とかも、いろんな世代…いろんな…なんていうの?
大学の先生だったり、普通のメガネ屋で働いてる人であったり、イベントを作ってる人だったりの、いろんな領域の人たちにお話しをきいて
ただ紹介しているコンテンツが(元から)ありました。いまも、あります。
それが3年、4年やってけっこうな分量が溜まってきたと。なので「本にしよう!」と。
で、京都市としては外国人にもっとPRしたいんだと。観光客に。
「じゃあバイリンガルでつくろう!」っていうので、英訳のついた、そこに180箇所 京都のおすすめの場所が載った、、、本がでました!!!
ヒトミ
——お〜、出ました、ついに!(笑)
酒井せんせー
——まあ、まだ出てないんだけど、いまは。発売は7月10日(木)かな、たしか。
ヒトミ
——もうそろそろですね。酒井先生のおすすめの場所は、どこなんですか。
酒井せんせー
——もういきなりそんな話?!(笑)
俺のお気に入りの場所は、本で見てください(笑)
あるいは、ウェブサイトにも載ってます😏
ヒトミ
——それ(本の内容)ってサイトのみで集めたってことですか、インタビューもしながら集めたんですか。
酒井せんせー
——だからまず、「紹介してくれる人をこちらが選ぶ」とこから。
ヒトミ
——なるほど…で、学生さんも酒井先生が選んで…10箇所くらいお気に入りを教えてもらうと。
それでおもしろいものは見つかったんですか。
酒井せんせー
——見つかったみつかった。やっぱり学生とかから学ぶことはありませんが(笑)
自分よりも年上の人たちには、こんな店知らんなっていうところを教えてくれて。すごい楽しかったですよ。
楽しかったけど、すごく苦労もしましたよ。
うち(京都芸術大学)の学生は、いまの在学生もちょっと協力してくれたし、空デだと岡本由衣さん(現:空間デザインコース 4回生)とかは
銭湯の写真を20箇所くらい撮りに行ってくれたし、孫田さん(現:ファションデザインコース 2回生)は、マップがあるんですよ。
その本を買ってQRコード読み込んだら、載ってるお店”全部” が見れるマップを手に入れることができるんですよ。
ヒトミ
——すご ほしい。
酒井せんせー
——そのマップの情報の管理を孫田さんがやってくれました。
ヒトミ
——もとからあるアプリを駆使してやってるんじゃなくてですか。
酒井せんせー
——グーグルマップ。
ヒトミ
——それで全部ブックマークされたものが出てくるんですか。
酒井せんせー
——うん。そういう本がでました。
ヒトミ
——ほんとに京都に居る人たちに協力してもらってですね。
酒井せんせー
——ほんとほんと。
すごい大変だったんですけど出来ました。在学生は、さっきの人たちが関係していて、卒業生としては情デの卒業生のナガミネくんが写真を撮ってくれたり。
英訳は空Dのファッション卒業のケロズ(2010年 卒業生)がこだわりの…英訳…。もうめちゃめちゃこだわってくるから!大変やったんやから(笑)
▲ 酒井 洋輔 先生・・・空間演出デザイン学科 准教授 / 京都館編集チーム
ヒトミ
——英訳ってこだわれるんですか(無知)
酒井せんせー
——英訳ってのはセンスですよ。言葉をどう捉えて、どう単語選ぶかはセンスやし。
そういうのやってくれましたね。彼女(ケロズさん)はカナダに住んでたので。
ヒトミ
——酒井先生が言ってる風に訳されてるということですか。
酒井せんせー
——まあそうだね。あと、デザインは、僕が意見するところもあったけど全部作ってくれたのは、田上さん。(現在、空D 非常勤講師 田上 亜希乃先生)
まあそうやって、いろんな人が関わってくれてますね。
ヒトミ
——3年くらいはかかってるということですかね。
酒井せんせー
——えーっと、本だけは1年くらいかな。
けっこう田上さんは『いつまで続くんですか』って言ってた(笑)
だってさ、180箇所ってことは、180店舗を相手にしてるんで、店じゃない場所もあるけど。
そうするとその人たちは赤ペン(校正・添削・確認の)入れるわけよ。とか、『バイリンガルだったら載るのやめときます』とかさ。
ヒトミ
——え、そんなことあるんですか!!
酒井せんせー
——あるある。ほらやっぱり外国人に来られると、時間も取られたりすると困るって人もいるし…。
それで直前に載らなくなったりね。そういういろんなことが巻き起こるんですよ。
ヒトミ
——それは想像できてなかったです…。
酒井せんせー
——関係者が多すぎるからね。まあそんなこともありつつ、出来るんで。
京都の出版社 青幻舎さんから発売します!!
ヒトミ
——それでは最後に読者へのメッセージお聞きしたいです!
酒井せんせー
——あ、本は¥3,800もするんですよ。分厚くて。ちょっと高いけど高い本が家にあるって、悪くないと思うんで、本棚にあるとね。
だから勇気を出して買ってみてください。見た目も可愛いです。
以上、酒井先生でした。
ヒトミ
——ありがとうございました!(笑)
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と、いうわけで不慣れなインタビューではありましたが
とにかく、酒井先生が編集・著述された本が出ます!少しでも興味を持ってもらえましたでしょうか??
▲ 『OUR KYOTO -Where Locals Go-』 京都らしい高貴なパープルカラー
▲ この厚みいっぱいに京都の人が教えてくれた京都の面白い場所が掲載されています!!!!!
ぜひ!京都の本屋さんで見つけたら手に取って、なかもご覧いただければと思います!
京都館ウェブサイトと合わせてぜひご覧ください〜!
以上、副手のヒトミでした!!!
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