環境デザイン学科

パースとは?

こんにちは、環境デザイン学科です。

7月末に前期後半課題の講評会が行われました!

いつもは模型写真を中心にお届けしていますが、今回はちょっと視点を変えて、、、学生たちが制作した『パース(完成予想図)』をご紹介しようと思います🏠

パースとは💭

まだできていない建築を想像しやすくするための表現方法で、空間のスケール、光の入り方、素材の質感、動線の工夫など、設計のアイデアをひと目で伝えることができる大事なツールです💡CGで描いたものもあれば、手描きでじっくり描いたものも。表現方法によって伝わる空気感や温度感も変わってきます。

パースは、建築家やデザイナーが自分のアイデアを相手に届けるための、言葉以外の“もうひとつの言語”のような存在かと思います(^^)

今回は3年生課題の「出町柳の屋根」と「鴨川沿いのプライベートガーデン」のパースをご紹介します!

「出町柳の屋根」

出町柳駅とその周辺を一度リセットし、新たな駅と駅前のあり方を考える課題です。

動線に自然に沿う屋根システムを設計。出町柳駅の多方向からの人の流れに対応するため、柔軟な三角形ユニットを用い、変化に富んだ立体的な空間を提案。(K.Y)

自然に開かれた出町柳駅を手がかりに、葉脈の構造を屋根に応用したデザインを提案。(C.M)

「鴨川沿いのプライベートガーデン」

先斗町の景観や鴨川沿いの立地を活かした「商業施設」を提案。建築・庭園・景観を一体的に計画し、京都らしさ・先斗町らしさを感じられる空間を考える課題です。

西側のにぎやかな先斗町(パブリック)と、東側の鴨川(プライベート)を望む静かな高台という対照的な敷地特性を活かし、銭湯とカフェで両者を緩やかにつなぐ計画。建築とランドスケープの境界をなくし、人工的空間(先斗町)と自然(鴨川)が混ざり合う豊かな空間を提案。(O.T)

南北に走る先斗町通を繋ぎ、中継地点とされてきたこの地で、休憩し庭と自然に想いを馳せる中憩所を提案。(T.K)

 

それぞれの視点から描かれたパースは、空間の魅力だけでなく、その使い方や雰囲気を視覚的に伝え、見る人の想像をふくらませてくれます💭

こうして自分たちの提案をより豊かに表現できるのが、まさに『パース』というものです!

今後も学生の作品をもとに、建築用語や表現方法について紹介していきますので、ぜひまた覗きに来てください!

 

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